高久尚子さんのレビュー一覧

僕はすべてを知っている(2) 限定版 コミック

高久尚子 

美チン再び

こちらも再読です。

今回はクリスマスエピソードにバレンタインエピソードと盛り沢山で
楽しいぞ♪とワクワクしていたのですが……
なんとその後、ライバル(美チン主)和倉が登場し、思い悩む歩は
ストレスからEDになってしまいます。
本人達は至って真剣なのでしょうけど、歩がひとり葛藤したり
青くなったりしている様は、可愛くて仕方がなかったです。

前巻ではどこまでも受け身に見えていた歩…

3

僕はすべてを知っている コミック

高久尚子 

マニアック

全サのドラマCDも無事届いたので再読。

『君の下半身は世界一美しい』という帯のコピーに惹かれて……
というより、引き寄せられて購入してしまったこの作品。
どんな漫画かと思ったら、美チンマニアの下半身専門医
(犀川千博さん)と、携帯電話ショップ店員(浅野歩くん)のお話でした。

千博さんは、色々と紙一重な人ですねー。
服の上からでも形がわかるとかどんな超能力者ですか。
しかもこの…

0

天涯行き 小説

凪良ゆう  高久尚子 

飛び出してきた果て

偶然出会った訳ありな感じの高知を、遠召は気まぐれで同居させます。
今まで何人もの男女を同居させてきた様に。
遠召は、古い一軒家で出て行った同居人を一人待っている。
最低限の事をする以外は、ぼんやりと怠惰に。
ある夜悪夢で目覚めた高知は、同じく眠れずに起きていた遠召に、
「しようか?」と誘われ激しく抱き合います。
その後、睡眠剤や鎮静剤みたいにセックスするのが常となります。

お互い…

7

八月七日を探して 小説

樋口美沙緒  高久尚子 

記憶喪失ね・・・

正直、特筆すべきものはないです。記憶喪失もの、まあBLの王道だよね、としか。でも、あくまでも樋口さん作品として見れば、それほど悪くもなかったんです。『愛の巣へ落ちろ!』のシリーズ以外の樋口さんの作品では唯一マシですね。

ただ『ミステリー』っていうのは大げさすぎだと思いました。『謎』そのものはどうってことない、風味程度です。それを言うなら、『三角関係』もそうなんですが。

これは樋口さ…

8

Don't touch me 小説

一穂ミチ  高久尚子 

タイトルの言葉は、だれの言葉?

特殊な職業に就いている好青年の長谷川宗一×オゾン消臭剤研究の仕事に就いてる潔癖症の園田連の二人です。

この二人のカギになるのは、受けの潔癖症と攻めの特殊な職業なんですっ。
この問題が無かったら、すらすら事は運びそうなんですが、それじゃあ違う話になっちゃいますねww
二人とも、最初から相手に好意を持っているんですよww

そして、いろいろあって最後には連は長谷川にだけは潔癖症だけど平気…

0

きみと暮らせたら 小説

杉原理生  高久尚子 

ふたりのことだけでいいのに・・・

幼馴染みの再会もの・・・なんですが、小さな頃は、小柄で女の子みたいに可愛らしかった方が、背が伸びちゃって無愛想になっていたというお話。
思春期に立場逆転というのはあるある。
というわけで、そのあたりは良かったのですが、シェアハウスで暮らす4人+2人。
登場人物が多く、それぞれに個性はあるけど際だってこない。
思わせぶりなエピソードばかりでいまいちわかりづらい。
せっかく可愛い幼馴染みカッ…

2

Don't touch me 小説

一穂ミチ  高久尚子 

一穂さんのすごいところ

「今日は疲れているし、さらっと読めるのがいいな」
「今日のテンションから、シリアス目なの読みたいな」
と、本を前にして、何を読むかを考えると思います。
で、さらっと陽気な物語を読みたいときに、
ガツンと重々しいシリアスを読み始めてしまったことに気づくと、
その物語にあまりいい印象を持てなかったり、
途中で断念して、またシリアスを読みたいときまで、読むのをとっておく
ことがあります。

5

犬、ときどき人間 小説

音理雄  高久尚子 

ワンコが懐く様子

犬が人間に化けるという
モフモフ好きにはたまらないお話です。

コンビニ店員の光輝は、元々犬で、人間になることができるという
ガイザーと出会い、一緒に住むことになります。
この2人は過去に接点があるのですが、光輝の再生の
物語とも言えると思います。
2人の過去や犬の扱われ方、飼い主の犬に思う気持ちを読んでいて、
何度も泣いてしまいました。

ペットとして犬を飼う人がいる一方で、…

3

犬、ときどき人間 小説

音理雄  高久尚子 

ホントわんこって・・・

もふもふものって言うより悲しいワンコたちのリアルな現状と言うお話のイメージが
とても強く感じてしまう内容でしたね。
動物好きで、特にワンコなんか大好きさんなら、共感しちゃうことが多くて、
逆にBLを楽しもうなんて思えなくなってしまう気がする。
あくまで、個人的な感想なので、一概には言えませんが・・・

内容的にはこれぞワンコだよねって雰囲気が前面に出ていて、確かに犬ってこうだよね、

3

この味覚えてる? 小説

海野幸  高久尚子 

さらっと読めるエンターテイメント

作家買いです。

幼馴染で実はお互いずっと好きだったのに陽太が幼かったからか自分の気持ちを受け止めることが出来ず、それでも喜代治を独り占めしていたい嫉妬心から関係がこじれてしまっていた二人。商店街の目玉商品を二人で作るという事をきっかけに関係が発展していく、王道といえるお話でした。陽太が明るい感じの性格なので話全体的に明るいトーンでさらっと読めるエンターテイメントという感じです。

喜代治…

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