いおかいつきさんのレビュー一覧

ラブ・ファントム―キミを攫う怪人 小説

いおかいつき  國沢智 

王道てんこもり

某ブログのレビュアーさんが大プッシュしてたので読んでみたんだけど、私にはいまいち合わなかったかも…。
王道てんこ盛りでした。最初は攻めが一方的に惚れて、レイプされるところからはじまる、とか。
軽いノリです。
主人公は警備員で、仮面つけた怪盗wに誘拐されます。んで、レイプされて、仲間になれと言われる。
怪盗は天然ボケです。大金持ちで、怪盗やってるのは趣味。盗む相手はなにかしら悪いことをした相手から…

1

本番五秒前 小説

いおかいつき  街子マドカ 

ドキドキしました

居酒屋のバイト・遼太郎(24)とバラエティ番組の敏腕ディレクター・征充(30)という多少スレていてもおかしくない立場にある大人の、純情な恋愛でした。

二人が出会い、恋が芽吹き、少しずつ育っているのにそれに気付かず、誤解と横槍でかきまわされ、ふと気づき、とまどい、身を引き、追いかけ、まとまる。
なんて王道で、先が読める、はずれが無いお話でしたね。(ビジュアル的にもよすぎるほどカッコイイ二人で…

2

24(トゥエンティ・フォー)パートナー 小説

いおかいつき  高座朗 

惜しい

探偵でパートナーを組む二人の恋です。
幼児売春組織についての潜入捜査中、敵を騙すため、やむなくレイプに見せかけたセックスをする。そこからお互いに気になりはじめて──。
前半の流れはめっちゃ好きだった。色恋めいた描写なく進むんだけど。
目の前で起きる痛ましい光景に感情をかき乱されつつも、きちんと感情を押し殺し、「のちに組織を根底から崩すため今は我慢」して的確に動ける探偵ふたりに、リアルな有能さを感じ…

2

グロウバック 小説

いおかいつき  國沢智 

シリーズ最終巻!

「リロード」「トゥルース」で、出てくる人出てくる人に
手篭めにされていた一馬ですが。

しかし今回、初めて神宮に貞操の危機が訪れまして。
神宮がかなり精神的にダメージを受けるのです。
この様子を見ていると、手篭めにされまくっていても元気な一馬は
強靭な精神を持っているというか。
タフなんだな~と、今更ながらに実感。

プライドがガタガタになり、凹む神宮の姿は大変萌えます。
そん…

1

トゥルース 小説

いおかいつき  國沢智 

今度こそ攻×攻を堪能できるか!?

前作「リロード」では、神宮にやられっぱなしの一馬。
今度こそ、マウントポジションを取れるか……!?
期待のシリーズ第二弾。

新キャラ(フランスの天才科学者・ジュール)が登場するものの、
ストーリーの流れは「いつか、どこかで見たような?」と。
前作と似たような流れになっており、相変わらず学習能力のない
一馬に呆れつつ、新鮮さは感じませんでした。
良く言えば安定している、悪く言えば、…

1

残酷な逢瀬 小説

いおかいつき  佐々木久美子 

良くもなく悪くもなく

羽鳥千陽(ナンバー1ホスト)×大場真人(会社員 妻が社長の娘)

ある晩大場は見た事もない男にむりやり抱かれてしまいます。男の正体は大場の妻がひいきにしているホスト・羽鳥で、自分に関心を示さない夫がゲイなのか確かめてほしいという依頼から発生した出来事でした。その後も二人の体の関係は続き、最初は脅されて嫌々従っていた大場もそのうち羽鳥と会うのが楽しみになり、羽鳥も大場を特別な存在として扱い始めま…

1

リロード 小説

いおかいつき  國沢智 

攻×攻という設定に心を惹かれたのですが

攻×攻ってどんなの!リバ物かしら??と。
期待に胸を膨らませて読みましたが。
メインカップルの役割分担は、きっちりと決まっているような感じで、
微妙に肩透かしを受けました。

そして二人がラブラブになる過程が分かりにくいというか。
特にノーマルで女好きの一馬が、割と簡単に男に落ちたのに疑問が。
私の個人的な好みでは、その辺りの葛藤が欲しいところです。

少々、辛口になってしまいま…

2

勇猛果敢なアプローチ 小説

いおかいつき  角田緑 

酒の飲みすぎには気をつけましょう

同じ会社の後輩×先輩のお話です。オフィスと飲み屋とゲイバーと出張先が舞台です。

出会いから酒が入っている状態で、事あるごとにのみに行くシーンが出てきます。
自分は酔っていないと思っても、他人から見たら「酔っているから…」と思わせてしまう態度をとってしまえば、「酒の勢いをかりて告白」なんてできるわけもありません。それこそ最初が「酔っている振りをして誘い受けちゃった」からなおさら。

わざ…

1

相続人と蜜月 小説

いおかいつき  山田ユギ 

中途半端に明るいもんで・・・

単なる何でも屋さんのお話かと思ったら、サスペンスでした。しかし、サスペンスの割には、夜のシーンが多い割には気分的に明るいのでちょっと中途半端な気が・・・

犯人でもなんでもない人がレイプしちゃうし。いいのか?これでいいのか?っていう展開で、どうにも納得いかないところが…読むのが苦痛なわけでも、つまらなかったわけでもないんだけど、説得力が…
最初のレイプは要らなかったんではないかと…
そして…

1

リーチ 小説

いおかいつき  佐々木久美子 

帯のアオリに惑わされないで

帯には「最高に感じる、男同士のセックスを教えてやる」って書いてあるし、舞台は麻雀界みたいだし、なんだか凄そうと勝手に予想していたんですが、ちょっと予想と違いました。

どちらかといえば、漫画家陸人くんがスランプから立ち直るまでのお話だものね。真木を取材していくうちに、気持ちが傾いていくわけですが、それはともかく、なんだか真木くんが熱くないのでいまひとつピンとこないまま終わっちゃった感じ。
私…

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