いとう由貴さんのレビュー一覧

淫花~背徳の花嫁~ 小説

いとう由貴  Ciel 

最後の大逆転でトントン

攻3×受1の4Pなお話でした。これだけで疲れそうな予感がしますが、いとう由貴さんの作品らしく、すべてのベッドシーンが「全力エロス!」という濃密なものである上に、怪しげな宗教団体、それぞれの運命を背負った魅惑的な3人の男達…と、読み終えた時にはどっと疲れました(笑) でも面白かったです。

俊也は旅先で拉致られてよく分からないまま「神子」なんて呼ばれた挙句レイプされて散々な目に遭う被害者なのです…

2

官能心中 小説

いとう由貴  小路龍流 

芸術への探求心って、そんな何してもOKな訳?

いとう先生の複数Pものは、自分的にあんまり萌えないってわかっててGET。
案の定、あんまり。
ただ片っぽの攻めさん(絵描きの方)が割合好みだったので萌。
(ちょっとシャイ、ちょっと寡黙めに感じた。善人ぽい)

攻めさん(金持ちの方)は正直、理解できず。
私は凡人なんで。。。彼は病んでる としか思えなかった。
こういう奴に巻き込まれた&逃げようとしなかった受けさんは
結局同類。

1

月影の雫 小説

いとう由貴  千川夏味 

健気だけど ねだるなー!

電子本サイトでサンプルよんで、すごく気になってた作品。
わくわくしながら読み始めたんですが、あれあれあれ・・・・
受けが 健気なんですが、女子っぽく感じてしまってだめでした。

2008年小説リンクスに載せた作品からレゼジードをがっつり変えたそうです。
そのおかげか?レゼジードはまだ納得なんですが、
受けさんが「花嫁にして」「早く妻に・・・」
「胤をまいて」とか言う訳。
そこがダメ…

1

愛よ、灰にかえれ 小説

いとう由貴  小路龍流 

トルコものBL

ちょっと珍しいトルコものBLです。ファンタジーですが、地中海の覇権を巡る歴史もちょこっと出てきて面白かったです。

舞台はオスマン帝国時代の17世紀後半。時の若き皇帝・ファハルと、その身分を知らないまま彼と出会い、秘めた孤独に胸を打たれて請われるままに彼の慰み者となる少年・ユーニスのお話です。18歳と16歳で出会い、5年後に再会する二人。実際は2歳しか違わないのですが、出会った当初は容姿だけで…

0

いつか恋に落ちる君へ 小説

いとう由貴  高崎ぼすこ 

紙媒体買ってよかったーっ

ファンタジー以外での神は 自分的には珍しい。
2014年に電子本で購入。超好きで、何回も読み返しでましたが
イラストが入っておらず、ぼすこ先生の絵をどうしても見たくなって
とうとう紙媒体も購入。それぐらい好き。

何が好きって、やっぱ攻めさんの紳士っぷりがたまんない。
さりげなく、でもちょっと押し気味に支援の手を差し伸べる・・・・
うーん、ノブレス・オブリージュ 万歳!
そんな攻め…

16

偽りに花は生まれし 小説

いとう由貴  門地かおり 

攻めの変化を見守る本

あらすじを見て気になったのと挿絵を見たいのとで購入し、
好みのキャラがいるわけではないため萌になっています。

人間模様が淡々と書かれています。
萌えるというよりいいお話という感想になりました。
外見も中身も少女のような健気天使受けと、
京言葉が好きな人は萌えるのかもしれません。

妻の性格がきついので苦手な読者さんはいそうですが、
最後まで読んで個人的には彼女もかわいい人に思え…

7

恋の誘惑、愛の蜜 小説

いとう由貴  緒田涼歌 

可愛いうじうじ

好きなんだけど、絶対嫌われたくないから、絶対好きって言わない
って受けさんと、
ほんとに好きになるってことがわかってなかった&知り合いだったら間違いなく一発殴ってる超モテ・さいてー男攻めさん。

その二人が、なんだ思いあってるんじゃん ってしっかり認識しあうまでの
長ーいうじうじ話。
けっ てなっちゃうかと思ったんだけど、なんか受けさんが
いじらしくて可愛らしくて、案外萌えました。

1

恋の報い、愛の渇き 小説

いとう由貴  緒田涼歌 

生真面目 美人受けさんの粘り勝ちー

モデルより美人さん な受けさんの痴話げんか中に助け船出して
そのまま遊び人攻めさんにいただかれてしまうところからSTART。
遊びの関係って、あんま理解できないんで、
すんなり関係しちゃった受けさんが最初???だったですが
まあ、体の相性が抜群だったということで。

遊び人なんで、結局こいつはだめだとなったはずなのに
やっぱ好きなんだよね、最後はもどっちゃう。
苦労するよーと半分同…

1

欲しがりな悪魔 小説

いとう由貴  緒田涼歌 

後半部分を掘り下げて欲しかった

このお話は、攻が受に許しを請い、愛の告白をするタイプの王道ストーリーだと思います。

タイトルは"欲しがりな悪魔"ですが、
"あれも欲しいこれも欲しい、利己的で悪びれのない攻" なのかな。

実はクズ攻め目的で購入したのですが、そこに期待すると、いまいちでした。
受に接近した理由は正真正銘クズですが、なんだかんだで早々に受を愛しているように見えま…

2

秘めやかな恋の旋律 小説

いとう由貴  白砂順 

遊び人に見えて健気な受け

いとうさんの作品でも特に「健気な受けが不敏な目にあう」というタイプのものが好きです。
こちらもそんな感じの作品ですが、前半部分はイマイチ乗り切れず…何故かというと主人公は頑張りやな大学生なのですが、小悪魔ぽくて遊び人ぽくて、容姿がいい。そのせいで次から次へと男性に襲われてしまいます。

日本で留学生と刃傷事件を起こし、逃げるようにアメリカへ留学させられ、その先で同じアパートの弁護士に襲われ……

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