高橋悠さんのレビュー一覧

抱きしめたい 小説

榊花月  高橋悠 

シリーズ1冊目にして…

大変失礼な事を申し上げますが買い揃えてから何年もの月日が……。
すみません、シリーズものってちょっとやっぱり読み始めるのが読み切りに比べるとどうしても遅くなってしまうというか…はい、言い訳です。
寒くなると小説もやっぱりいいなと思って(どんな理由だ)
ようやく読ませていただきました。

高校生からの付き合いで7年とかめちゃくちゃ長い!
なんだかんだでラブい二人なんだと安心して読めていま…

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愛なら売るほど 小説

榎田尤利  高橋悠 

本編面白かったけど、橘と史織の方が気になった!

漫画家シリーズ、なんか抜けてる……と思ったら、
これだけレビュー書き忘れてた!
どうもこのお話しは、
作中の『愛なら売るほど』の漫画のインパクトが強すぎて、
藤野のイメージが薄い。
そして飴屋も最初、ばりばりのノンケなので、
気持ちが藤野ラブになっていくまでにじりじりしてしまう。

でも、藤野はやっぱり可愛いし、
勘違いで突っ走る飴屋も可愛いし、
結局は王道路線ですっきり納まっ…

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香港貴族に愛されて(文庫化) 小説

遠野春日  高橋悠 

もうひと押し欲しかった

いわゆる再会モノです。
真己(受)がメインですが、アレックス(攻)からも語られます。
そのため、互いに別れを選ぶことになる心情は分かりやすいのですが、二人とも弱腰です。

大学時代も、再会してからも、アレックスの婚約者であるカリーナの策略で誤解を生じることになるのですが、真己はともかくアレックスはもう少し押しが強くできなかったのかと疑問でした。大学時代の別れを後悔しているのなら、再会してか…

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凍る月~瑠璃色の夜明け~ 小説

夜光花  高橋悠 

まとまった!

シリーズ、まとまりました。
読み始めてしまったら一気の電子版。別の巻のレビューでも触れましたが、最初は”読み放題対象だから”と気軽に手を出したのに、途中の対象外の数冊は別途購入して読破しました。

最後の方の風呂敷のたたみ方は、正直駆け足だな…と感じるところもありましたが、バトルではなくLOVEがメインの「BL」の落とし所としてはそんな感じになるのでしょうね。

シリーズ通して、「危機感…

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凍る月 ~七色の攻防~ 小説

夜光花  高橋悠 

拡がった(風呂敷が)

話もいよいよ佳境感が随所から溢れてきます。このシリーズ、スピンオフも本編と分けずに素直に数える方が絶対にいい。スピンオフといっても「番外編」というわけではなく、視点を変えて大筋のストーリーが進む…というつくりですので。

さて、キャラクターも出揃って、対「組織」(作者様も書いてらっしゃいましたが、結局組織の名前は分からないまま…)との闘いかと思いきや、むしろ政府? 国? との闘いに? いったい…

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銀月夜 小説

夜光花  高橋悠 

スピンオフと言っても、やはり本編と併せてこそかな。

本編に出てきた潜伏系はぐれ者獣人の銀のお話。(余談ですが、銀と聞くと脳内に蒲田行進曲のテーマが鳴り響いて止めるのに苦労する…)

ストーリーは少年漫画仕立てだよな、とは思っていたのですが、今回ホント少年漫画でした。あれですよ。紆余曲折の末、仲間が揃って大ボスを倒しに向かうぞ!おー!…という。

まぁ、BLですからそこにLOVEが絡んでくるのですが、絆されつつも素直に認められない銀の様子はグ…

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花の慟哭 小説

夜光花  高橋悠 

これ以上彼らにつらいことが起きなければいいな、と祈りたくなります。

「凍る月」のスピンオフの2作目。「花の残像」が気になる所で終わっているので、即続けて読みました。

主人公の巴は、まさに生き地獄といった状況に落とされていて、そのへんの描写はもう悲惨でたまりません。組織を中心とした人間関係(人間というか、主に獣人や餌ですが)は実に複雑で、起きる事件のひとつひとつが誰のどういう思惑から起きているのかが複雑に絡み合っていて飽きずにどんどん読み進めてしまいます。

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花の残像 小説

夜光花  高橋悠 

良いスピンオフ

単独でも読めるスピンオフ作品とはいえ、やはり本編の「凍る月」も併せて読む方がより楽しめると思います。

辛くて切ない描写も多いのですが、例えるならお姫様の童話のような側面もあり、とことん辛い境遇の主人公を救い出すのは完璧な王子様…というパターンにキュンとすることの出来るお話です。
主人公カップルが一番幸せな頃のエピソードは、直接的な行為の描写以上にちょっとした触れ合いのようすに心を動かされま…

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凍る月~灰色の衝動~ 小説

夜光花  高橋悠 

シリーズが盛り上がっている感じ!

シリーズ第3作の「灰色の衝動」。思えば、Kindleの読み放題対象だったから読み始めたシリーズだったのに、気づけば、続きが気になって対象外のものは別に購入して読んでしまってます。(※シリーズ・スピンオフの内数冊が対象外なんです ※2017/5現在)

謎の多い敵の登場など登場キャラも増え、"シリーズ絶好調"という感じが伝わってくるのが良いです。リアルタイムで追っかけてた読者…

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凍る月~紅の契り~ 小説

夜光花  高橋悠 

やはり少年漫画的な展開です

やっぱり展開は少年漫画だなぁ…と思うシリーズ第2作目。
優しく接してくれていた幼馴染が敵となって現れたり、強い敵キャラが出て来たり、組織と戦ったり!…濃厚な男同士のエロシーンがあるから、そのまま少年漫画には出来ませんけどね(笑)

それにしても主人公の光陽くんは、世間知らずの箱入り息子とはいえ、危機感無さすぎ。いい子なんだけど、梁井さんが過保護になるのも仕方ないですね。こんな子に惚れちゃった…

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