語シスコさんのレビュー一覧

その町で男はバスを降りた コミック

語シスコ 

一番カタルシスを得られた語シスコ作品

語シスコさんと名乗られているくらいなので、カタルシスを得られた度合いで評価してもいいよね?ってことで、私は断トツでこの短編集が★5です!
読んでたらモヤモヤがなんか色々晴れました。
でもあんまり評価高くないですねー。あれ~?

6編入ってるんですけど、色んなトーンがバランスよく混在していて最後まで飽きずに楽しめました。
短編集ながらも読み応えはページ数以上だと思います。

『その町で…

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LOVE&CATASTROPHES ラブ&カタストロフィー コミック

語シスコ 

菊ちゃん&イチローシリーズ第1章

茜新社から出ている「世界の中心で愛なんか叫べねーよ」の前編にあたる作品で、菊ちゃんの過去や菊ちゃんとイチローの馴れ初めが読めます。

菊ちゃん&イチローシリーズは全部で3編入っています。
どれもかなりイカレた内容なので、最初こちらの作品だけ読んだ際はそこまでハマらずさらっと読み終えていたのですが、「世界の中心で~」を読んでから改めて読み返すとめちゃくちゃじわっときました。
何度も読み返…

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世界の中心で愛なんか叫べねーよ コミック

語シスコ 

アウトロー好きには堪らない名作!

大好きです、コレ!

「ラブ&カタストロフィー」の菊ちゃん&イチローのその後のお話が読めます。
菊ちゃんが前作よりもまつげバッサバサの美男子になってる~♪

シリーズ第1章の「ラブ&カタストロフィー」では菊ちゃんの過去や菊ちゃんとイチローの馴れ初めが読めるので、そちらもあわせて読むとよりこの二人にハマれること請け合いですが、こちらだけでも読み応えは十分です。

『世界の中心で愛なんか…

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三十二歳の地図 コミック

語シスコ 

語シスコ作品の中で一番読みやすい

主人公の一人語りが延々と続く語シスコさんの作風は独特で面白いんですけど、とにかく文字が多い!!なもんで1冊読み切るのに疲れること多々…
更に殆どのコミックが短編集ということもあって、次々と色んなキャラの自分語りを読まされるので、例えるならもはや気分は呑み屋で酔っ払いの長話を延々と聞いているあの感じ(笑)(私は呑めないので余計に時間が進まないんですよw)
でもこれは登場人物が繋がっているオムニバ…

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三十二歳の地図 コミック

語シスコ 

おんもしろかった-!!

SaTCのBL版・・・あの手のドラマは好きじゃないのでどうかなと思ったけど、どうもうこうもシスコさんは最高だねふんとにもう。
一人目の話が終わったとき、ふほーこんなおもろい下世話な話をあと3人分も読めんの♪となったのに、さらに熱血高校教師とDKの話まであって、大満腹ですよ。
この作品はちょっと前のものみたいで、こうして見比べると意外にも絵が変化してますね~。
あとがきの妹さんの話も、間違い探…

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三十二歳の地図 コミック

語シスコ 

語シスコさんの個性が光ってます♪

医者・弁護士・デザイナー・エリートサラリーマンというハイスペックなゲイ仲間4人が、たまに集まってはそれぞれの恋を語り合うという、”Sex and the City”のオマージュ風群像劇。
表題「三十二歳の地図」は、「オトナの性生活シリーズ」と銘打ったこの4人の群像劇4話のうちのひとつである32歳の医師・駒場駿の回のタイトルで、4人全員が32歳というわけではありません。4話の内容は、ざっくりこんな…

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野良犬にさえなれねぇ コミック

語シスコ 

これも高校生もの

高校生祭りもそろそろ打ち止めかなぁ。

爽やかとも、かわいいとも、かけ離れているけど、これも紛れもなく高校生もの。

冒頭の「ハートに~」は、高校生になったばかりの央登は子どもの頃から近所に住む兄の友達洋平が大好き。
洋平としては、まだまだ子供の央登を相手にするわけにはいかず拒み続けるのだが、兄と喧嘩し、洋平にも追い出された央登は、兄と洋平ともう一人の仲間だった蓮に街で偶然で会います。

3

野良犬にさえなれねぇ コミック

語シスコ 

本領発揮!のアウトローもの

5月の予約購入本のひとつ、語シスコさんの新刊。
ワクワクしながら開いたら、口絵にいきなり女装っ子が!
まさか女装モノ?!と一瞬たじろいだものの(苦手なんです、女装モノ)、本編には女装シーンはありませんでした。めでたし、めでたし(゚ー゚;A

ていうか、この口絵、「赤ずきんちゃん(=女装っ子)たら気をつけて(オオカミが狙ってるよン)の図」だったんですね。
冒頭の「ハートに風穴」は、そう言わ…

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野良犬にさえなれねぇ コミック

語シスコ 

変わるものと変わらないもの

◆『野良犬にさえなれねぇ1~5話』
 家族でも恋人でも普通の友人でもない「保」「連」「洋平」の3人。道が別れても敵対してもどこか信頼し認め合っている男同士の絆が熱い表題作でした。
 それぞれが自分の道を見つけ、大切な人を見つけます。1人まだ自立できずに彷徨っている男がおりますが、他2人から同情されないうちはまだ大丈夫なのでしょう。

「そいつとは今もダチのまんまだ」
大事なものが1つでも…

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野良犬にさえなれねぇ コミック

語シスコ 

読むほど染み入る

2008年~2010年にルチル掲載されたものに、描き下ろしを加えたものでした。
表紙の洋平の思春期と大人になってからの恋のお話。

導入?の「ハートに風穴」は、洋平の親友・保の弟、央登視点で、洋平への思いが軸になっていました。が、洋平とレンの複雑な思いは匂わせてあって、何があったのか非常に気になる。そこから表題作(洋平×蓮)につながっていきます。

語作品おなじみのろくでなしモノなんです…

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