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高遠琉加 祭河ななを
ミュウ
業界物が好きというそれだけで購入したのですが、いまでは宝物の本の一つです。 3巻を揃えてからの一気読みをお勧めします。 祭河さんの描かれるイラストも登場人物と同じように繊細で、とてもイメージに合っていました。 俺様なタイプが好きなのでエキセントリックなカオルの言動にもときめいていたのですが、それだけではないカオルを知ってから更に好きに。 でも、基本的に俺様というか、自己中心的なのは変わ…
高遠琉加 北畠あけ乃
むつこ
私の愛する高遠琉加さんの監禁モノです。 高遠琉加節に胸ときめかせ、読み終えるのがもったいなくて、行きつ戻りつしながらゆっくり読みました。 神に近い萌え評価です。 主人公は遊び人の大学生、瑛。 ふと目覚めると、雪深い別荘に、鎖で繋がれて閉じ込められていた。 主人公のそばには、大学教授の音無がいた。 よくある監禁モノのように、凌辱強姦はない。 音無はひたすら、主人公を『観て』いるのだ。 まるで絵画を…
高遠琉加 佐々成美
もうあらすじ読んだだけで泣きそうになったんですが(高遠琉加さんになら裏切られないで済むと完全に信じてるもんで)、中身もヤバかったです。 号泣号泣また号泣で、涙腺が決壊しました。 ちなみに高遠琉加さんの本は、読むのを封印してる本が何冊かあります。理由は、もったいないからwちびちび読むのだ。もし私が今日事故死したら、「た、高遠さん…」と言い残して死ぬと思います。棺桶には未読本を入れてやって下さい。でな…
高遠琉加 麻生海
abridange
幼い頃、父に連れられて行った高級フレンチレストランで置き去りにされてしまった過去を持つ主人公・理人は何を食べても「おいしい」とすら思えない。 彼の生きがいは件の店「ゴルド」をいつか自分の手に入れること。ディレクトールを務める店ル・シャルダン・デ・レーヴは、そのための踏み台に過ぎなかった。 そんな彼にシェフの久我は「皿の上には命が載ってるんだ」と言う。 生きることが苦痛でしかなかったかのような…
藤棚
ネタバレ
待ちに待った3巻では、修司が欧州へ渡ったいきさつ、 フランスでの修業時代がチラリと語られました。 グッとくるエピソードが満載で、泣きツボを押されること多々。 こういう経験が今の久我修司を作ってきたのかと思うと、 修司がとても愛しくなりました。 そして1巻では「素敵なおじさま、理想の上司」でしたが、 2巻でなにやら不穏な動きを見せ…… 今回の3巻では、やっぱり!そういう人だった!!…
傾きかけたレストランを盛り上げる為、 力を合わせなければいけない支配人(鷺沼)とシェフ(久我)ですが。 二人の意見は真っ向から対立・衝突の連続です。 食べる事を嫌悪しているかのような鷺沼。 そんな鷺沼に料理を愛する久我は『食に携わっていて欲しくない』と。 しかし後半になって明らかになる、鷺沼の過去。 なぜ彼は食べ物に興味がないのに、食に係わる仕事をしているのか。 それが語られ…
高遠琉加 北上れん
はる
タイトルの「ホテル・ラヴィアンローズ」にまつわる短編が三話収められています。 「ホテル・ラヴィアンローズ-青-」 滝口を密かに思っていた久住は、そのことを化学教師の崎田に知られ、証拠のデジカメを返して欲しければと行為を強要される。好きだという気持ちを隠したままいつしか滝口と親密になりそんなある日、事件を起こしたと滝口が久住をたよってきて、二人は逃避行することになった。読後、青春映画をみたような…
高遠琉加 依田沙江美
格安アパート「パレス・シャングリラ五反田」に暮らす大学生達のお話。 住人達は皆、個性的で。何となく訳アリな様子。 そんな彼らの事情や恋愛が描かれて行く訳ですが。 今回はシリーズ第一作目。 まだ導入部分ですので、恋愛描写はほぼないです。 しかし学生が抱える葛藤や胸の内を丁寧に描いていて。 読んでいて胸の奥が熱くなるというか、切ないです。 アパートの住人は学部は違いますが全員、桜…
やっぱ高遠さんの小説、好きです。 まず文章が好きだ。くどさがない。大事な場面もさらっと書いて、だからこそ余韻が残る、みたいな。 この第一巻は、恋愛的な要素はほぼないです。その前段階かな。 一つのアパートに住む六人が、これからどうなっていくのか楽しみです。 表題作以外に「さよならを教えたい」という短い物語(こっちも続いていく)が入ってましたが、これはズギューンと来ました。私のど真ん中ドストライクでし…
一作目で血を吐いて倒れた「パレス・シャングリラ五反田」の住人。 事情があり極貧で、作者からは「シンデレラ」と呼ばれる 苦労人・響川が、今回の主人公です。 そして青春小説風だった前作よりも、BL色が濃くなってきました。 繊細な美貌の響川は、奨学金とバイトで大学に通う苦学生。 ぎりぎりの生活の中で誰とも触れ合わずに孤高を守り、 自ら「幸せ」から目を背けて暮らしている風です。 そん…