いとう由貴さんのレビュー一覧

この恋が終わるまで 小説

いとう由貴  木下けい子 

酷い攻めとの再会もの

不器用で優しい性分を捨て復讐劇が始まるわけだけども…
抱き合うほどに心は~~~抉れてすれ違う。切ない。

垣間見える本来の姿がじれったくて可愛いから
ネチネチ責め立てられる様は大変滾るものがあり…

木下先生のイラストがいけない感と切なさ増強してくれました!!


苦しませてやろう!って始めたことなのに
自分まで苦しくなってグルグルしちゃうのが…
それでも奔放に振る舞うのたま…

1

双樹煉獄 小説

いとう由貴  サマミヤアカザ 

サイコパス攻めによるドエロ3P

めちゃくちゃ、えっちだった……!
偶には〝強引レ●パー攻〟が読みたいな〜と探していたところ、偶然見つけたこちらの作品。
やはり〝レ●パー攻〟という事もあり、某レビューサイトでは賛否両論で少し構えていましたが、優しく兄のように慕っていた攻めの豹変っぷりにドキドキが止まらず、一気読み不可避でした!

また、初めての両性具有受けが新鮮でドエロでした…びっくり笑
何より、受け君の「男なのに、ここ…

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硝子の迷宮 小説

いとう由貴  高座朗 

説明的な内容

あーしてこーしてこーゆー設定です。ってゆうのを丁寧に文章にした感じ。
お兄ちゃんの心の移り変わりも妙に説明くさいし、色々起こる出来事も、話の流れに必要だからこうしてるんだよー。的な、わざとらしさみたいなのを感じて文章を上滑りしながら読んでました。
弟のヤンデレっぷりは良かったけど、話の持っていき方がちょっと強引すぎじゃない?ってのは強く感じたかなー。
兄弟もの好きだけど、兄弟って設定活かしま…

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春暁 小説

いとう由貴  あさとえいり 

深ちゃんは好きで魔性なんじゃない

レビュータイトル、アキちゃんをもじってすみません。
時は大正くらい?名家の跡取り息子の慰み者として20年間囲われている美貌の使用人の受け・深(しん)と、深を僅か10歳で手籠めにして以来囲い続ける跡取り息子・秋信、そして家族が崩壊したのは深のせいだと恨み続ける秋信の弟・隆信のインモラルな三角関係。

主に逆らえるはずもなく身体を差し出さざるを得ない深。実の家族からは見捨てられ、秋信の両親からは…

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ふしだらな束縛 小説

いとう由貴  亜樹良のりかず 

ド執着

間違った始まり方をした二人
逃げに逃げて捕まって、愛情なのか執着なのか、優越感なのか愛情なのか…
壊したくないのにいっそ壊すしか、心と体がバラバラになっちゃう危うさ、
簡単に言葉にはできない極極な関係にゾワゾワしました。

始まり方の身勝手さや、凌辱監禁もの酷い酷い苦しいと共に、
10年かけての執着や黒瀬の苦しみを思うとギュッとなるとこもあり…

黒瀬がどうにか愛そうと苦心するとこ…

2

硝子の迷宮 小説

いとう由貴  高座朗 

ガチ兄弟好き集まれーー!!

事故で失明した弁護士の兄と、その兄が大好き過ぎて行き過ぎた愛をぶつけまくる作家の弟とのお話。

ちなみにcpは、弟×兄。

彼女もいて、仕事先にも恵まれ人生順風満帆だった慎也は、ある日事故に巻き込まれてしまう。
奇跡的に骨折程度の外傷で済んだが、実はその事故で失明してしまう。

途端、彼女も仕事も友人も無くし、自暴自棄になる日々。
そんな慎也を弟の直樹が、手厚く世話をしてくれるがそ…

2

まだ、恋とは言わない 小説

いとう由貴  高座朗 

頑な過ぎる受が良かった

純粋な「ただ一度の恋のために」が好きでスピンオフは避けていたのですが間が空いて忘れた頃に読みました。
ここまで頑なで絆されない受は珍しいし、若社長としての責任感と引き離してしまった弟の恋への罪悪感を重く背負って悩むところに好感が持てました。弟の話の時はイヤなやつだと思ってましたが、そんなに思い悩んでる間に、伸之はよろしくやってますよ…と教えたくなる程の悩みっぷり。それにそんな風に心を許せないこと…

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犬だったボクがご主人様に愛されるまで 小説

いとう由貴  れの子 

ご主人様の為に頑張るワンコ

いとう由貴先生の既刊作品は拝読させて頂き、今作も作家買いさせて頂きました。

個人的、各項目5段階で
ワンコ 5
健気 5
可愛い 3
エロ 3
な感じだと思います。

辺境伯のレシトさん×犬の亜人のマルのカプです。

人気子役のご主人様と愛犬のマル。しかし、交通事故に遭ってしまい、マルを庇って亡くなってしまったご主人様。そのご主人様の魂を追いかけ、次元の狭間に飛び込んだマル…

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愛の言葉を囁いて 小説

いとう由貴  東野海 

攻めの余裕がすごい

タイトル通り、攻めの余裕がすごいです。
もちろん途中途中で焦る場面や苛立つ描写はあるのですが、受けに抵抗されようが罵倒されようが、基本可愛いやつめって感じで受け止めてます笑
こんな余裕のある攻めは初めてかも。

あと今作のポイントである「好き」と「お気に入り」について。
確かに好きなものは変わるけど、お気に入りのものって変わらないよなぁと納得。
だけどそこはきちんと言葉にしないと、そり…

1

たとえこの恋が罪であっても 小説

いとう由貴  門地かおり 

No Title

時代を感じる挿絵、無いほうが良いように感じるくらい。
いとう先生、最近新作が出ないので、昔の作品を購入。 シリーズ4冊・不憫受

瑞樹が、生きる望みを得るような恋人を得て、救われる
身勝手な母が、略奪婚をして先妻を追い出すまでしたのに、
勝手に嫁ぎ先から出奔 瑞樹を生んでも、夫に知らせず 施設に預けてネグレクト。
そんな母が死亡して、父親が瑞樹を引き取り養育することになってから味わう色…

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