高岡ミズミさんのレビュー一覧

弁護士成瀬貴史の憂鬱 小説

高岡ミズミ  水名瀬雅良 

登場人物のどれも共感しがたい

うわー。
高岡ミズミ先生の作品て、自分にとっては「ヒット」か「かすりもしない」か
どっちかなんですが、今回は「ハズレ」です。
高岡ミズミ先生作品はドラマティックな起承転結がなく、どちらかというと
ジワジワ地味~にすすむ感じのストーリーラインが多い。
魅力はといえばスタイリッシュな登場人物と彼らが交わす言葉遊びのような
会話だと思うんだな。
だから、登場人物に魅力を感じないとトコトンだ…

4

VIP 小説

高岡ミズミ  佐々成美 

新しいスタイルのヤクザBL!?

さすが高岡先生であります。
高岡作品に出てくる攻めって、どうにもこうにもキザったらしく、
いやらしいほどにスタイリッシュ!
コンチクショウめ!と思いつつ、ハマることが多いんですが。
それがインテリヤクザ化するとこーなるのか…なるほど。
攻めの久遠はヤクザというよりアメリカ映画に出てくるマフィアといったほうが近い。
しかもオックスフォード留学経験あるらしいです。
セレブなおヤクザ様で、…

3

あなたの花になりたい 小説

高岡ミズミ  紺野けい子 

追い詰められる先生編

シリーズ3作目の完結編は教師と生徒、それも16歳差だから出会いがなんと
受け様が小学生の時になります。
初めてのキスが中1で、受け様から隙をつく一瞬の出来事でなんです。
今まで小学生で、毎日中学生になっても母校へ遊びに来ている受け様なのですが、
先生だって懐かれれば嫌な気はしない、でも相手が幼いなりに本気だったら・・・
教職の身であり、諭さなければならない教師が、情熱だけで真っ直ぐに向け…

0

ハッピーハーレム 小説

高岡ミズミ  やまねあやの 

ベタ甘の溺愛

続編はもっとベタ甘な展開になっていて、それでもくどくないから読みやすい。
金融屋とひょんな事から恋人同士になった、顔だけ受け様ですけど、
とっても可愛い性格なんですよね。
そしてノンケだった攻め様は今では受け様にベタ甘で、心配性になっています。
今回は、攻め様のバックグラウンドも関係してくるストーリーで、
攻め様が金融屋として、ピンチに陥ってしまうスリリングな展開です。
いつもお使い程…

0

ハッピータイム 小説

高岡ミズミ  やまねあやの 

ミイラ取りがミイラ

自分の類まれな容姿がコンプレックスで、顔だけ男だと周りに言われているような
受け様が、ある日ヤクザものの車に酔った勢いで蹴りを入れたことから絡まれ
いきなり高額の借金を背負わされそうになり、そのまま街金に連れて行かれ、
そこでフェロモン垂れ流しのような色男の金融屋の攻め様と出会う。
ヤクザに請求された金額を値引きしてもらい、何やらいい人だと思ってしまう受け様。
でもその百万の返済の為に受…

0

あなたの花になりたい 小説

高岡ミズミ  紺野けい子 

16歳の年の差も中学1年とだとちょい驚愕

旧版に新たに書き下ろし【それぞれの花~前島&金田】を加えた新装版。
この本自体が【夜ごとの花】と【花のように愛は降る】のSS番外編で構成されているものなので、正直、前作2冊を読んでいないと意味のない本かもしれません。

表題になっているカプは、【夜ごとの花】の主人公・吹雪を好きだった同僚の小学校教師・前島と、吹雪の教え子で母親と義父のセックスを見てしまいショックを受けていた金田という生徒の組…

4

VIP 情動 小説

高岡ミズミ  佐々成美 

和孝花嫁修業編w

メイン的な事件としては和孝の弟が登場ですが、流血や乱闘に
なるわけでもなく心情的な事件として解決。
和孝のトラウマのひとつが解決された今回の本の中に、今後の
重要キャラになるであろう人物が2人(1人は名前だけ)登場して
くるんですが全体的に次巻への伏線メインの1冊という印象の
ゆるい雰囲気でした。


薬の後遺症治療のため冴島医師の診療所に居候することに
なった和孝が、味噌汁作り…

5

優しい夜 小説

高岡ミズミ  水名瀬雅良 

ブラコン?

さらっと読んでしまいました。
う~ん。血がつながっていないけれど、
兄弟のように育った2人のお話。

幸弘は、事故で両親の兄を亡くしてしまい、
引き取られた家で、将臣と出会う。
事故の後遺症があったり、心も開けない幸弘に
常に優しく、見守るように大切にされるのですが、

そりゃ、そんなに大切にされたら、好きになっちゃうよ!!!!!
と突っ込んでしまうような甘やかされっぷりでした…

2

優しい夜 小説

高岡ミズミ  水名瀬雅良 

・・・あまりにも『平坦』過ぎました。

高岡さんは、『可愛いひと。』シリーズの新装版以外読んだことがなかったんですが、今回これを読んで思ったのは『・・・普通』でした。それ以外に言いようがないです。

私は『淡々とした日常の地味~なストーリー』はかなり好みです。特に事件が起こるわけでもなく、たいした起伏も意外性もないストーリーでも、それ自体はまったく気にもなりません。そこでキャラクターが『生きて』いればそれだけでいいんです。

2

甘い罠で喘がせて 小説

高岡ミズミ  立石涼 

怒涛の4P突入!エロさ高密度ですよ~

前作もエロエロ路線まっしぐらの続編は手抜き一切無しの高濃度エロ続編になってます。
一癖も二癖もあるある意味似た者同士の教師攻め様たちと、それに素質を開花させて
にじみ出る貪欲なエロさを惜しげもなくさらけ出す高校生の受け様。
根暗で苛められていたとは到底思えないくらい貪欲に性を貪る姿はエロいの一言!
今回はそんな受け様にもお年頃らしい、普通のお友達も出来て、新展開?なんて
思ったら、友人の…

6
PAGE TOP