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髙月まつり 志野夏穂
える5
兄弟ものだが、血のつながりはなし。 華道家元の父親の親友の遺児である受の視点で進むが、やんちゃっぽく見える受が過去ひどく苦労していたことが淡々と語られると不憫でならなかった。攻は珍しく子持ちの子煩悩。今は亡き妻もきちんと愛した人で、ボーイズラブ小説には珍しいが好感が持てる。 そんな攻である兄からセクハラされていた弟は悩んでいたが、攻のラブのパワーはその受の悩みを吹き飛ばすほど強い(笑) しか…
髙月まつり 蔵王大志
題名からもわかるとおり、人外もの。攻がドラゴンで、人の姿は擬態らしい。そちらの世界で若様と呼ばれる攻とその従者が雷とともに日本にやってくる。落ちた場所は、受が住んでいる貧乏屋敷の荒れ放題の庭。 話は、花嫁を探しに来た攻が受けに一目惚れしてのどんちゃん騒ぎだが、山はあり谷もありでなかなかおもしろかった。 受には弟がいるのだが、2人のかけあい漫才の様な会話も楽しい。こちらは、攻の従者と接近中。 …
髙月まつり 湯島ショーヘイ
Maika
「君と緋色……」もそうなのですが、この人のシリアス路線は時にBLとかの範疇を超えています。 人間の本質というか、それも暗い部分をえぐり出し、そこに焦点をを当て徹底的にあぶりだす。 そんな感じがします。 私は好きなんですけど。 同じ作者でもコメディ路線は私にはNGなんですが、このドロドロ物は好んで読んでいます。 普通のBL物では物足りない人向き。
葡萄瓜
被虐嗜虐と言う関係以前に、一瞬にして 結ばれている主従関係もあります。 従者が主人に依存しているのか主人が 従者に依存しいるのか判らぬ程に深く 絡み合っている、そう言う関係。 甘い暗さを、存分にどうぞ。
高坂ミキ
名実ともに恋人同士だと認め合った二人はエディの故郷であるイギリスのグレイン伯爵領地に明の事を花嫁としてお披露目に行く事にします。 たどり着いたエディの故郷では皆が明の事を極上の血を持つ餌だと言い、エディの事を小さな小さな頃から好きだったライバルの少女には目の敵にされるし、エディの祖父にはキスまでされて…… 吸血鬼エディの故郷と言うともちろん皆吸血鬼(元人間も居るけど)なので、エディにと…
ブラッドベリーは吸血鬼達の主食とも言えるべき果実、これがあれば人間の血を啜らなくても生きていけるのですが、この果実はグレイン家の領地でしか育たないと言われていた不思議な果実でもありました、ダメ元で桜荘の庭にブラッドベリーの種を植える明。 そんな二人の相手を思い合う気持ちがある影響したのか、明は人間でありながらブラッドベリーの奇跡を起します、グレイン家の領地でしか育たないといわれていたその種子を発…
やっと恋人同士だと認め合った二人、エディの仕掛ける何となく変態チックプレイにも慣れ始めた明に今度はエディの一族であるジョゼフと言う男が近づいてきて薔薇の花を手渡していった。 「求愛の証」だと怒るエディと、恋人だと言いつつ所有物(?)の証である首への噛み癖も付けてくれないエディに少しづつ不信感を募らせる明。 そんな折エディに美人の婚約者が居る事まで発覚し、とうとう明は別居宣言まで出す始末…