いおかいつきさんのレビュー一覧

リロード 小説

いおかいつき  國沢智 

攻×攻という設定に心を惹かれたのですが

攻×攻ってどんなの!リバ物かしら??と。
期待に胸を膨らませて読みましたが。
メインカップルの役割分担は、きっちりと決まっているような感じで、
微妙に肩透かしを受けました。

そして二人がラブラブになる過程が分かりにくいというか。
特にノーマルで女好きの一馬が、割と簡単に男に落ちたのに疑問が。
私の個人的な好みでは、その辺りの葛藤が欲しいところです。

少々、辛口になってしまいま…

2

勇猛果敢なアプローチ 小説

いおかいつき  角田緑 

酒の飲みすぎには気をつけましょう

同じ会社の後輩×先輩のお話です。オフィスと飲み屋とゲイバーと出張先が舞台です。

出会いから酒が入っている状態で、事あるごとにのみに行くシーンが出てきます。
自分は酔っていないと思っても、他人から見たら「酔っているから…」と思わせてしまう態度をとってしまえば、「酒の勢いをかりて告白」なんてできるわけもありません。それこそ最初が「酔っている振りをして誘い受けちゃった」からなおさら。

わざ…

1

相続人と蜜月 小説

いおかいつき  山田ユギ 

中途半端に明るいもんで・・・

単なる何でも屋さんのお話かと思ったら、サスペンスでした。しかし、サスペンスの割には、夜のシーンが多い割には気分的に明るいのでちょっと中途半端な気が・・・

犯人でもなんでもない人がレイプしちゃうし。いいのか?これでいいのか?っていう展開で、どうにも納得いかないところが…読むのが苦痛なわけでも、つまらなかったわけでもないんだけど、説得力が…
最初のレイプは要らなかったんではないかと…
そして…

1

リーチ 小説

いおかいつき  佐々木久美子 

帯のアオリに惑わされないで

帯には「最高に感じる、男同士のセックスを教えてやる」って書いてあるし、舞台は麻雀界みたいだし、なんだか凄そうと勝手に予想していたんですが、ちょっと予想と違いました。

どちらかといえば、漫画家陸人くんがスランプから立ち直るまでのお話だものね。真木を取材していくうちに、気持ちが傾いていくわけですが、それはともかく、なんだか真木くんが熱くないのでいまひとつピンとこないまま終わっちゃった感じ。
私…

2

恋する絶対の法則 小説

いおかいつき  奈良千春 

大阪・谷町線の恋

諏訪内真二×高城幹弥が活躍する【絶対】シリーズの番外編。
本編では「兄貴がホモなんて最悪だ!」と叫んでいた
幹弥の双子の弟、優弥が主人公です。

兄が男との恋愛に走ってしまったことを苦々しく思っていた優弥。
そんな彼にも運命の相手が現れます。
お相手は一回りも違う高校生で、しかも男。

29歳の新米弁護士・高城優弥は、高校生の宮路曹に痴漢と
間違われたことをきっかけに、言葉を交わ…

5

好きなんて言えない! 小説

いおかいつき  有馬かつみ 

こんなのがあってもいいじゃない

オトメなおじさんですが、ひたむきでいいですよ。

0

好きなんて言えない! 小説

いおかいつき  有馬かつみ 

どっちがどっち?(笑)

表紙を見て、はてどちらが攻なのかと、購入を迷いました。でも、読んでヨカッタ(笑)
結論から言うと、短髪のスーツ姿の方が受。話の中でも、ゲイであるこの彼が見ためから当然のごとくイニシアチブを取らされていて不満だと言うところから始まる。で、仕事で会った攻に一目惚れ。厭、最初は気になる存在だったが、優しげな容姿の攻が気になってしかたがない様子。
彼に抱きしめられたらなんてつい思ってしまったり、言動そ…

3

愛こそ明日の絶対 小説

いおかいつき  奈良千春 

「絶対シリーズ」完結編

「二人に箱根駅伝を見させること」と「ひたすらラブラブすること」が命題だったそうで、そのとおり、二人の間に波風が立つこともなく、ただただお熱い二人でした。
真二(攻)の妹・美夏(みか)が高城(受)に一目ぼれというハプニングもありますが、それでどうなるわけでもなく、結果的に妹にも認めてもらって、二人の絆はますます強固に。
以前、高城の弟に関係がバレて、ちょっとした悶着がありましたが、今回はそれもあ…

2

未完の恋 小説

いおかいつき  富士山ひょうた 

長い片思いの行方

池山充晃は美貌のエリート商社マン。
高校時代からの親友・俊平と畑中もおり、公私ともに充実した日々を送っていた。
そんな充晃が胸に秘める唯一の秘密が、十年以上も俊平に寄せるひそかな想い。
しかし、隠していたはずのその気持ちが俊平に気づかれていたと知って、充晃は…。

(あらすじが掲載されていなかったので、出版社より引用しました)

親友モノ、かつ長年の秘めた片思いっという好き設定がコン…

0

交番へ行こう 小説

いおかいつき  桜城やや 

インパクト不足

「交番へ行こう」と言うタイトルが示すように街のおまわりさんが主人公のお話。

平和な街の中で巻き起こる人間模様とでも言いましょうか(笑)
健介が阿久津と阿久津の息子史也の両方に言い寄られる三角関係モノとも取れなくも無い話なのだけれど、阿久津のほうが年上の貫禄で存在感強すぎなので、はなっから勝負になってないぞと言う感じでありました。

健介が、阿久津の仕事仲間の近藤という男と阿久津の関係を…

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