語シスコさんのレビュー一覧

野良犬にさえなれねぇ コミック

語シスコ 

本領発揮!のアウトローもの

5月の予約購入本のひとつ、語シスコさんの新刊。
ワクワクしながら開いたら、口絵にいきなり女装っ子が!
まさか女装モノ?!と一瞬たじろいだものの(苦手なんです、女装モノ)、本編には女装シーンはありませんでした。めでたし、めでたし(゚ー゚;A

ていうか、この口絵、「赤ずきんちゃん(=女装っ子)たら気をつけて(オオカミが狙ってるよン)の図」だったんですね。
冒頭の「ハートに風穴」は、そう言わ…

8

野良犬にさえなれねぇ コミック

語シスコ 

変わるものと変わらないもの

◆『野良犬にさえなれねぇ1~5話』
 家族でも恋人でも普通の友人でもない「保」「連」「洋平」の3人。道が別れても敵対してもどこか信頼し認め合っている男同士の絆が熱い表題作でした。
 それぞれが自分の道を見つけ、大切な人を見つけます。1人まだ自立できずに彷徨っている男がおりますが、他2人から同情されないうちはまだ大丈夫なのでしょう。

「そいつとは今もダチのまんまだ」
大事なものが1つでも…

2

野良犬にさえなれねぇ コミック

語シスコ 

読むほど染み入る

2008年~2010年にルチル掲載されたものに、描き下ろしを加えたものでした。
表紙の洋平の思春期と大人になってからの恋のお話。

導入?の「ハートに風穴」は、洋平の親友・保の弟、央登視点で、洋平への思いが軸になっていました。が、洋平とレンの複雑な思いは匂わせてあって、何があったのか非常に気になる。そこから表題作(洋平×蓮)につながっていきます。

語作品おなじみのろくでなしモノなんです…

3

野良犬にさえなれねぇ コミック

語シスコ 

ダークヒーローの肖像

シリアスで重いけど、端々に挟まれるギャグと
男たちのタフなカッコよさのおかげで
読後感はカラリと痛快。
ビターでエッジの効いた青春エンタメ劇です。


【ハートに風穴】は
明るく可愛い高校生・史登の身に起こった不幸な事件と
その後のめっけものなラブ展開を描いたプロローグ。

その後の【野良犬にさえなれねぇ】は
史登の兄・保と、その幼馴染み二人の過去編。
幼馴染みの一人で史登…

6

三十二歳の地図 コミック

語シスコ 

三十二歳なんて、

まだまだ全然ヒヨッコよ!!

なんだかお久しぶりの新刊!と、喜び勇んで買ってみたら、結構以前の作品でした。
でも、コミックスにまとまって読めただけいいわ。

SEX&CITYは見たことないけど、タイプも職業もバラバラの、ただゲイであるという絆で結ばれた同志のが、恋に愛に語り合う。
若さって、、、
バカよね。
三十二歳なんて、全然ヒヨッコなのに、もう、若さが足りないとか、そんなことい…

1

三十二歳の地図 コミック

語シスコ 

ねぇ、最近どうよー?

カタルン、実におひさ!な単行本で嬉しいよーーーー!!
と、思って掲載年度を見たらメインとなるシリーズは09~のもの、同時掲載の先生生徒モノに至っては06、07年(滅茶絵が昔の絵だった!)という古い作品ではあるのだけど、実にカタルンの魅力満載!
この語シスコの漫画は語シスコにしか描けない、実に絵にも表現にもキャラクターにも作家さんの特徴がありありと見えるから、実はその感性の部分が自分に非常にマッ…

7

三十二歳の地図 コミック

語シスコ 

読んで楽しむだけでなく、遊べる漫画

新刊チェックで、まず『三十二歳の地図』という題名を目にして、
とある妄想を瞬時にしてしまい、また、同年代ということで親近感が湧き、
あらすじを読む前から読んでみたいと興味を持ちました。
今回は特典ペーパーが付くということで、いつものお店で予約して購入しました。

本の題名から、
「三十二歳の受けが、性行為の際の精液や失禁、または夢精で
シーツに染み込んだシミが地図の模様になったのか……

3

三十二歳の地図 コミック

語シスコ 

あらっ、キャリーじゃない?お久しぶりね。

『セックス・アンド・ザ・シティ』の文字を見て(コミックの帯に書いてあるのよ)
 【キャリー・ブラッドショー】
 【シャーロット・ヨーク】
 【ミランダ・ホッブス】
 【サマンサ・ジョーンズ】
まず、この4人の映像が頭の中にものすごい勢いで浮かんで駆け抜けていった…そんな姐さん方に、是非このコミックを手に取って頂きたいですわ。
『セックス・アンド・ザ・シティ』の世界がとても大好きな人にお…

1

三十二歳の地図 コミック

語シスコ 

笑って泣ける(?)BL版「SEX AND THE CITY」!!

BLというよりML?
突き抜けたギャグに情熱的なエロシーン、
それでいて中年ゲイの悩み、恋の切なさなど
シリアスな読み応えもあり、文句なしに面白いです。

表題シリーズは全4話。
友達同士の、4人のゲイが順番に主人公になり
真実の愛を見つけていきます。

4人とも、定期的に開かれる男子会では
友達の恋愛について冷静に分析してるのに、
自分のことに関してはてんで不器用なところが…

7

三十二歳の地図 コミック

語シスコ 

若さの不足を補って余りある技術を思い知るがいい

語シスコさん、初めて読みました。
あらすじを読んだ時は「カリスマ語」を操る「シスコ」さんなのかと思っていました。

おもしろかったー。
絵もオシャレでカッコいい。読み心地さわやか。
4人のゲイ友達のそれぞれの恋愛事情が1話ずつになってます。

重くはないけど、でも薄っぺらくなく、笑えるところもあって、各話ごと短くてもしっかり読めました。
4人のうち、琢磨と康平が大学からの友人で、…

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