香坂あきほさんのレビュー一覧

純情不埒 小説

高遠琉加  香坂あきほ 

高遠先生なのに、霞み掛かっているような・・・

大好きな作家さんの1人の高遠先生の新刊にニッコリ^^
でも、何だかちょっと違う感じがする・・・
文章の雰囲気が違うって言うか、ストレートに伝わってこないと言うか、茶鬼さんと同様に何度も読み返していました。
それでも、高遠先生の心情語りの巧みさはサスガだと思います。
出版社さんの違いか?読み難かったのはあったけど。

攻め受け2人とも、仮面を付けて生活しているのですね。
唯司(攻め)は…

1

純情不埒 小説

高遠琉加  香坂あきほ 

面倒見の良さがヘタレを救う

高遠さんらしく、ぎっしりの中身の本です。
3度読みかえしましたが、読み返すほどに時間がかかったという(汗、、)
単純にこれに萌えたー!とかそういうお話ではないですよね、じっくり読ませるので。
最初のお話では、うんうん、そうか、よかったねと思える、でもそれだけでは物足りなさを感じる結末。
だけど後半のお話は受け視点になることで、受けの性格は何となく前半で見えてはいましたが、ここまでネガティブ…

2

蝶々の爪痕 小説

西野花  香坂あきほ 

気持ちも力も強い女王様受け

流派の存続のためにパトロンに身を差し出さなくてはならなくなった舞いの名手。
そんな設定に、女子のようなかよわい受けが嫌よ嫌よで・・・なんて想像してたんですが、これに登場する受けはしたたかで強いです!
その意外性がツボかもしれません。
文章は攻め視点で展開するので客観性があり、非常に登場人物達が解り易いです。

ヤクザの妾腹の息子櫻井が父親が亡くなったことで引き継いだのが、日舞東雲流のパト…

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僕の好きな漫画家 小説

佐々木禎子  香坂あきほ 

9歳差の年下攻と、マンガを描くという事

帯『俺よりでかく育ったからって、頭を撫でるな。もっと俺を敬え。』

BLに出てくる漫画家ってかなり変わったタイプが多い様な印象があるんですが瞬[受]は思考も行動も割に常識的です。
尤もあまり考えずに子猫を拾って来たりはしますがまあ許容範囲内かなって感じで。

瞬は売れっ子ではなく、かといって全く人気が無いという訳でもなく少年誌1本連載がメインの微妙な人気位置の漫画家。
彼と澄夫[攻]と…

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ボディガードは純愛を囁く 小説

海原透子  香坂あきほ 

うん。いいんでない?

モジ(((´ω` *)(* ´ω`)))モジ 可愛らしい設定で嫌いじゃありません。
なんていうのかな、読み終わったあとも、よかったね。と本を閉じたくなる一作でした。
ビーチで受けの素肌を見せたくないから、パーカーを着させるってところ。
えー!? 工エエェェ(´゚д゚`)ェェエエ工
ビーチで服着ろって言われたくないよ。暑いじゃん。やきもちもそこまでくると、「はいはい、よかったね。男でも胸…

1

束縛の呪文 小説

夜光花  香坂あきほ 

前半大好き、後半ガッカリ

前半の『束縛の呪文』は、すごく好きです。
でも後半の『解放の呪文』でガッカリ。

「執着攻めに見せかけた執着受け」ってまさにその通りで、前半部分のラスト、真相が明らかになっていく過程で鳥肌がたつぐらいゾクゾクしました。
受けのねじくれた性格、好きだなって思いました。賢いアホ。前向きで行動的でマイナス思考。

でも後半はなァ…。
しつこいマイナス思考っぷりにウンザリしました。
「いつか飽きる」ってこ…

3

花顔の人形に恋を知る 小説

生方凛  香坂あきほ 

恋に落ちるのに時間は関係ない?

ひとめ惚れという言葉があるぐらいので、恋に落ちるのに時間は関係ない、それは非常に思います。
それに案外ひとめ惚れカップルが多いですもんね、BLの世界って。

受けの蛍は大学生、とある事情でまとまったお金が必要で、そんな蛍にアルバイトをしないかと声をかけてきたのは全く面識の無い胡散臭い雰囲気の柳田という男。
柳田に上手く乗せられて『人形の振りをして動かずにいる』仕事を警戒しつつも受けてしまっ…

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華麗な恋愛革命 書下ろしペーパー グッズ

魔性の黒猫さん

本品は『華麗な恋愛革命』の
フェア書店限定配布の特典品になります♪

今回は本編終了後、
ハロウィンの二人を描いた番外編となります。

外国ジュエリーブランドの
オープニングイベントにやってきた潤。

ハロウィンの仮装パーティのため、
本日の衣装は
漆黒のシャツとリボンに半ズボンと
膝まであるロングブーツ。

そして
仕上げとばかりにつけられた …

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華麗な恋愛革命 小説

青野ちなつ  香坂あきほ 

嫉妬は恋人の特権

今回は俺様ながらも仕事には真摯なトップモデルと
攻様の恋人で健気で純真な高校生のお話です。

前作にてラブラブになった二人それぞれに
横恋慕する相手が登場して嫉妬と誤解の嵐?!

受様は華族の流れをくむ
由緒正しい家に生まれますが
外国人の母の血を疎まれ
目立たない様に暮らしてきました。

そんな受様が前向きになれたのは
自由奔放な攻様に出会い、
彼に惹かれた事がきっかけ…

1

花嫁と王子様 小説

水瀬結月  香坂あきほ 

現代版人魚姫

今回は類い稀なる美貌の地中海の小王国の第二王子様と
隔世遺伝で王国人に似た要望を持つ町役場職員のお話。

憧れの王子様である攻様との再会した受様が
彼の気持ちを受け入れてまとまるまで。

これは受様の町と
地中海にある小王国に昔から伝わる物語です。

物語の舞台は
町から遠く離れた小さな港をもつ村で
ある時、その村を季節外れの嵐が襲います。

昼間でも空は夜の様に暗く濁り…

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