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70/86(合計:859件)
秀香穂里 高階佑
クレタコ
ネタバレ
今まで読んだ秀香穂里さん作品の中では今作が一番傑作だと思います。 あらすじだけ言ってしまえば拉致監禁陵辱物なんですがこの作品はそれを越えてもっと深く、人の心理の奥深くまでえぐりとる様に描かれてます。 最初はAこと阿東英司[受]の日記から始まります、日付は9月1日。 この日からデザイナー英司は社長である石田[攻]によって彼の自宅の一室に特別に誂えた大きな檻へと閉じこめられ、名前も奪われただ…
英田サキ 高階佑
茶鬼
英田サキさんの花丸携帯サイトに連載していた萌えエッセイ集です。 前半がエッセイ、後半がご自身の萌えワードを満載にした自由な雰囲気の小説が1本と、その番外編が1本という構成です。 正直なところ期待半分、無期待半分。 むしろ、小説が目当てだったかもしれません。 お題を与えられてそれに関して描かれた内容は、さほど目新しいものではなく、むしろ英田さんの萌えの歴史を知るのに役立ったかと。 エッセイ…
たけうちりうと 高階佑
まず裏表紙のあらすじ読んでびっくり! なんたって「宇宙を巡る奇跡のロマンス、誕生-」ですよ。 正直これはトンチキ系ハズレの可能性もあるなーと不安な気持ちもあったんですが、好き作家なたけうちさん作品だしどうにも気になって読んでみたらこれが名作!! 妻子もいる普通の会社員、亮は突然、身体が激しく臭い始めます。 仕事にも生活にも支障をきたす程の強烈な異臭なんですが、何故か海やプール等の広い水…
宮園みちる 高階佑
サガン。
アラブです。 「純愛は砂漠に香る」 イシュミル国王・スワイド×元調香師で香料会社の社員・梓沙 小さな香料会社の後継ぎとして経営を守るためにイシュミルに『ルシニルド』と呼ばれる花を探しにきた梓沙。 ルシニルドはこの国の国花でそう簡単に手に入るものではなく王室の許可も必要で。 そんな初めての土地・イシュミルの砂漠で車を立ち往生させていた梓沙はある青年に助けられるのだが…。 最初…
百合
英田サキ先生の作品は初めて読んだのですが、 凄く魅了されたし内容の濃さはまさに脱帽です。 何よりもそのクオリティーの高さは圧巻でした。 この作品の魅力はたくさんありますが、まず惹かれたのはアクションと そのリアリティーな迫力が凄いと思いました。 ラブな面よりハードな事件とアクションの割合が多かったのですが、 何故か物足りなさは感じさせない。凄いと思いました。 二つ目はセックス…
翡翠
まさに、アラビアンラブなお話。本作を読む前に先日は他作家の『官能と快楽の砂漠』を読んだ後だったのですが、またも再来気味のアラブものブームが来てるので、手当たり次第探してると言ったところ。 そこにタイムリーに出現した作品とも言えます。 主人公は日本のしがない、香料会社社長の美青年・梓沙が、砂漠の国の王に見初められる。初めの出会いは最悪だったけど、傍にいるうちに、国王としての彼の器の大きさ…
夜光花 高階佑
さくら☆
みなさまのレビュー通り、ミステリー臭のするソフトSMなお話。 高階先生の美麗な表紙と、タイトルに惹かれて購入。 BLだけど、BLと思えない読後感が不思議なモヤモヤ感。。。。 でも嫌な感じではなく。なにかもっと続いて欲しいような…←あかん私ドMなだけに(><) 非常に夜光先生の個性が出ていて、他にはない独特の世界に連れていってもらいました。 じわじわと攻めに侵略されていく感じで読ん…
真船るのあ 高階佑
kakasi
どっちがツッコむか、一応最後までバトってくれました。 あくまでも、一応ってことで... もう、ハナから受・攻が明らかなビジュアルですもん! どっちがヤラれるかは見え見えなんですけど、 往生際悪く粘って粘って、ラストにヤラれてくれましたww 高階佑さんのイラストと、攻×攻設定に惹かれて買ったのですが、 攻×攻ってポイントにはやや物足りなさを感じるものの、 テンポ良くて男らしい2人の会話…
和泉桂 高階佑
Goma2
↑美味しい並びでした、と言いたいです。 後編に山場であるドラマチックなシーンがあり、そこはとてもハラハラさせられました。あれは映像でみたいなー!という印象。CDで期待してまうのだが実際どうなんでしょう? その一方、若干もったいないなと思うのが、ユーリにとって割と多分重要な出来事が身に起こったんですが、それが結構唐突で書き込みが少なくて・・・できたらもうちょっと前後詳しく描いて、ベタな内容で…
双子の萌え要素的なところが期待通りに良かったと思う。 兄ミハエルと弟ユーリの幼少時代から入り、成長してからの二人の正反対な人生を時系列で交互に書いてるので、頭の切り替えがちょっと追いつかなくなるときがあるけど、どちらにも等しく共感っていうか感情が移入ができました。 ロシア革命前後のスケールの大きい話ですが、前編は、とにかく自分たちではどうにもできない世界の動きに翻弄されつつ、それぞれ自分の信じ…