total review:293182today:2
ようこそ!ゲストさん
無料会員登録
ログイン
ログイン 無料会員登録
70/89(合計:881件)
和泉桂 高階佑
さくら☆
ネタバレ
タナトス1912の下巻に当たる今巻。 読んでからだいぶ経ちまして、再読しました。 重くずっしりとしたお話。冷たいロシアの風景を感じるのは前巻同様。 1912にて飛び交っていたそれぞれの愛の形が、終結しました。 レビュアーの皆さまがおっしゃるように、いろんな要素が散りばめられている読み応えたっぷりな一冊です。↓ネタバレレビュー。 一番印象的だったのは、やはりヴィクトールの愛し方でし…
雀影
こういったフェア小冊子のおもしろい所って、本編で充分に紆余曲折しちゃったあとの、ラブラブぅになったあとのお話なので、ほとんどキャラ崩壊とも言えるくらいの、デレデレぶりが見られるところで。 SIMPLEXのヨシュアは、ロブとの完璧とも言える初デートの締めで、自宅の秘密(しっかり隠した以外なコレクション)を見つけられちゃうし、 不浄の回廊の西條は、記念日とかいってうざくて重い歩の言動にズッキュ…
渡海奈穂 高階佑
クレタコ
高校生同級生だった2人が三者面談で教師深見[受]と、生徒の兄である保護者柚木[攻]として再会する再会モノ。 うーん、大筋の話自体はそう悪くはないんですがどうも読んでいてちょこちょこ引っかかる点があるんですよね。 柚木は弟が一人にしておけない所があるとトラウマらしき事を仄めかすんですがその理由が明かされてもイマイチそれがピント来ないというか確かにそれなりに後を引く出来事ではあるけど成人男子が…
中原一也 高階佑
黒根っこ
受けのオヤジが可愛かった! オヤジ受けは受け付けなかったはずなのに、不覚にも萌えてしまった。 神とまではいきませんが、なかなか好きな作品でしたので萌×2で。 マイペースでおっとりとしていて、恋もしばらくしていない。結婚に関しても無頓着で、釣りや和菓子があれば満足。そんな枯れてるオヤジ・市ヶ谷(受)。彼の元に、寿退社する助手の代わりとして入社してきたのが男前エリート・織田(攻)。彼らはだん…
しの
枯れてるってより、のんびりマイペースなのかもしれないですね。 市ヶ谷の枯れっぷりは実にほのぼの。 寿退社した女性もなんだかほわ~んとしていて、最初の数ページの2人の会話で、なんだかこの作品における市ヶ谷の雰囲気が決まった気がします。 すごい。技だな!と思います。 織田も、仕事においては完璧なんですが、それを鼻にかけるでもなく聞き分けもよく、ご近所の爺さんたちを何気に敬ってたりするのが見…
ジェイ
また来ました!おやじ受けです。それも、欲を欠き、枯れてるおやじです。 暇を見つければ仕事は後回しで釣りにいそしむ市ヶ谷。 補助員の女性が辞めるのと入れ替わりに入ってきたのは、容姿端麗、高学歴とハイレベルな肩書きを持つ年下の織田。 けして忙しいとはいえない司法事務所に何故?という市ヶ谷の疑問。 「もう弁護士としては働かない」と言い張る織田の過去には何があったのか。今までのんびりと仕事をしてき…
茶鬼
今回のおやじは、とーっても人の良い釣り好きの昼行燈41歳の行政書士。 作者さん過去作品『よくある話』に30代にして縁側こぶ茶が夢の枯れたおやじが登場しますが、それ以上に枯れ果てている。 イケメンでもなければ、とにかく取り柄は人を疑わないまるで少女のような(?)初心さを持つ、本当!いい人。 片や、攻めになるイケメン男性はフケ専?ちょっと素直じゃなくてひねくれていて、確かに気が効いていて仕事も出…
伊郷ルウ 高階佑
もこもこ
伊郷ルウさんの本は発売されると、最近は当り外れが多いなーと思いつつ買ってしまう。 今回のお話もほどよく面白かったのですが、凄く面白いと言うわけでは無かった、安定感があるのだけど、こんなもんかなぁ・・・と。 会社社長と老舗料亭の跡取り息子の「資金援助の担保は君だ」というよくあるパターンの話です。 でも体が担保と言っても、それぐらいの気持ちが無いとそんな大金を融資して欲しいなんて軽々しく言っ…
pesca
猫アレルギーなのに、愛するカイトの愛猫にメロメロなナイジェルのエピソード。 いきなり容態が急変したように見えたブラッキーを前に、慌てふためくナイジェル。 しかしその症状は「普段は鮫みたいに恐い」と恐れられてるナイジェルだけが知らず、船員みんなが知っていたこと。 情けなくて自己嫌悪で落ち込むナイジェルを 優しく慰めるカイト。 いつもと違って、カイトの方が宥めてるすがたが珍しいし、…
宮廷道化師として宮廷で過ごすカイトの宿舎を一人で尋ねたナイジェル。カイトとふたりでいろんな話をして、カイトが今足りなく思っているものを差し入れることに。 翌日それを持ってカイトの元を訪ねたナイジェルは、カイトがジェフリーと外出してることを知らされ、ショックを受ける。 きっと今頃 カイトはジェフリーから欲しいものを買ってもらっているだろう。自分の買ったものなんて不要に違いない。 ジ…