total review:300914today:10
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6/7(合計:70件)
野原耳子 ビリー・バリバリー
みくろ泡
表紙のビリーバリバリーさんに惹かれて買っただけのやつですが、 読んでびっくりするクオリティで語彙力死にました。 最初は殺伐とした性格をして自分が死ぬのもなんでもない事のように語ってた受けがだんだん絆されて落ち着いていくところが一番の素敵ポイントでした。 出てくる登場人物のほぼ全員闇が深くて、だからこそ考え方とかに人間味があって面白いです。ここで完璧な人がいると急にファンタジー感でそう…
窓月
ネタバレ
異世界転生系ってあんまりそそられないんだよなぁ(ホジホジ)とか思いながら、お給料が入ったのでやっと購入して拝読することができました。 7割読み進めてようやくBLみを感じ始め、キタぁー!ってなって、あれ?ってなって終わってしまった…。本作の売り上げ次第で続編出しますだなんて、作者にも読者にも酷すぎます。そういう企画なのでしょうか?物語の続きが作家様の脳内にしか存在しなくなるなんて絶対やめてぇ〜…
もちももち
続きが読みたい&男前受け好きな方達に、是非読んで欲しくてレビューしました。 内容は簡単に説明すると、戦闘能力が半端なく高い30代のおじさん(お兄さん)が異世界へ行って王様のお嫁さんになり国民からは女神と呼ばれるお話です。 主要なキャラが3人いますが、それ以外のキャラもみんな個性があり本当に深いお話になっています。 なによりも、、、 この本挿し絵が無いのに、ものすごくイメージさせるの…
野原耳子 桝目の助
現在Kindleで配信されているバージョンでは、番外編が追加されています。カバーイラストも異なります。 作者が本当に書きたかったお話とのことで、やっと読んでみたのですけれど…本作は個人的に合いませんでした。中立としゅみじゃないの間くらいです。 花嫁もの+民族BL(っていうジャンルあるかわからないけど)ですが、キャラ造形もカップリングも同人作品『再生』と似ているので作者の性癖なのかなと思…
ししの
こんなBL作品を待っていました!!! 心の底から作者様と出版社様にお礼を言いたい。 受けがおっさんか〜そうか〜と両手を合わせ、読む前から期待を隠せずページを捲る手が止まりませんでした。 ファンタジーものの難しい文体が苦手な私でもとても読みやすかった。 序盤、受けの雄一郎を知る度に、表紙を見返しては 「ほんとにこのおじさんが、この両脇の子達にえっちなことをされちゃうの?」とハラハラドキドキ…
この同人作品がちるちるに登録されていて評価もそこそこ入っているのは、配信時期によるためでしょうか。とにかく登録してくださってありがたいです。正直、作品登録大変です…。 内容は先のレビューどおりで、全く同意です。女性キャラ、レイプ、喪失体験などが苦手な人にはおすすめしません。うーん、ストーリーを作るための重要食材とはいえ仕上げはカタルシス添えなので、完全に夜明けの腐女子向けかな? 読み応…
野原耳子 枡目の助
2014年に第7回B-PRINCE文庫新人大賞優秀賞を受賞されている作品ですので、執筆されたのは電子書籍刊行年よりだいぶ前ですね。 本作は先日拝読して個人的にすごく好きだった『夏の庭に、あたたかい雨』(第5回B-PRINCE文庫同賞受賞)の後に書かれたようですが、テーマに通底するものを感じました。シリアスなトラウマを抱えた主人公がありのままの自分を絶対に否定しない人に出会い、前を向けるように…
初の野原作品。人気作はあれど、日常系や日本を舞台にしたものの方が親しみやすい読者なので、初めての作品は時代物の本作をピックアップしました。 遊廓もの。うーん、遊廓もの好きなので期待してたんですが、どうもメインカプに入り込めず苦戦しました。時代物を読んでみて作者の個性も見えたような気がします。 貧農出の姉弟、清子と志津夫。器量の良い姉は遊女として、弟はいつか姉の鎖となることを予言されなが…
『花嫁のカヤ』はAmazonで、『傭兵の男が女神と呼ばれる世界』はちるちるランキングで評価が高いけれども、設定が大好物とまでいかなくてなかなか手が出ませんでした。作者の作品を読むのはこれが二冊目なのですが、すっっっごく良かったです…!!! そういえば最近、小説の新作で親戚とか義理の兄弟ものを読む機会がなかったかな、と。本作の電子書籍刊行は2019年なので、(創作期間は直近とは限らないけれど)…
かん衛門
異世界へと飛ばされた傭兵(37歳)が女神と崇められ、しかも元の世界へ戻るためには王の子供を産まなくてはならない―――タイトルとあらすじだけ見るとコメディかと思うでしょ。いやいや、これがなんと、めちゃめちゃシリアスなんです。 登場人物がほとんど壊れてる。心に空虚な穴や闇を抱えて生きている。生きたいと渇望して生きている人間がほとんどいない。 それを伝える描写に引き込まれました。正直に言って私の…