いおかいつきさんのレビュー一覧

リーチ 小説

いおかいつき  佐々木久美子 

麻雀には全く興味はありませんが

麻雀のルールは知らなくても大丈夫な作品だと思います。
絵師さん買いです。
いおかさんも好きな作家さんなので、テーマは麻雀だけどもしかしたら気に入るかもしれないと思い、読んでみました。

デビゅー程なくして大人気作品を生んだ漫画家陸人と、まだ若くして麻雀の代打ちとなった真木。
スランプに陥ってなんとかそこから脱出しようと新しいテーマに挑んだ陸人が出会った漫画のモデルにするにはぴったりの真木…

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眠れる森の博士 小説

いおかいつき  小山田あみ 

愛のありか

愛の対象は、いったいどこにあるのかを探す物語。

帯でほぼネタばらしされているけど、SF的設定の作品です。
こういうSF的設定のある作品って、その設定の前提の科学的根拠が、どれだけ納得できるか、その説得力みたいなもの次第で、上手くのれなかったりすることもあるのだけれど、この作品は、その大前提の設定や説明が上手かった。
実際にどうやって身体を培養したかは重要じゃなくて、それより、記憶の更新に…

2

眠れる森の博士 小説

いおかいつき  小山田あみ 

設定は面白いのだけれど

小山田さんの美しすぎる表紙と、「死んだはずの恋人に再会する」というあらすじに惹かれ購入。内容はすでに書いてくださっているので感想を。ネタバレを含んでいます。ご注意を。







設定は非常に面白い。
6年間かけて愛をはぐくんできた恋人を事故で急に失った修士。仕事も何も手につかず、かつて恋人と共に過ごした彼の所有する別荘に赴く修士。するとそこには死んだはずの恋人がいて…。

3

眠れる森の博士 小説

いおかいつき  小山田あみ 

死んだ筈の恋人が…

あらすじ:
恋人の康太郎(攻め)を交通事故で喪った修士(受け)。
天才学者であった彼の私設研究所を訪れると、そこに死んだ筈の康太郎が現れて…

※攻めの正体等について言及してるので、未読の方は閲覧にご注意下さい。

修士と康太郎は高校の同級生で、卒業後偶然再会したことがきっかけで恋人同士に。
ゲイであることで肩身の狭い思いをしてきた修士ですが、康太郎に愛されるようになり幸せな日々を送…

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タブーカラー 小説

いおかいつき  國沢智 

真の巻き込まれ体質は誰だ?

まずは、今年でリロードシリーズ十周年との事でおめでとうございます。
将来、神宮と一馬の攻め受けポジションが入れ替わる可能性は限りなく低い気はしますが、二人にはこれからも性格・行動がぶれる事なく飄々としていてほしいものです。

ところで、自分はこのシリーズのようなBL版刑事モノは大好きだ。
神宮と一馬のコンビは、たまに衝突することがあってもあっさりケリがついて後腐れないさっぱりさが読んでいて…

4

恋する絶対の法則 小説

いおかいつき  奈良千春 

ストレートな物言いが気持ちいい

絶対シリーズ本編の番外編です。
2作目で登場した高城の弟くんのお話です。
本編の方ではちょっと嫌な奴でしたが、番外編ではいい人になってました。

恋のお相手は通勤電車で遭遇する高校生。
口の聞き方は生意気なのですが、過去のトラウマを乗り越えようと
必死に頑張っているいい子でした。しかも可愛い。

最初は兄の恋路に猛反対した手前、曹に惹かれる自分を認めようとしなかった
優弥ですが、…

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愛こそ明日の絶対 小説

いおかいつき  奈良千春 

人間布団

絶対シリーズ本編の完結編です。
番外編より後に出ていましたが、時期的には番外編より前のお話しでした。

これまでも事件の内容自体はそれほどシリアスでは
なかったのですが、今回は前の2作に比べれば少し緊張感がありました。
ほんの少しですが(笑)

2作目では高城の双子の弟が登場しましたが、
今回は真二の妹さんが登場します。そして事件に巻き込まれます。
高城に一目惚れするあたりはやは…

1

君こそ僕の絶対 小説

いおかいつき  奈良千春 

弟くん登場

絶対シリーズ2作目です。

二人の関係はすこぶる順調です。
お互いが、自分の思いが重すぎて相手に負担かもと
モヤモヤ悩んでいる部分もありましたが、それすらラブラブに見えてしまいます。

そして今回は高城の双子の弟くんが登場します。
兄をとられ真二に敵意むき出しの弟くんもなかなか気になるキャラです。
高城兄弟の喧嘩を体を張って止めに入る真二はもはや純粋にいい人です(笑)

家族や…

1

好きこそ恋の絶対 小説

いおかいつき  奈良千春 

大型ワンコ

絶対シリーズ1作目。

白バイ隊員から刑事課に移動になった新米デカの真二が、エリート検事の高城に夢中になっちゃうお話し。

真直ぐで感情のまま突き進んでいく真二が愛らしいです。
二人ともノンケなのに、戸惑うことなくあっさり恋人展開になるなど、思うところは多々あれど、深く考えずにさらっと楽しめる作品でした。

大型犬のような真二(まさにワンコ攻め)を前には、細かい部部は多めに見ようと思…

1

真昼の月 下 小説

いおかいつき  海老原由里 

新しい居場所と仲間

真昼の月、完結編。
この作品大好きだったので終わってしまうのが残念です。

今回は秀一の因縁の相手が現れ誘拐されます。
ピンチか?!と思いきやどんな場面でも冷静で動じない秀一でした。
むしろ、居場所が分からずイライラしている辰巳の方が素直な態度で良かった。

でもこの事件をきっかけに、お互いに相手を必要としていることがわかり、
二人の関係も仲間たち(?!)との関係も深まりました。

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