高久尚子さんのレビュー一覧

天涯行き 小説

凪良ゆう  高久尚子 

読み返すには重いけど…

高久さんの絵の感じからは想像できなかったほど
ヘビーなお話でした。
でもだからこそ読後嫌な気持ちにならなかったのかな。
色々あっても未来が明るいような、という事もありますが。

何も知らない間柄で、お互い深く踏み込んだりしない。
関心も無いはずなのに一緒に暮らすことが思いの外苦じゃなく
むしろ少しずつ知りたくなり、
相手の“何か”を埋めたくなる。
いつまでも一緒にいるなんてきっと…

2

僕はすべてを知っている(2) コミック

高久尚子 

もはや職業病とも言える

 前作では、歯科医である加賀に歩を奪われそうになりながらも、何とか二人の関係を守り続けた千博です。
 クリスマスを前に、どんどん過労になっていく千博のことを歩は心配しているのですが、千博が倒れても、二人で抱き合うようにして眠る姿は、一番の萌えでした。

 そんなところに、臨床実習生の和倉が、犀川クリニックで臨床生として働き出します。彼は、どうしても包茎治療というものに対して、恥ずかしいといっ…

1

僕はすべてを知っている コミック

高久尚子 

恥ずかしいけれど、大切な話

 犀川クリニックは包茎治療に特化したクリニックです。そこで患者の局部に向き合う千博は、病変した患部ばかり見続けていくうちに、美しいもの、美しい局部を見たいと思うようになります。そんなとき、絶世の局部の持ち主、浅野歩に出会います。歩は彼の正体を知って、下半身に興味があっただけだと驚き、怒るものの、どうしても千博ガキになってしまい、彼のクリニックを訪れるのです。

 彼の局部に興味があったとは言え…

2

天涯行き 小説

凪良ゆう  高久尚子 

ん~。。

まぁ、申し訳ないけど乗り切れなかった。。というのが実際。
近親相姦万歳!禁忌万歳!手篭め!?はぁはぁ
シリアス路線でもぜんぜん私個人としては問題ないのですが
結局のところ、気持ちが上手く乗りませんでした。
結局どーなのよ。。。と思ってしまったというかなんというか。

巻頭と巻末のデジャブ感は凄く良かったですし
重たい過去、記憶を持ち、何もかもを失った二人が出会い
惹かれあう~の結論…

3

月光のらんかんにくちなしの匂い コミック

高久尚子 

乙女だなぁ~

随分前に読んで内容を忘れていたので再読してみました。
高久さんといえば、「17才の密かな欲情」の印象が強烈で、どちらかといえば濡れ場が多い作家さんのイメージが強かったのですが、こういう乙女な作品も描いてらっしゃったことをすっかり忘れておりました(^^;)
「体だけでも俺のものにしたい!」と強引に突っ走る攻めも好きですが、この作品のようにじっくり、ゆっくり進む恋も大好きです^^。
ほのぼのと心…

0

フロムイエスタデイ コミック

高久尚子 

なんだかちょっと初々しい

あとがきによると、高久さんが初めて漫画を書いた頃の作品から出版された2000年の頃の作品までが収録されているようです。
作品によって絵柄が結構違います。
コマ割や展開がちょっと昔の少女漫画っぽかった作品もあって(おそらく古い作品だと思われます)、なんだか懐かしい感じだなぁと思うものもありました。
Hは今と比べたら控えめな描写だと思います(笑)。
こういう作品も描かれていたんだと興味深く読み…

0

17才の密かな欲情 普及版 コミック

高久尚子 

エロと内容のGOODバランス!

意外と皆さん評価低いですね(--;)

漫画を読んでる時はするすると読んでいましたが、確かに先のレビュアーさんの感想読むと納得。攻めはレイプ魔だし受けは淫乱ちゃんですね(苦笑)

でも私はこの作品結構好きです(*^^*)
BLって、エロばっかりだったり内容ばっかりだったり両極端な時あるじゃないですか。
高久さんの作品って、両方のバランスが取れてると思うんですよね。
エロいんだけど、決…

1

小説家は誓約する 小説家は懺悔する3 小説

菱沢九月  高久尚子 

シリーズ3作品を通して面白かったです。

ちょっと昔の作品になりますがシリーズ3作品通しての評価です。
イラストが高久尚子先生というのもあって、崎谷先生の『ミルククラウンの憂鬱』を
思い出すような作品でした。
年上攻様ですがいちゃいちゃで苛め癖のない所が良かったです。
いちゃいちゃではどこまでも優しくしたいという攻様はいいな~
受様はちょっとネコみたいな性格なので攻様を好きでも気持ちがふらふらしてしまうの
ですが、攻様もネガテ…

2

きみと暮らせたら 小説

杉原理生  高久尚子 

このパターンは

ほんとに、どうしようもないくらい好き。
特に杉原さんが書くと、なんか、抗えない感じで好き。

お話は、とっても王道な「幼なじみ再会もの」
一応、子どもの頃は美少女と見まごうようなかわいかった子が、自分よりずっと体格のいい無口なイケメンになっていて、戸惑いながらもシェアハウスでの同居生活をするうちに…。

この、片方は、最初から恋愛感情でいたのに、もう一方はそんなことはまるで考えず、まず…

4

きみと暮らせたら 小説

杉原理生  高久尚子 

なんかツボにはまった

自分でも何でか分からないのですが、なんかツボにはまりました。
あらすじだけなら、「萌」ぐらいなのですが、「萌萌」です。
文体が合ったのかもしれません。

大学生の一哉は、ひょんなことから、シェアハウスに住むことになります。
そこで、子どものころの幼馴染、真帆と再会します。
子供のころの真帆は、女の子みたいに可愛く、
今は、高身長のカッコいい男に成長してしまっています。

一哉はも…

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