いとう由貴さんのレビュー一覧

天使と野獣 小説

いとう由貴  六芦かえで 

いとうさんの作品にしては

ちょっと肩すかしです。
あまりに普通すぎて。
どうもいとうさんのお話というとティッシュで鼻をかみながら……みたいなものが多いのでその点で言えば普通でした。
普通というとお家騒動で跡継ぎ捜し→身近にいたと言う流れは先が読めすぎてどうもなぁという感じでしたが主役の二人は好感度もよく、そう言う点では不快感のない作品でした。
ただ普通すぎて私には物足りないという……いつもの受けが泣いているような不…

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天使と野獣 小説

いとう由貴  六芦かえで 

いとうさんのお話にしては

いとうさんと言えば、切なかったり、受けが酷い目にあったりすることが多いと思うんですが、このお話に関しては、そういうテイストは全くありません。
逆に軽い感じで進むので、ちょっとびっくり。

ピアノ留学している一穂は、休暇を移用して一人旅行中、雷に驚き倒れ、もうすぐ伯爵家を継ぐというオレグに助けられ、滞在させてもらうことになります。
でも、本当に助けたのはオレグの屋敷に来ていたラファイール公爵…

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たとえこの恋が罪であっても 小説

いとう由貴  門地かおり 

泣ける健気受け

恋愛に奔放な母は、子育てにも無関心。母の離婚後、療養所に預けられ、家族の愛も知らず育った瑞樹。母が亡くなったあと、イギリス人の実の父に引き取られるんですが、ここにも瑞樹の居場所はなく。父の再婚相手の連れ子・アルフレッドは、まだ弟として扱ってくれますが、別の兄・エドワードの策略にかかったせいでアレフレッドにまで冷たくされ悲観し……。

引き取ってもらったことだけでも感謝なわけですよ、瑞樹にとって…

7

緋色の雪 小説

いとう由貴  緒田涼歌 

緋色の雪

レトロな時代背景と、借金、そして主役は儚げな美貌。

1

月に濡れる蜜約 小説

いとう由貴  杉原チャコ 

健気受け嫌いじゃないんだけどな~

いとう由貴さんの作品はあまり沢山読んだ事が無いのでいまひとつ傾向がわからないのだけど、一旦受けを手懐けておいて突き放して結局またくっつく・・・と言う話が多い気がするのだけど、たまたまそういう話に当たっているだけなのかな?

日本の普通の家庭で13歳まで暮らしていた日倉朋之と言う少年が、ある日突然あなたは香港の由緒ある家の産まれで病院で取り違え、日倉家で日本人として育てられたと日倉家を訪れた男に…

4

恋の誘惑、愛の蜜 小説

いとう由貴  緒田涼歌 

一途な受け

いつもにも増してドキドキ感がありましたねぇ。好きなのに好きと言えない、そして、愛するという事を知らずにいたため、大事な人をずっと傷つけていて、そのツケが回ってきたり。
あ~このハラハラ感がたまりません。

好きな相手の付き合いを、ほぼ把握していると言うことって、幸せなんだか不幸なんだか、考えさせれちゃったなぁ。
相手の好みがわかっているからこそ、そういう付き合いしかできないという淋しさとか…

3

恋の誘惑、愛の蜜 小説

いとう由貴  緒田涼歌 

攻がかわいそう

ずっと親友だった相手とひょんなことからカラダの関係ができて、長年近しい人間だったから2人のなかがよけいに縺れる、なんて話しは大好物でワクワクで読んだ。
親友だった攻をずっと好きだった受は、女性を取っ替え引っ替えしていた時代もずっと側で見ていたから、どんなタイプが攻に嫌われるか知っていた。
だから偶然に始まった2人の関係をすこしでも長びかせたくて、攻に嫌われないタイプの恋人を演じる。
エロ後に…

2

愛の言葉を囁いて 小説

いとう由貴  東野海 

類似品という気が……

『束縛は甘い罠』の改訂版だそうです。
読んだかどうか記憶になかったので読んでみました。
う~ん、たぶん読んでないと思うけど、頭の中は何百冊のBLで溢れているので、おそらく忘れたも多い^^;
しかも何パターンかのテンプレ&タイトルも非常に似ているので間違うこと多数。

このお話はまさにBLファンタジーの極地か?
これは人さらいか?監禁……etcとおきまりBL満載です(笑)

いとうさ…

3

そして、裏切りの夜が始まる 小説

いとう由貴  佐々木久美子 

どんどん深みに嵌って行き・・・

事故で意識不明のまま眠り続ける父親違いの弟のために、弟の実の父親である資産家の男の家に、弟と顔が似ていることを利用してもぐりこんだまでは良かったけれども、そこに悪い大人がいて結局は嘘がばれてしまい、嘘をばらされたくなかったら俺の言うとおりにしろ・・・・と脅され大人の良い様にもてあそばれてしまう健気な高校生

BL陵辱モノの王道と言えば王道パターンですね(笑)

嘘が嘘を呼んでどんどん深みに…

4

砂漠に舞う蝶 小説

いとう由貴  せら 

砂漠ものが得意でなくとも……

作者の砂漠モノは数冊あるようですが、このお話は「砂漠に咲く花」と言うお話の続編に当たります。
ですが主人公は入れ替わり、前作で当て馬になってしまった、いい人王子のその後です。

振られてから五年後のお話で、その間に王子は少々やさぐれてひねてしまいました(笑)
よくありがちな諦めきれない、ってやつですね。
でもって今回の受けを捕まえて、ひたすら身代わり。
それと知らない受けは、一目惚れだ…

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