御園えりいさんのレビュー一覧

コルセーア上 小説

水壬楓子  御園えりい 

外伝のために読み進めるべきか

10年以上前の作品ではありますが、ファンタジーの強みで古さはあまりありません。
個人的にはファンタジー物は苦手なのですが、他作家さんの海賊物でだいぶ慣れましたので、手を出してみました。
すごく有名な作品ですよね。
しかしタイトルのコルセーアが海賊の意味だとは。

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受けは、誰もが振り返る美貌を讃えながらも、幼少時に視力を失ったカナーレ。
八年前…

5

「護衛隊長のひとりごと」月夜に眠る恋の花 番外編ペーパー グッズ

ショコラ文庫の『月夜に眠る恋の花』の初版封入番外編ペーパーです。

本編はひとことでいうなら予想をほぼ外さないお約束の『王道アラブもの』です。それ以外にちょっと言いようがないくらいです。

申し訳ありませんが、私は『王道アラブ』を王道足らしめるもの(強引・傲慢な俺様攻や凌辱や拉致監禁等)がものすごく苦手なので、本編はちょっと・・・

こちらは、タイトル通りルシュディー(攻)の護衛隊長・アーリフ視点(一人称)で、初めてルシュディーが朋哉(受)に会って助けられ…

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月夜に眠る恋の花 小説

水杜サトル  御園えりい 

アラブの中のアラブ。

表紙イラストからわかるとおりのアラブものです。

その中でも王道一直線というのか、特にアラブに詳しくない・好みじゃない私が『アラブもの』と言って想像するような(おそらく)基本的な要素が余さず詰め込まれ、ストーリー展開もほぼ先読みできるお約束のまま最後までって感じです。

私は、前述のとおりこのジャンルはあまり読んでいなくて詳しくないんですが、危機に陥るきっかけが『朋哉(受)が同僚に騙され…

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花嫁の代償 小説

松幸かほ  御園えりい 

受け様健気ー!

取り敢えずータイトルと中身の関連がわからん(´・ω・`)
「花嫁」ってありますが…婚約者止まりだし、花嫁衣装着ないし、結婚式挙げちゃう事もなし。
「代償」も…代償的な事あったか。。。o(゜^ ゜)?無いな。
…タイトルからどんな素敵な場面があるのかと妄想したのにヽ(`Д´)ノ←

葛城は終始仁希に甘いですー物腰穏やか、無理強いなしー…。

おじいちゃんの要望で振袖やスカート着用、葛城…

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夜の砂漠に咲かされて(新装版) 小説

遠野春日  御園えりい 

元彼が不憫すぎて…。

流されまくりな受けでした(´Д`)
ってか桂伍が不憫すぎてどうしようか…というね。
精神的に大人で我慢しているし春暁にも譲歩しているんですよ。
「性格の不一致」というには桂伍が良い人すぎて…春暁の我がままに思えてしまいます><
桂伍は親から見合いを急かされている状態だけど、だからといって春暁を一方的に捨て去るような人には思えないですし。
慣れない海外で喧嘩して一晩帰ってこない恋人を心配し…

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唇が嘘をつく 小説

水戸泉  御園えりい 

ついていけない感あり

銀行ごと買い取られた晶と、
買い取った鬼畜で強引な社長の杉崎。

もともと女性関係すらなかった晶なのに、
杉崎に調教されて杉崎なしではいられない体に。
この調教はあくまで男性に抱かれる事の調教で、
SM的調教はないです。

ほぼ強姦状態で奪われ、
衆人環視の中のプレイを含む陵辱もあり、
とさすが水戸泉先生な話です。
程度的にはこういうの大丈夫な人にはそれほどでないけど、
苦…

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奇跡が降る夜、ぼくを愛して(表題作 寒い夜にあたためて) 小説

夢乃咲実  御園えりい 

テーマはフ○ンダースの犬?

大好きな作家さんの一人の新作テーマはフ○ンダースの犬だったのだそうです。
本人もあとがきで書かれていますが犬が出てくるところと才能豊かな少年が出てくる
ところが某作品と同じだとか。

実はかの名作、個人的に苦手だったり致します、日本人なら好きでしょうと
私の友人は言いますが、どうにも天に召されて幸せになるそんな展開は許せません。
したがってこの作品も、テーマを聞いたときには地雷なのです…

4

意地っ張りな唇 小説

橘かおる  御園えりい 

受けがドストライク

いや~萌えました!攻めの受けを甘やかしている感じも良いし、
受けのツンデレというか負けん気の強さが超可愛かったです。
学生時代のわだかまりが残ったまま再会したんですが何気なく
攻めが受けの名前を読んだ時の「……今、初めて俺の名前読んだ…」
という言葉で、結構早い段階でハートを鷲掴みにされてしまいました(笑)

受けの気が強すぎると可愛げがなくなってしまうんだけども、愁一は
いい感じの…

1

Comic Magazine LYNX Anniversary Book 2012 7周年記念小冊子 グッズ

「知らぬは おまえばかり」の続きが読めます。

ミナヅキアキラ先生の「自慢のきみ」が読みたくて、中古書店で買いました。

これを読んで、和有希と芳川をますます好きになり、本編の評価をひとつ上げたほど、素晴らしい8ページでした。

芳川に、強引に実家に連れて行かれ、芳川によく似た父、祖母、弟、姉と姪(この2人は似てません)に紹介される和有希。

祖母と姉の、「かわいい子ねえ。髪は伸ばさんの?」「やだ、おばあちゃん。この子男の子よ」とい…

1

君の瞳のデイジー 小説

夏乃穂足  御園えりい 

きっと出会うたびに恋する運命

一歩間違えればヤンデレになりそうな執着攻めが出てくるのですが、
この攻めが個人的にかなり好き、誰か一人を妄執に近いくらい想えるのですから、
でも貞操観念は無くて、傲慢で冷血漢なのにたった一人愛するものを手に入れてからは
何処までも甘く過保護に執着する。
実際こんな彼がいたらウザくて怖いですが、作品の中に登場していると萌えます。

受けの印象は攻めと初めて出会った時とは全然違う印象のやん…

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