いとう由貴さんのレビュー一覧

たとえ背徳の罠に堕ちても 小説

いとう由貴  門地かおり 

BL版昼ドラ的物語3作目

「たとえ~」シリーズ3作目の新装文庫版の主人公はフィッツウォルター家三男のエドワードが主人公。
旧版に新たな書下ろしが1本ついていますが、本編中がずっとエロエロ展開だっただけに、ちょっとは違う風味でラブ甘を見せてくれるかと思ったら、やっぱりエロエロだった。エロ担当カプです。(笑)
この作品、1~3作目まで多少波はあるものの(1作目の超痛いが一番好き)、舞台がイギリスで、身分があり、パブリックス…

2

たとえ背徳の罠に堕ちても 小説

いとう由貴  門地かおり 

設定の割に、背徳感が薄い?

『たとえ~ても』シリーズ第三巻(新装版描き下ろしあり)。

英国パブリックスクールが舞台となれば、個人的にもう少し厳格な雰囲気がほしいのですが(某映画のイメージが強いもので…)、同性愛の禁忌とか階級差とか、そのへんがあまり障害にならないところに物足りなさを感じました。校内のあちこちで致すシーンの数々は、人目を盗んでいるとはいえ危機感なさすぎじゃ…?ともw
二人のすれ違いという障害の他に、もっ…

2

キスと野獣 小説

いとう由貴  緒田涼歌 

上滑りしたかな

花嫁ものということで、躊躇したものの、
モフモフ好きとしては、買わずにはいられなかった1冊。
楽しめる要素は色々あったのですが、
文字が上滑りしたように感じてしまい、全くストーリーに
入り込むことができませんでした。

俊明は、家族を守るため、狼の花嫁になることになる。
いわば生贄のように差し出され、
俊明は、狼、マルコムが自分のことを大切にいてくれることに
違和感を覚えていたの…

0

キスと野獣 小説

いとう由貴  緒田涼歌 

花嫁になる!俺が

しまった!ショコラのいとう作品はアラブっぽいのとか花嫁みたいのが多いんだった!
うっかりして、モフモフにつられてしまった自分です。
獣姦はありましたがコブはありませんでした(←そこか!?)
あと獣だとバックが普通ですが、バック挿入したまま前足を前に回して乳首を肉珠で!?
前足を折ってるのかな?とすると受けは上半身をベッドにすりつけた下半身揚げ状態よね?とか、変なところがきにかかる。
唯一…

3

キスと野獣 小説

いとう由貴  緒田涼歌 

童話みたいです

童話のかえるの王さまや美女と野獣をどこか彷彿とさせるようなストーリーで
プラス狼が主役で獣姦まで入っているファンタジー。
狼が出るのだからモフモフを多少は期待したけれど、そちらの萌えは無かったなぁ。
400年前に己の傲慢さが招いた自業自得の攻め様の呪い、童話を好んでいた時代が
ある人なら読み進めると何となく先が読めてしまう展開。

内容は、飛行機事故で今にもこと切れようとしていた少年の…

3

キスと野獣 小説

いとう由貴  緒田涼歌 

つーか、少年と野獣

ネタバレ少々ありです。
狼かぁ…いいじゃん。もふもふか…ニヤリ…いいじゃん。
と、書店にてお買い上げ。
もふもふ好きなので期待しすぎてしまいましたorz。

主人公の俊明のパパは幼いころ狼に命を助けられます。
助ける条件は将来自分の子供を花嫁として差し出すこと。
意識朦朧のパパは「うん」っていっちゃう。
時は過ぎ主人公と妹二人が生まれます。
すると狙ったかのように狼のお使者が花嫁…

8

淫花~背徳の花嫁~ 小説

いとう由貴  Ciel 

エロエロ重視なのねぇ

この作品を読んで思ったのが、b-BOYアンソロジーのエロとじ 2に収録されていた
同作者の「秘教の女神は蜜にまみれて」でしたね。
思わず持ってる本を出してマジマジ見ちゃいました(笑)そして作品の扉言葉が
「異国の秘儀に捧げられた無垢な体は、マハラジャ達に愛欲を仕込まれて・・・」で
3Pもので似たような設定、違いはインチキ宗教なのか迷いどころの教祖様がいて、
その信者だと言う、それぞれイケ…

5

淫花~背徳の花嫁~ 小説

いとう由貴  Ciel 

変身?

作者さんの痛い設定がすきで、選んでは挑戦してるのですがこれは…トンチキ!?
いや、裏書き見てたんで賭けだったのですがね~
まず以前も触れたが自分的にインド人が身近すぎてどうしてもイラストのような格好良い男性が想像できなくてアウト!
エロ重視なんで肝心の本筋はトンチキご都合なのでストーリーや設定につっこんでアウト!
ですがその結末は自分的にアマアマというよりニヤリとするようなものが潜んでいる…

5

たとえ禁じられた恋であっても 小説

いとう由貴  門地かおり 

苛められっこ続編・・・

御可哀想なミズキちゃんが出てくる2作目、前作は中立だったのですが、
今回は前作程憂鬱な気分にはならなかったですね。
それはミズキにも守ってくれる相手が出来たと言う事がありますが、前作でミズキを
苛め罠を仕掛けた同室の同級生と和解するような雰囲気もあったからかも知れない。
それでも、この同室コンビ、ホントに苛められるタイプなのですよ、悲しいかな。

そして、今作に新たに登場するのがミズキ…

4

たとえ禁じられた恋であっても 小説

いとう由貴  門地かおり 

苛めっ子と苛められっ子

一昔前の少女漫画を地で行く、不幸オンパレードな男子が主人公だったシリーズの2冊目新装版。
旧版との違いは、瑞樹が来る前の苛られっ子転じて苛めっ子、そして瑞樹と同室でちょっと拗ねてるアレクのツンデレ全開の短編【アレクの主張】があるところです。
前作、唯一の身寄りの母親が亡くなった事で実の父であるフィッツウォルター伯爵に引き取られる事になった瑞樹が、淫蕩な母親の評判を背負い、義兄のエドワードのイヤ…

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