いとう由貴さんのレビュー一覧

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コミック32作品、小説10作品!

2013年11月に開催されましたアニメイトガールズフェスティバルAGF2013でのリブレ限定本です。豪華なメンバーによる商業作品の番外編42作品です!今となってはコミックに収録されている話もありますが、やっぱり贅沢な1冊だと思います。

小説&コミック
木原音瀬「期限切れの初恋」番外編ショート
糸井のぞ「期限切れの初恋」より「人でなしの恋 その後」(原作:木原音瀬)
この作品は内容がリン…

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いつか恋に落ちる君へ 小説

いとう由貴  高崎ぼすこ 

綺麗に見えて痛々しい

綺麗な表紙とタイトルからせつない系かと思うんですが、かなり主人公が追い詰められていく痛々しいストーリーでした。

いとう由貴さんの本って、これ以外にも受けがかなり酷い目に合う作品を読んだことが何度かありますが、これはその中でも重めです。ほとんど病むくらい精神的に追い詰められていきます。
自分はというとそういうのは割と好きで、もちろん最後はハッピーになるからだけど、この作品は好みでした。

2

欲しがりな悪魔 小説

いとう由貴  緒田涼歌 

悪魔は出てきません

本物の悪魔の話かと思ったら、ただのお坊っちゃま攻めでした。
突っ込みどころが多くて、いまいち萌えず。。
ずっと受けのこと好きだったわけじゃなくて利用したと言っておきながら、それなら最初からあんなに執拗に求愛しないだろうって思ったり、そもそもいつ思いが変わったのか、全く分からなかったです。
それにスポーツ感覚で他人と寝てるのを相手が嫌がってるのが分からないとか。。ちょっと痛いですね。。
とい…

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いつか恋に落ちる君へ 小説

いとう由貴  高崎ぼすこ 

問題は気持ち

1冊丸ごと表題作です。序章、第一章から第十二章、終章と区切られている上、春希とクラウス、両方に視点が入れ替わって話が進んでいくので、お互いの気持ちが分かりやすく、読みやすい作品です。

クラウスが先に春希を好きになるので、題名の「いつか恋に落ちる君へ」はクラウスから春希への言葉になると思います。
ロマンチックな題名そのままに、内容も高貴な雰囲気を漂わせる落ち着いた内容でした。

クラウス…

2

硝子の迷宮 小説

いとう由貴  高座朗 

実の兄弟物ですが、背徳感は薄め?

電子書籍で読んだせいか、全体的にライトな印象でした。
兄である受けは、こんなこと間違ってる!と当初は反発しますが、認めちゃうと案外アッサリ受け入れてました。
何より、まず見えなくなった受けの目が都合良く戻ったあたりで、気持ちが引いてしまいました。。
あまりにご都合主義が多いと、世界観にのめり込めないというか。。
確かに実の弟である攻めの執着心は凄いですが、淡々として落ち着いている感じだから…

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いつか恋に落ちる君へ 小説

いとう由貴  高崎ぼすこ 

学者馬鹿と素敵なパトロン様のお話

オーストリア史を学びにウィーンにやってきた春希。
悲願だったウィーンへの留学。
教授の紹介により数多くの文献を保管してある侯爵家にやってきた春希は時を忘れて読みふけってしまう。
声をかけられ顔を上げるとそこには美貌の侯爵様が。
随分長い間居ついてしまったことを詫びた春希だが、日頃の不摂生がたたり侯爵様の前で倒れてしまったのでした…。

学者馬鹿と称された春希。
純真無垢で素直で鈍感で…

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誓いが永遠にかわる海 小説

いとう由貴  高群保 

セレブ×健気の王道ストーリー

1冊丸ごと表題作です。

雅(受け)は騙されて闇オークションでサディストに売られてしまいます。隙をついて逃れたものの、船上でこれ以上の逃げ場はない。絶望を感じて身を投げようとしたとき、レスリー(攻め)が声をかけて…。

雅が攻められる場面の冒頭から始まり、媚薬を宥めるためにレスリーに抱かれ、サディストのオイデンに攻められ、両思いになって抱かれ…と全体的にエロ場面がちりばめられていますが、ス…

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誘惑の甘い航海(クルーズ) 小説

いとう由貴  小笠原宇紀 

エロ甘な航海

1冊丸ごと表題作です。

11年間友人だと思っていた同僚に罠に嵌められ、傷ついた尚之(受け)は日本を離れようと、豪華客船レディ・アリス号の船医になります。ため息をつく尚之に、レナードという客が話しかけてきて…。

抱きしめ、キスをして去ったレナード。乗客名簿に名前が載っていないことや、連れ込まれた客室がから、尚之はどういうことだと調べるようになります。その辺の興味の引き方が上手だなぁと思い…

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恋はひそやかに始まる 小説

いとう由貴  唯月一 

花嫁ネタに近い作品

1冊丸ごと表題作です。

探偵業の仕事を手伝う秀秋(受け)は、女装をして、昔大好きだったお兄ちゃん・一成(攻め)の婚約者のふりをすることになります。

イラストも可愛らしく違和感ないのですが、女装が苦手な方はご注意ください。

偽りの恋人同士が本物の恋になるという内容で、女装と相まって花嫁ネタに近いような印象を受けました。

でも、一目惚れとかいうご都合的な理由ではなく、秀秋は子供…

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禁断の罪の果実 小説

いとう由貴  みずかねりょう 

健気な伯爵がかわいい

記憶喪失モノというだけでも切ない予感はありました。やっぱり切なかった!
記憶を失う前に一度告白して攻め様は振られてしまうのです。でも、振られ方もすごく健気。友人としてなら、という受け様の言葉に友人でもいいから、と必死で我慢してよい友人であろうとする攻め様。最近読んだものに拉致凌辱当たり前の強引俺様攻めが続いていたので、心洗われるような健気さに思えました。
意識を失い寝たきりになった受け様をかい…

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