語シスコさんのレビュー一覧

左巻きのベイビー コミック

語シスコ 

ワンオフカップルが大好きだぁ~!

 先月、B6判の『左巻きのベイビー』のレビューを書いた時に、こちらの文庫版は小さくて目に辛いから買わなかったと書いたのですが、久しぶりに読み返してから「やっぱり面白い!」とカタルシスコ熱が再燃して、どうしても描き下ろしが読みたくなり探してしまいました。
 その描き下ろしと言うのは『ワンオフラバーズ』『強く抱いてキスをした』の大人なメカニックの嵩史とやんちゃ高校生の恭介の『 明日はどっちだ!?』で…

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超天国 コミック

語シスコ 

意外や意外

私ごとですが、普段からメガネに萌えを感じません。
攻めのオチャムはメガネの上、ヲタでメタボ。
ありえん!ありえんはずなのに!

とっても面白かった〜。さすが語シスコさん!古い本ですが逆に新鮮味を感じますよ〜。

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左巻きのベイビー コミック

語シスコ 

​ すべてが「カタルシスコ」になる

​ 語シスコ先生はデビュー作の『LOVE&CATASTROPHES』の頃から、その作風が私にとってはBLともJUNEとも違う、あえて言えば『カタルシスコ』という個別なカテゴリーに属するのです。個性的、それに尽きます。

・『ワンオフラバーズ 』『 強く抱いてキスをした』
 ヤクザの組長のバカ息子の恭介(15歳)と、メカ屋の大人、嵩史(28歳)。バカでチャライ高校生と、大人の組み合わせはカタル…

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ぼくね、先生。 コミック

語シスコ 

ラブとエロがいっぱいです!

 お馬鹿で愛しいキャラが詰まっている短編集。うさぎのハルヒコくん(上等だベイビー、ラブ?YESにも収録)の読まなくても困らない描き下ろし有り(笑)

・『ぼくね、先生。』『ラブがままに』『恋愛クルセイダーズ』 
 予備校の人気講師の正文と受験生の直樹の体の関係から「好き」という言葉を聞くまで、自分だけなのかという不安、そして倦怠期の3話で描かれています。
 正文は俺様で強引で自分勝手、肝心…

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上等だベイビー コミック

語シスコ 

愛はここにある

 天才語シスコの2冊目のコミックス。初コミックスの『LOVE&CATASTROPHES』がすごい衝撃だったので、作家にとって2冊目のハードルはどれだけ高いのだろうと危惧するところですが、カタル先生にはそんな心配は無用でした。 
 
文句ばかり言う古女房みたいな恋人とオレ様建築家。
人気者の大学生と彼を騙すHIVに感染している地味な大学生。
恋人とすれ違う専門学校生と彼を強姦した講師。
就…

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ラブ?YES コミック

語シスコ 

出会いの物語

​ お勧めの順番にレビューして来たカタル作品。デビュー作から『世界の中心で愛なんか叫べねーよ』へ飛んだら次は遡ってこの『ラブ?YES』です。
 『ラブ?YES』がどうして表題作になったのでしょうね。7話収録の短編集なのですが、私は最終話の『マイビューティフルライフ』が表題作にふさわしいと思っています。タイトルが良くある感じだからかな?『ラブ?YES』の方がインパクトあるもんね。
『LOVE&C…

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世界の中心で愛なんか叫べねーよ コミック

語シスコ 

語シスコと中村明日美子、対照的な二人の天才

​ デビューコミックスの『LOVE&CATASTROPHES』で、強烈なろくでなしキャラとして記憶に残ったイチローと、タフで美しい菊ちゃんの続編が、10年もたって再び読むことが出来る幸せ。続けて読むと感慨深いんだぁ…。
 10年後に描かれたのはあれから2年後の二人です。菊ちゃんはますます美人で艶やかにイチローはパーマなんかあてちゃって、渋さがUP↑してます!前作の終わりでは、イチローがどんなロク…

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LOVE&CATASTROPHES ラブ&カタストロフィー コミック

語シスコ 

「天才だ!」と衝撃を受けたデビューコミックス

​ 語シスコ先生のデビューコミックスにして私を虜にした作品。初めて読んだ時の衝撃は忘れられません。先にレビューした『三十二歳の地図』は初心者向きと書きましたが、毛色の変わったものでも大丈夫と言う方には、この『LOVE&CATASTROPHES』から読むことを強くお勧めします!

・『ESCAPE』
 ロードムービーのような作品。大好きです。
 とんでもない悪党のアキオと、閉塞感を抱えた箱入…

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三十二歳の地図 コミック

語シスコ 

​ カタル作品が初めての方にお勧めしたい。

 作家買いしている先生の作品をレビューする時、出版順にレビューすることが多いのですが、語シスコ先生の場合はこの作品からにしたいと思います。
 ↓でみみみ。さんが書いている「1冊読み切るのに疲れること多々…」にものすごく頷いてしまいました。そうなんです!面白くて面白くてすごく満足しながらも、ものすごい疲労感に襲われるという…(笑)台詞もモノローグも汗も汁も多い、怒涛の展開で魅せる男前な作風が先生の…

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野良犬にさえなれねぇ コミック

語シスコ 

ダブルパンチのやるせなさ

これまでに読んだ語シスコ作品の中でどれが一番やるせないかって言ったら「上等だベイビー」収録の『リハビリ中断』かこの作品か。
もしかしたらこちらの方がよりやるせないかもしれません。
読めば読むほどやるせないです。

小学校からの腐れ縁3人組〔洋平〕〔保〕〔蓮〕+保の義弟〔央登〕の4人が作品の主要な登場人物で、高校生の央登を主人公に現在の4人を描いた関連作と、洋平を主人公に3人の高校時代を描い…

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