高橋悠さんのレビュー一覧

花の慟哭 小説

夜光花  高橋悠 

盲目の愛は自滅を望んだ

「凍る月」シリーズに登場した獣人グループリーダー須王と、巴のお話「花の残像」の続きになります。
「花の残像」では須王を盲目的に敬愛するヨハンに陥れられて、巴が姿を消すところで終わっておりましたので、その待望の続きです。

巴が行方不明になってから二年の月日が経ったところから始まります。
実は巴は謀略した主のヨハンが知らないところで、記憶を失って酷い扱いをうけていたのです。
後書きで、作者…

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吾妻&伊万里 オール・スマイル 小説

榎田尤利  高橋悠 

俺は守られるだけの存在じゃない

つきあい始めてそろそろ三年、そんな二人にやってきた最大の危機?!
元々自分と伊万里の能力の差にわずかなコンプレックスを抱えていた吾妻。
そんな時に降ってわいた伊万里のヘッドハンティングの話に、吾妻を追いかける謎のストーカー。
それを知った伊万里は必要以上に吾妻を守ろうとして……
俺も男だ。守られたいわけじゃない。
たったそれだけのことが上手く伝わらず、ついには伊万里に別れを告げられてしま…

1

吾妻&伊万里 レイニー・シーズン 小説

榎田尤利  高橋悠 

王道すれ違い編

伊万里とつきあい初めて半年がたった吾妻。
会社では後輩ができて、すべては順調……とは言い難かった。
伊万里の昔の恋人はあらわれるは、素直なはずの後輩の態度はなんだかおかしい?
すれ違いの毎日の中で次第においこまれていく吾妻だったが……

吾妻&伊万里、第二巻は王道すれ違い編です。
昔の恋人とか、一見はまともだけどその実とっても困った後輩くんとか。
なんかこの上手くいかない感じがすごく…

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ソリッド・ラヴ 小説

榎田尤利  高橋悠 

アヅマリシリーズ第一巻

吾妻太陽は元気とまっすぐさが取り柄の新入社員だ。
パソコンが苦手な吾妻になにかと世話を焼いてくれたのが同期の伊万里。
見た目よし学歴ありそのうえ仕事も有能なパーフェクト男の伊万里に吾妻はなぜだか告白されてしまった。
「選択肢はみっつある。逃げるか、受け入れるか、試してみるか」
しかし気づけばそれが嫌ではない自分がいて……

まっすぐで一生懸命な主人公の吾妻とクールで秀才な伊万里。
二…

0

凍る月~紅の契り~ 小説

夜光花  高橋悠 

危機感持て受けw

今回は亨と黒澤が話に関わってきます。
亨は獣人に覚醒してしまい、そのせいで性格も変わってしまったり組織とも関係をもってしまって。
この組織も謎でしたね~
まだ組織についてはわからないことがありますが。
でも亨が光陽と再会できたのはよかった!
あともう一つわからないのが黒澤という男w敵かと思えば梁井の家に住まわせてくれって!
黒澤は悪い人には見えませんでしたね~なんかしゃべり方とか古泉み…

3

愛なら売るほど 小説

榎田尤利  高橋悠 

真実の愛はここにある

この前のマンガ家シリーズがおもしろかったので、これも読んでみました~。前作で名前だけ出てきた立花キャンディ先生の恋。真実の愛を求めて彷徨うOLを描いたマンガ『愛なら売るほど』、略して『愛売る』。流行語大賞とか社会現象とか大袈裟で笑えるんだけど、それを描いてるマンガ家はあまりにも地味で控え目で気が弱くて、こんな子が本当にうまくいくの?と心配してしまいました。高校時代のたった一度の会話とさほど意味なく…

3

HOT FASCIO 小説

五百香ノエル  高橋悠 

10年愛

ずるくて小心者で保身に弱い受けがたまらなく魅力的に思える話で、業界物です。
誘い受けが好きな方には、特にお勧めです。
業界の様子がしっかりと書かれているので、業界物好きな私は満足しました。
受けが他の男の愛人をしている、攻めが他の男と関係を持つ等があるので、苦手な方はご注意。

アイドルから俳優へ・麻生顕一(18~28)一途攻め×萬代の愛人兼俳優・砥上炯亮(24~34)誘い受け
ただの…

2

愛なら売るほど 小説

榎田尤利  高橋悠 

ものを創るひとたち

「私は真実の愛を求める彷徨人(デラシネ)、姫女苑麗奈!」
作中作のやたらスケールのでかいマンガ、愛売るが読んでみたくてしかたないです。
この作品と不器用な二人の対比がなんか好きでした。

勘違いから始まる恋。
元々は主人公が飴屋を好きだったんだけど、途中から色々と勘違いした飴屋が自分の気持ちに気づくまでが楽しい。
担当編集者の橘さん、わかってやってんのか結構きわどいことを言ってくれます…

2

愛なら売るほど 小説

榎田尤利  高橋悠 

泉くん、かわいいよ、泉くん。

漫画家シリーズです。

最初に言います。受けの泉くんがとっても可愛い。
十年も片思いして、好きな相手の名前をもじってペンネームにしてしまう一途さ。しかもキャンディ先生って、可愛いすぎる・・・

同窓会での再会から、さらに偶然を経てだんだんと親しくなって二人。
大人しくてほっとけないオーラ満載の泉くんに無意識にハマっていく飴屋がツボでした。
泉くんの担当編集者のことを、危ないヤクザの恋…

4

花の残像 小説

夜光花  高橋悠 

リンク作は嬉しいんですが

『凍る月シリーズ』のリンク作。3作目に出てきた須王がメインのお話です。

実は、シリーズを全部読んでいなくて、須王といわれても全くわからなかったんですが、わからなくても読めました。
健気受けがストライクな私は、巴は非常に好みでしたし。
須王の行動も、「言わなくてもわかれ」とか言う攻めさまと違い、わかりやすく行動で示してくれたしね。
すごくいいカップル誕生で、でも、こんな早く甘くなっちゃっ…

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