語シスコさんのレビュー一覧

ぼくね、先生。 コミック

語シスコ 

ラブとエロがいっぱいです!

 お馬鹿で愛しいキャラが詰まっている短編集。うさぎのハルヒコくん(上等だベイビー、ラブ?YESにも収録)の読まなくても困らない描き下ろし有り(笑)

・『ぼくね、先生。』『ラブがままに』『恋愛クルセイダーズ』 
 予備校の人気講師の正文と受験生の直樹の体の関係から「好き」という言葉を聞くまで、自分だけなのかという不安、そして倦怠期の3話で描かれています。
 正文は俺様で強引で自分勝手、肝心…

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上等だベイビー コミック

語シスコ 

愛はここにある

 天才語シスコの2冊目のコミックス。初コミックスの『LOVE&CATASTROPHES』がすごい衝撃だったので、作家にとって2冊目のハードルはどれだけ高いのだろうと危惧するところですが、カタル先生にはそんな心配は無用でした。 
 
文句ばかり言う古女房みたいな恋人とオレ様建築家。
人気者の大学生と彼を騙すHIVに感染している地味な大学生。
恋人とすれ違う専門学校生と彼を強姦した講師。
就…

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ラブ?YES コミック

語シスコ 

出会いの物語

​ お勧めの順番にレビューして来たカタル作品。デビュー作から『世界の中心で愛なんか叫べねーよ』へ飛んだら次は遡ってこの『ラブ?YES』です。
 『ラブ?YES』がどうして表題作になったのでしょうね。7話収録の短編集なのですが、私は最終話の『マイビューティフルライフ』が表題作にふさわしいと思っています。タイトルが良くある感じだからかな?『ラブ?YES』の方がインパクトあるもんね。
『LOVE&C…

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世界の中心で愛なんか叫べねーよ コミック

語シスコ 

語シスコと中村明日美子、対照的な二人の天才

​ デビューコミックスの『LOVE&CATASTROPHES』で、強烈なろくでなしキャラとして記憶に残ったイチローと、タフで美しい菊ちゃんの続編が、10年もたって再び読むことが出来る幸せ。続けて読むと感慨深いんだぁ…。
 10年後に描かれたのはあれから2年後の二人です。菊ちゃんはますます美人で艶やかにイチローはパーマなんかあてちゃって、渋さがUP↑してます!前作の終わりでは、イチローがどんなロク…

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LOVE&CATASTROPHES ラブ&カタストロフィー コミック

語シスコ 

「天才だ!」と衝撃を受けたデビューコミックス

​ 語シスコ先生のデビューコミックスにして私を虜にした作品。初めて読んだ時の衝撃は忘れられません。先にレビューした『三十二歳の地図』は初心者向きと書きましたが、毛色の変わったものでも大丈夫と言う方には、この『LOVE&CATASTROPHES』から読むことを強くお勧めします!

・『ESCAPE』
 ロードムービーのような作品。大好きです。
 とんでもない悪党のアキオと、閉塞感を抱えた箱入…

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三十二歳の地図 コミック

語シスコ 

​ カタル作品が初めての方にお勧めしたい。

 作家買いしている先生の作品をレビューする時、出版順にレビューすることが多いのですが、語シスコ先生の場合はこの作品からにしたいと思います。
 ↓でみみみ。さんが書いている「1冊読み切るのに疲れること多々…」にものすごく頷いてしまいました。そうなんです!面白くて面白くてすごく満足しながらも、ものすごい疲労感に襲われるという…(笑)台詞もモノローグも汗も汁も多い、怒涛の展開で魅せる男前な作風が先生の…

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野良犬にさえなれねぇ コミック

語シスコ 

ダブルパンチのやるせなさ

これまでに読んだ語シスコ作品の中でどれが一番やるせないかって言ったら「上等だベイビー」収録の『リハビリ中断』かこの作品か。
もしかしたらこちらの方がよりやるせないかもしれません。
読めば読むほどやるせないです。

小学校からの腐れ縁3人組〔洋平〕〔保〕〔蓮〕+保の義弟〔央登〕の4人が作品の主要な登場人物で、高校生の央登を主人公に現在の4人を描いた関連作と、洋平を主人公に3人の高校時代を描い…

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ラブ?YES コミック

語シスコ 

救済とカタルシスが詰まった短編集

こちらの短編集はおバカ度はだいぶんおさえ目で、救済とカタルシスがテーマになっているものが多かったです。

『ラブ?YES』
同僚(♂)からセクハラを受けている自分に自信のない高校教師〔宮坂〕が、生徒〔森沢〕に救われるお話。
表題ですが、これは結構サラッとした内容でした。

『どーにもやるせナイト』
語シスコさんの短編集に大抵ひとつは入っている行きずりの少年との束の間の同棲物語。
今…

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上等だベイビー コミック

語シスコ 

無理矢理多め注意

ラブラブ、シリアス、やるせないの、バカっぽいの、と語シスコさんらしいバラエティの豊富さでしたが、強姦ネタが多めな短編集でした。

『上等だベイビー』
表題作は男女でもその辺にゴロゴロ転がってそうな倦怠期カップルのお話で、これは面白さがあんまり…
受のアヤが旦那の稼ぎで食わせてもらってる嫁によくいる文句タラタラ系なので無理!
めっちゃ愛されてるのに~
まぁでも愛され慣れてるからこそちょっ…

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ぼくね、先生。 コミック

語シスコ 

ラブ度&おバカ度高め短編集

語シスコさんの短編集は切なさとかやるせなさの渦巻くものが多いですが、これはおバカさが全面に出たイチャラブ短編集でした。

三和出版だからなのかエロも濃ゆいです。
というか、むしろエロがメインで、語シスコさんお得意の(?)馬鹿馬鹿しい言葉責めプレイが全体を通して大炸裂しています。
こんなに読んでて笑っちゃうエロシーン描く作家さん、そうそういません(笑)

『ぼくね、先生。』『ラブがままに…

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