高岡ミズミさんのレビュー一覧

Maybe Love 小説

高岡ミズミ  陸裕千景子 

町の人々に祝福されて(笑)

02年の新書版の文庫版での再販になります。
小さな田舎街に赴任してきた小学校教師が、彼に一目ぼれした町の人気者である役場の男性に餌付けされ、次第に気になっていつの間にか恋になっていたという、ライト目のラブコメなのですが、始終ほっこりほのぼのして、とことんハッピーな展開で進むので、暑くて重い文章が読めないこの時期にぴったり♪
陸裕さんのイラストもとてもコミカルでお話と共に一緒に楽しめました。

3

甘い罠で蕩かせて 小説

高岡ミズミ  立石涼 

あ、無理

すみません、これは最初から最後まで無理でした。
読後感は「気持ち悪い」のひと言だけです。
それでもレビューなので、とりあえず私の思ったことを率直に書かせていただきます。

あらすじは出版社あらすじそのままで特に追加すべきところはありません。

登場人物ですが、主要の三人から脇役にいたるまでおかしい人しかいません。
あー本編の最後にまともな感覚の女の子が出てきますけど、あの子を天使かと…

3

心に愛は満ちてるか? 小説

高岡ミズミ  マツモトミチ 

おおお…無自覚なおっさん、GOOD!!

高岡さん、久しぶりに読ませていただきました!
おじさん受けだし、攻めはノンケの年下らしいし、
なんたって表紙が麗しかったので♪

しかしですね、読んでいくと、
当て馬というか調査対象の田之倉に共感してしまって
「…絶対振られる立ち位置だってわかってるのに
そんな男の気持ちに寄り添ったってしょうがないだろ!」と
自分にツッコミ入れました;;
本当、自分には美人で出来すぎな奥さんがい…

5

この男からは取り立て禁止! 小説

高岡ミズミ  桜城やや 

さらりと楽しめるんだけど…

高岡先生のシリーズものの後に読んだのもいけなかったんだろうなあと…(笑)
設定もキャラも面白くさらりと読めて良かったんですけど、
軽めのお話になり過ぎちゃった感じがして、もう少し2人の心情面や恋路を読みたかったなあと‼
その前に読んでいた、高岡先生の作品が心理描写どっぷり系だったから、勝手に物足らなかったんだとは思います。

内容は、エリート会社員なのに、のぞき屋でバイト中のプリンス•村…

0

我儘なリアリスト 小説

高岡ミズミ  蓮川愛 

芦屋兄弟末っ子篇…まさかの年下攻めになってた‼

芦屋三兄弟シリーズ、末っ子篇‼

「あれ⁉」
末っ子は受けだとばかり思っていたから、15歳年下攻になっていた事に驚きでした‼
しかも、お相手の人物はビッチ受⁉
最終的に、芦屋家は総ホモ、攻め三兄弟になってしまいました(笑)
でも、家族愛はたっぷり、三種三様の恋愛模様が楽しめました♡

末っ子篇は、カメラマン志望の高校生• 朋春 × カメラマン&専門学校講師•志木の年の差15歳のお話…

1

エゴイストの初恋 小説

高岡ミズミ  蓮川愛 

前作よりラブ増量‼ 攻様が初恋を知ってメロメロになってます(笑)

芦屋三兄弟シリーズ四作目。
次男篇は「不機嫌なエゴイスト」の続編になります。
この続編、4年半もたって出たんですね‼
私は続けて読んだから良かったんですけど、そうじゃない人は微妙な気持ちだろうなあと⁉

前作で哀しい過去を乗り越え、恋人同士の関係になった冬海と洸。
でも、冬海はまだ洸への気持ちを明確に自覚出来ていないんです。
だからか、わざと洸を試すような行動をとって、洸の自分に対す…

2

不機嫌なエゴイスト 小説

高岡ミズミ  蓮川愛 

芦屋三兄弟シリーズの次男篇

前回の長男篇とは、カラーがガラリと変わります。
長男カップルは、明るくポジティブな関係だったのに対し、次男篇のイメージは陰です。

カフェオーナー•冬海 × 大学生•洸のお話。年の差ありです。
2人の関係は、8年前に、ある一人の人物をなくすまでは、キラキラ明るく夢のある関係でした。
その、2人にとって大切だった存在…冬海の親友であり、洸の兄•輝。
いなくなってしまう直前に、冬海は輝に、…

0

御曹司の婿取り 小説

高岡ミズミ  壱也 

ラブより御曹司の成長記

成金でラブホテルを複数経営する家の御曹司の基樹と元華族の家柄でありながら
没落して自宅や不動産まで差し押さえになって、自身を身売りするように姉と婚約した
建築士の葉室とのラブなのですが、ラブよりも基樹と父親との確執や、
基樹の成長していく過程の方が軸になっているような内容でしたね。

成金御曹司だけれど、自分の家柄にかなり自嘲しているような雰囲気です。
成金特有の傲慢さはないけれど、父…

3

御曹司の婿取り 小説

高岡ミズミ  壱也 

互いがお婿さんデス

この公式のあらすじを見て想像するお話と実際読むお話はきっとギャップがあると思います。
実際読んでみて、この煽るようなラストの一文「~ラブホテルで育む、禁断で禁忌の愛」間違ってはないけど、ちょっと~です。
お話としては、バブルの頃にラブホテル事業などで成功した成り金金持ちの家の目的もなくただ遊び呆けているような大学生の息子が、姉に優秀な婚約者が出来た事で自分の立場を危惧してポーズで父の仕事でバイ…

2

野蛮なロマンチシスト 小説

高岡ミズミ  蓮川愛 

不器用攻×天然受! 家族愛もあってじんわり‼

芦屋ブラザーズシリーズ一作目。長男のお話。
続きとして、次男篇が二冊、末っ子篇が一冊出版されています。

内容は、有名なルポライター•芦屋愁時×記者を目指し、弁当屋でアルバイト•倉橋多聞の年の差のお話。

アルバイトをしながらミニコミ誌の記者をやっている多聞。
取材でカフェ・エスターテを訪れます。
そこで、凄く感じの悪い男、カフェのオーナーの兄・愁時と出会います。
嫌な奴と思ってい…

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