高橋悠さんのレビュー一覧

凍る月~紅の契り~ 小説

夜光花  高橋悠 

読み返して、その後は怒涛の一気読み

『凍る月シリーズ』の第二巻です。
一冊目を最初読んだ時、さほどハマり度は強くなかったのです。
しかし、あらためて二冊目のこの作品を読む前に最初から読み返したら、やっぱり面白かった!凍る月シリーズ。


受けは前作同様、獣人の餌として生まれながら二十歳までまったくそのことを知らされず家族に守られて育った光陽。

攻めは獣人であることに嫌悪しており、光陽を餌としてではなく人として愛する資…

2

花の残像 小説

夜光花  高橋悠 

切ない

凍る月シリーズの合間に刊行された、須王と巴のお話になります。
本編の凍る月を読んでいなくても一応読めるとは思いますが、読めるのであれば凍る月も読んでおくとストーリーがよりわかるかと思います。
夜光先生の作品の中でも、評価が高いようなので読んでみました。
まだ続きを読んでいないのではっきりとは判断できませんが、自分には切なすぎて読んでるうちにつらくなり、ラストはちょっと次巻も読めるかなぁと思う…

1

凍る月~漆黒の情人~ 小説

夜光花  高橋悠 

まだ序章?

先にスピンオフ先の『花の〜』を読んでいます。
同じ、獣人と餌というカップルですが、甘さが全然違いました。
わたしは『花の〜』の方が甘々カップルで好きです。


受けは餌の光陽。
自分が何者か知らず、祖父の言いつけ通りほとんど家の中だけで暮らしてきました。

攻めは獣人で美術鑑定家の梁井。
冷酷で、餌である光陽を手に入れようとしています。


「二十歳になったら自由にしていい…

2

花の慟哭 小説

夜光花  高橋悠 

痛さも他より少なく甘めです

前作『花の残像』で陥れられた巴のその後からスタートです。
完全に続きのお話なので、前作も読まれることをおすすめします。

カップルは引き続き獣人の須王×餌の巴。

巴は行方不明の間にドえらい目にあっていたわけですが、この辺りはもう少し掘り下げて欲しかったなあと思いました。
もちろん書かれていただけでも悲惨なのですが、もう少し描かれていたならば、もっと巴への同情が湧いたかと。
巴は『自…

2

君の秘密 小説

谷崎泉  高橋悠 

巨漢の乙女に萌えました(笑)

主役は過去にこだわりを持っている元刑事と危なっかしい刑事とのラブなのですが、
元刑事の伊吹がマネージャー成り行きでしている相手のエコノミストで女装キャラで
人気だと言う毒舌キャラのタケコがとってもいい味だしていて、
別に主役キャラを食ってしまう感じはないのですが、巨漢の乙女キャラが素敵です。

ちょっと某女装タレントでコラムニストの○ツコさんをリアルに彷彿とさせる内容で
個人的に好感を…

5

君の秘密 小説

谷崎泉  高橋悠 

リアリティのある奇天烈さ

この作品の影の主役は
女装家タレントのタケコさんで間違いないでしょう!

高橋悠さんによる挿絵は必見かと。
デフォルメされまくったキャラデザがイカしてます。
(タケコと、姉の光代が並んだシーンなど
 まるでハンプティ・ダンプティのような…w)

真面目で不器用なメイン二人の恋愛は、
事件を追う流れでじっくりゆっくり進展。
ともすれば地味なストーリーですが、
タケコさんのコミカ…

4

君の秘密 小説

谷崎泉  高橋悠 

それはまるでマ○コのような♪

人気の女装家タレント(実はエコノミスト)のマネージャーをしている元刑事の伊吹と、タレントのファンだと接近してきた実はさる事件の容疑者を追っている刑事の組み合わせのお話なのだが、この物語を影でぐいぐいと引っ張って言っているのは実はその女装タレントのタケコさん!!
滅茶インパクトあるんですが、高橋悠さんのイラストもキョーレツですよ(爆)
読んでいて、あのマ○コがしゃべってるんじゃないか!?って脳内…

6

花の残像 小説

夜光花  高橋悠 

白馬の王子様ならぬ…

夜光さん、大好きです。
ただ、作風的に痛い部分があるので、元気な時に読む作家さんです。

今作は『凍る月』シリーズのスピンオフです。
が、わたしは獣系はあまりピンときていなかったので未読です。
こちらは攻めがわたし好みの王子様だったために読んだのですが、本編の方は読んでいなくてもあまり問題ありませんでしたよ。
ただ、世界観を本当に理解するには、本編も読んだ方が良いのでしょうね。

3

愛なら売るほど 小説

榎田尤利  高橋悠 

丸々1冊で読んでみたかった短編が二つ

『愛なら売るほど』
受けが可愛いのはもちろんなんですけど何だか攻めも可愛く、同級生
萌えしてました。最初は若干攻めの印象が悪かったんですが、話が
進むにつれていい奴に思えたので良かったです。そして途中飴屋が
藤野と橘の仲を誤解してしまうんですけど、その時の飴屋と藤野の
会話が、某お笑いコンビのようにかみ合ってないのにかみ合ってて
思わず笑ってしまったwww嫉妬する飴屋可愛いwww

2

愛なら売るほど 小説

榎田尤利  高橋悠 

面白い…とは思うのですが

『きみがいなけりゃ息もできない』が面白かったので、そのままマンガ家シリーズを読みました。

受けの泉は人気マンガ『愛売る』の作者。
マンガは派手だけれど本人はいたって地味。
長らく攻めに片想い。

攻めの飴屋は泉とは真逆。
学生時代から人気があって、女子にもモテモテです。
性格もキツめで、自分に自信満々のていです。

このふたりが高校の同窓会で、10年振りに再会するのがきっかけ…

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