高久尚子さんのレビュー一覧

ふらちな恋のプライス 小説

和泉桂  高久尚子 

綺麗なお話でした

瀧口尚也は、百貨店に就職することが決まっている大学生。
就職前に接客になれる意味でもと、アルバイトを同じ百貨店の中の洋菓子売り場で始めた。
ところが、アルバイトの尚也に対して新しく赴任してきたという会計士は「接客態度がなっていない」と怒られる。
今まで尚也は、四人兄弟の末っ子でそんなふうに頭ごなしに怒られたことなんてなかったから、会計士・桐生の印象は最悪のものとなってしまった。
実は尚也は…

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歯科医の憂鬱 小説

榎田尤利  高久尚子 

愛おしくなります! 受攻のキャラが凄くいい‼

藤井沢商店街シリーズです。この作品は、五冊出版されている中の二作目のお話です。まだ、五作目は読めていないんですけど、今の所、シリーズの中で一番好きなお話になります

元ヤンキーの板金工・穂高×二重人格の歯科医・三和の年下攻め、格差愛?のお話です。
ストーリーは二部構成でできています。出会いから好きになるまでを穂高視点。恋人になってからを三和視点で書かれているので、2人の心情が分かりやすく入り…

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オイシイオトコ コミック

高久尚子 

多少無理矢理感はあるけれど

匂いフェチということのなで(苦笑)
まさに犬並みの嗅覚な攻のオーナー四ッ谷とアルバイトの松田くん(受)の話。
展開もキャラクターも高久先生ワールド!という感じですね!大好きです♪
高久先生の単行本って表紙がいつも素敵でついつい手が伸びてしまうんですよね。

高久先生の描くキャラクターって攻めが見た目はしっかりイケメンなのに
ちょっとおかしかったり、受けの見た目も受けらしくかわいらしい雰…

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そんな気持ちが恋だった コミック

高久尚子 

爽やかーーな作品

高久先生の2004年~2006年の作品の短編集です。

絵は現在とあまり変わらないので(ご本人も書かれていますが)
現在の作品を読んでる方も違和感なく読めるんじゃないでしょうか。
違和感?じゃないですけど、現在の作品との差はやはりエロ度です。
非常に清らかです。でも、物足りない感はなかったです。
今後を妄想で楽しめる的な感じがいいんです。
でもって番外編のラスト1ページにはニヤニヤし…

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Chara collection EXTRA 2007 グッズ

東下り 秋月こお

東下りのためだけに、今では入手困難なchara collection 2007をなんとか手に入れました!
かなりお値段が張りましたが、どうしても手に入れたかった理由は業平×国経の大団円だという風の噂をキャッチしたためなんですよね。『東下り』というタイトルだけで業平さまのお話だと分かりましたし、諸兄×千寿丸カップルの行く末は綺羅星ロマンセで決着付きましたからこの東下りは業平×国経だとあたりをつけて…

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そんな気持ちが恋だった コミック

高久尚子 

清らかです

昔の短編が三作収録された短編集です。
高久先生のエロも大好きですが、清らかで淡い恋愛ものもいいです。昔の作品といえどキャパの広さに感動です。

お話は、①そんな気持ちが恋だった(年下剣道部×黒髪メガネ)、②君の影、僕の傷(頑固な写真館店長×脱サラ従業員)、③はつ恋(牧師の息子×寺の息子)の三作品で、内容もキス・お手々にタッチ・ほっぺにチューとどのカップルもピュアな関係です。一生懸命恋をしてい…

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八月七日を探して 小説

樋口美沙緒  高久尚子 

ピュアなお話

幼なじみ記憶喪失もの。

紹介文から受ける印象よりずっとピュアなお話でした。
ただ全体的に心身ともに痛々しい描写が多いので、ちょっと疲れますけど^^
記憶喪失ものってベタな設定らしいんですが、私は初めてですw
三ヶ月分の記憶が比較的ランダムに思い出されていって伏線が回収されていく、って感じなので、気をつけて読まないといけませんでした♪
記憶喪失ものってだけでなく、二人が幼なじみというこ…

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天涯行き 小説

凪良ゆう  高久尚子 

家族とのバランス

すごく重いテーマでした。

読んでいて、自分のテンションが低い時、三回くらい合間に他の本へ浮気しました。
重い話を重めに書いたものなので、読むのが辛かったな。
いつもは、早ければ三日で読む私が、1ヶ月以上かかりました。

なのですが、結果的には、読んで良かったなぁと思います。
家族は人の基本部分で。
そこが歪んでいると、次の代にまで歪みが伝わってしまう。
そして、愛情が無さすぎて…

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きみと暮らせたら 小説

杉原理生  高久尚子 

それぞれの思いは・・・

見た目は寡黙で男前、でも中身は繊細な攻め×優しくて見た目は可愛いけどお兄ちゃん気質で男前な受け。幼馴染の誰よりも可愛く・可憐だった親友が、数年ぶりに偶然再会をしたら「ど・・・どちら様・・・?」になっているお話です(笑)

--(以下ネタバレと感想を含みます)--
一哉(受け)視点で話が進むので、序盤は真帆(攻め)の変貌っぷりや、態度に一緒になって困惑していました。ですが、小さい頃に交わした言…

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夜に舞う薄紅の花 小説

真崎ひかる  高久尚子 

トーンダウン・・・

前作の『夜に薫る純白の花』はよかったんですよ。だから、続編は楽しみにしていたのですが、なんともグダグダでいまひとつでした。

前作でも感じたんですが、これ『年の差(年上攻)』しかも15歳差のわりに、いわゆる『年の差もの』の醍醐味は薄かった気がします。宏晃(攻)に年相応の『大人の包容力』が感じられないから。

私『ヘタレ攻』は大好きなんですが、なんかこの宏晃のヘタレ具合はあんまり好みじゃ…

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