いつき朔夜さんのレビュー一覧

小説ディアプラス創刊50号記念「書き下ろしプチ文庫」 グッズ

皆さんそれなりにお幸せなようで

記念誌的番外編詰め合わせ本のお約束通り、どの作品もその後のふたりの甘あま生活のお話です。
収録されているのは、結構以前に発行されたものから、割と最近発行の物まで15編。
そのうち既読の作品は6本でした。
既読作品でも、結構古めの物が多い感じ。
っていうか、
「あれ?この本ってそんなに以前にでたんだっけ?」
的な、
なんだか、月日の経つのが早いなぁってしみじみしちゃう。
既読作品だと…

3

小説ディアプラス創刊50号記念「書き下ろしプチ文庫」 グッズ

結ばれてもなお、心配は尽きない

一穂ミチさんのみ既読でしたので、大変申し訳ございませんが
『シュガーギルド』番外編のみのレビューとさせていただきます。
(お目当てだったものでw)


『sugar and spice』
達生の部屋で寛ぎながら、何気なく車買おうかな、と和がもらした一言で
思わぬ冷戦状態になる二人。
自分の車ってやっぱりいいなと言う和に対して
「原油は上がってるし、維持費もかかる。寮には駐車場…

5

征服者は貴公子に跪く 小説

いつき朔夜  金ひかる 

読んでよかった

タイトルをみて、これは自分には合わないんじゃないかと思いながらも、私と趣味が似ているかもしれない、と注目している方が「神」レビューを書いていらっしゃったので、読んでみました。

改めて、ランキングに入っていなくても、読むべきものはたくさんあるのだと思いました。

舞台になっているお城、街や森の様子が楽しく描かれていて、いつき先生は実際に行って見られたのかなと思っていたら、あとがきで、ドイツ…

1

背中で君を感じてる 小説

いつき朔夜  宝井さき 

堅実な二人でした!

プロサッカー選手と警備員の恋、それに二人の何事にも堅実に向き合う姿が
とても素敵な感じで最後まで軽薄さの無いラブストーリーでした。
エロは少な目で、物語の内容重視で十分以上に楽しめる作品でした。

二人の初めての出会い、大卒で警備会社に入社した新人警備員の士朗は地元の
サッカーチームの警備を担当する事になるのですが、サッカーと言わずズポーツ全般
あまり知識が無くて、もちろん地元お抱えの…

2

「背中で君を感じてる」ご購入特典書き下ろしペーパー グッズ

守護神の休日

本編中、天皇杯をスポーツバーへ観戦に行くお話がありましたが、そこからホテルまでの鬼束の気持ちが綴られたショートです。

仕事明け、本当は疲れていたけど鬼束との約束でスポーツバーへ来た士朗ですが、酒の酔いも手伝って寝てしまうのです。
ゆすっても起きない、やっと起こして歩かせても寝ぼけているのか酔っぱらっているのか足元がおぼつかなく、そんな彼を支えながら車に乗せる鬼束。
そしてとっておいたホテ…

5

背中で君を感じてる 小説

いつき朔夜  宝井さき 

守護神の守護神

地元サッカーチームのイケメン№2の守護神キーパー鬼束と、全くサッカーに興味関心のなかった警備員・士朗との物語。
いつきさんらしい誠実な展開でした。
プロのサッカー選手と一般人の組み合わせではあるのですが、共通点はあるのです。
チームのゴールを守る者と、プレイをする選手をチームを会場を守る警備員。
二人とも守る者同士なのです。
警備員は試合を見ることはできなくて、グラウンドに背を向けていま…

6

征服者は貴公子に跪く 小説

いつき朔夜  金ひかる 

タイトルに惹かれた

タイトルを惹かれて購入に至りました。
いや~。楽しかったです。
個人的に、外国人もの、売られちゃった受もの
は、あまり読まないジャンルなのですが、
まるまる楽しませていただきました。
日本人のホテル王であり、裕福でお金も自由に使える身でありながら、
どこか硬質で人を寄せ付けないような様子が、
徐々に変化していく様子が良かったです。
また、自分が愛されてこなかったことから、愛を知らず…

0

コンティニュー? 小説

いつき朔夜  金ひかる 

娘さんを僕に下さい!!

麻生絢人(受け)に似ている娘、みさとちゃんが、とにかく可愛いです!
あうあう~言っていたおむつ時代から、少しずつ成長して喋れるようになって、幼稚園へ行って、小学生へ・・・そりゃ藤堂(攻め)も親バカになるのも無理は無い・・!!
他のレビューの方も言っていましたが、みさとちゃんが彼を連れてきたら大変なことになりそうですね。
とりあえず3人目の父親ファータが、興信所で情報を調べ上げ、一番冷静そうな…

3

初恋ドレッサージュ 小説

いつき朔夜  周防佑未 

とても気持ち良い作品でした。

 日曜の午後はテレビで競馬を楽しみます。馬って本当に美しい生き物ですね。

 でもカラダは大きいし、馬らしい匂いもあるし、お世話はホントに大変です。
生き物に関わるということはかっこよさを追うことではではなく、『共に生きる』ということ。主人公の二人と二頭の関わりでそれが本当によくあらわされています。
 馬は賢いしプライドもあります。乗り手の技量をすぐに見抜くし、人の感情もよく感じ取ります。…

1

征服者は貴公子に跪く 小説

いつき朔夜  金ひかる 

あらすじを深読みした自分を罵倒したいくらい面白かった!

これ、イラスト買いしたものの、しばらく寝かせてたんですよね。とにかくあらすじから『金で買った相手を無理矢理~でも実は好きだから』みたいなど~しようもない(でもよくあるんだよ、これが・・・)展開を予想してしまったんです。私はその系統がものすごくキライなので、これもなかなか手が伸びなかったんですよ。

でも、思い切って読んでみたら全然違うよ!いつき先生ごめんなさい。穢れた私の妄想をお許しください・…

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