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10/36(合計:353件)
宇宮有芽 香坂あきほ
M+M
ネタバレ
1冊すべて表題作です。 里見(受け)が主人公なのですが、尾上(攻め)もあるので、互いの心情の変化が分かりやすいです。 ささいなことから里見は尾上に突っかかるようになり、尾上も反感を持ちます。 そんな中の良くない二人が、同居をきっかけに互いの内面を知ることで惹かれていきます。 二人が互いに正体を知らぬまま、オンラインゲーム上で一時期付き合っていたという「秘密」。 里見がお金にうるさ…
野原滋 香坂あきほ
ヤマヒロ
タイトルやあらすじからうけるイメージと全然違った作品でした。 受けの紺は元恋人をストーキングしていて、異常に執着してます。 攻めのテツローはかなりグレーな便利屋ですが、根はお人好しで悪人に徹しきれない感じですね。 紺の一人称で話が進むのですが、最初はその壊れっぷりにドン引きしました。 感情の動きが異様なんですよね。監禁している攻めの方が断然マトモなんです。 この紺のモノローグで最…
香坂あきほ
fiona0109
表題作シリーズの他に「恋の雫」に収録されていた「シェイク」のカップルのお話が収録されています。 前作を読んでなくても多分分かるようなつくりにはなっていると思います(もちろん読んでいる方が細かい部分は分かりやすいと思いますが)。 「シェイク」のその後が気になっていたので、それが読めたのは嬉しいですね。 表題作シリーズの方は年が離れた幼馴染モノ。 地元を離れた大好きな幼馴染のお兄ちゃん(ア…
はるぽん
元恋人をストーキングしている受けが、とうとう元恋人が雇った便利屋に監禁され、恥ずかしいお仕置きをされることになる、というお話です。 元彼に執着しているヤンデレこじらせ受けが、便利屋攻めにお仕置きされるコメディチックなストーリー…なのですが、読んでいるうちにところどころで「あれ?」と思うようになっていきます。ラブコメとしては異質なほどの受けの悲惨な過去が明らかになり、徐々にどこか奇妙な、殺伐とした…
一ノ瀬智 香坂あきほ
マキヲ
新人作家さんの作品なのであまり期待していなかったのですが評価が高いのも納得できる面白い作品でした。 物語は攻視点で進みます。主人公の碓氷は、序盤こそモテ男を自認してイイ女と遊びまくる自分に酔っているタイプの傲慢な攻なのですが、その一方で学歴や仕事ぶりが決して褒められたものではないことも自覚している、妙に素直なところが魅力的なキャラクターです。 イイ男を気取っている彼が、美貌のエリート・…
冒頭、大学時代の友人達との飲み会…東京に転勤になる親友の壮行会のシーンから始まります。舞台は大阪です。大阪のはずなのに、誰一人関西弁で喋らないのは何故なんだろうってことがずーーっと気になって萌えどころではありませんでした。最初から最後までみんな標準語です。攻の部下が唐突に流暢な関西弁で喋るセリフがあるのですが、関西弁のセリフは本当にその一箇所だけ。しかもその人も二度目の登場シーンでは何故か標準語だ…
室戸みさき 香坂あきほ
現代の火消こと消防署を舞台にした、消防士と前世と変態放火魔と友人の横恋慕が交錯するお話でした。要素を盛り込み過ぎだし、新人作家さんということで相応に不安定な筆致に最後まで慣れることができませんでした。今後に期待したいです…。 健二はともかく、イラストの一樹がまったく「28歳の元官僚」に見えなくて笑ってしまいました。前世では稚児小姓だし作品のライトな雰囲気とは合っている気もしますが、終わってみ…
生方凛 香坂あきほ
1冊すべて表紙カップルの話です。 長編の表題作「花顔の人形に恋を知る」は蛍(受け)視点。 柳田という初対面の男に請われて、人形として派遣された九条(攻め)の心を知り、恋人同士になります。 短編の「九条」、「九条と蛍」は九条の視点。人形派遣を依頼するまでと、その後の二人のデートの模様です。 そこではまだぎこちなかった二人ですが、ショート「好きなこと」では互いに好きなものを話し合っ…
てんてん
本品は『犬、拾うオレ、噛まれる』の フェア書店限定配布の特典ペーパーになります。 本編後、 新居の物色ついでのお買い物での騒動です。 紆余曲折の果てに 2人で暮らす事にしたテツローと紺。 不動産屋を回り、 いつくつか新居の目星を付けた帰り道、 ホームセンターに立ち寄ります。 まずは寝具の売り場に向かうのが テツローらし過ぎると思った紺ですが 展示品の品定め…
Krovopizza
8作品の番外編が各4ページずつ入った全サ小冊子。 ハルヲさんと野原さんの作品以外はエロなしor少なめです。 ■青野ちなつ『恋愛革命』シリーズ 泰生の仕事の関係でパリに来ている潤。 先日結婚式を挙げたギョームとベルナール(『情熱の恋愛革命』参照)に送るブーケを選ぶため、未尋の働く花屋へ。 そこで未尋の作ったブーケを選びます。 そこへ未尋の恋人・冬慈がやって来て、いつものように未尋を猫…