いおかいつきさんのレビュー一覧

子供に内緒で 小説

いおかいつき  カズアキ 

ほんわかする作品です

児童向け番組のお兄さん祐真(25歳・ゲイ・受)と絵本出版社の強面営業マン(39歳・バツイチでノンケ・攻)が主役です。なんと年の差14歳!

特に祐真が自身がゲイであるという事にオープンではないものの、卑屈にもなっていない所に好感がもてます!
地味ですが、ひたむきで誠実な二人が微笑ましく、暖かな気持ちになれる作品です。
また、カズアキさんの挿絵が作品に合っていて良いです!!!!

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子供に内緒で 小説

いおかいつき  カズアキ 

やるな、オヤジ

ゲイだと言うことを隠して子供番組の司会を務める裕真。
ある日、大型書店で冴えないオヤジ・塩崎に声をかけられます。出版社で絵本の営業をしている塩崎ですが、売れず困っていたとき、子供に囲まれている裕真を見つけ、わらにも縋る思いで声をかけたらしい。
その後、普段の生活でも付き合いが増え始め……。

出会った頃は、顔つきも怖くて冴えないオヤジだと思っていたんですけど、この塩崎がやるときにはやるんで…

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美男には向かない職業 小説

いおかいつき  DUO BRAND. 

微妙でした

いおかいつきさんの作品は、私には合わないのかも…。
最初に読んだ『24パートナー』がちょっと私好みだったので、色々読んでみてるんですが、いまいちノリきれないです。

今回の主役は情報屋の真宏。引きこもりの弟と二人で仕事をしている。
仕事するなかで出会った尚徳と、あるきっかけで寝てしまい、惹かれていく──。

世界観に入れなかったです。
カッとなりやすい真宏が情報屋っぽく思えないし、遊んでなさそうな…

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交番へ行こう 小説

いおかいつき  桜城やや 

ほのぼの

お巡りさんと建設会社社長とその息子の、三角関係の話です。
他の方も書いてますが、あっさりしすぎてました。小説の世界に入りこめなかった。
体から入る関係っていうのは、こういうほのぼのしたお話にはふさわしくなかったんじゃないかなー、と。
もっとじっくり恋心をはぐくんでからイタして欲しかった。
建設会社の社長さんには魅力を感じなかったです。
ケツの青いガキよりもオヤジのほうが好きな私なんですが、息子の史…

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交番へ行こう 小説

いおかいつき  桜城やや 

あっさりし過ぎ

いおかさんの本は結構どれも好みのものだったのですが、今までの作品とちょっと違って、色々と勿体無い一冊でした。色んな面で、あっさりしすぎていて…物足りなさというかなんというか…。
攻めがいい年のおじさん、受けが町のアイドルな警察官。
設定的にも、見た目的にも、萌えるんですが、細かい所で…。

※以下多少ネタバレ有
例えば「使命に燃える警察官」とかはいんだけど、警察官がキレやすくちゃダメだろ…

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好きこそ恋の絶対 小説

いおかいつき  奈良千春 

「まっすぐ」な二人

メインカップルの諏訪内真ニ×高城幹弥。
この二人がとっても『まっすぐ』なのです。
仕事やプライベート、とにかく色々なことに『真面目』で『誠実』。
特に攻の諏訪内(年下・シベリアンハスキー似)は、
人が良すぎるくらいのお人好し。ピュアです。

裏表のない素直なピュアっ子が捧げる愛を、
これまた大真面目に受け取る真っ直ぐな年上美人・高城。
興奮したり、素になると、関西弁になるという高城…

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君こそ僕の絶対 小説

いおかいつき  奈良千春 

絶対シリーズ第二弾

高城と晴れて恋人同士になった諏訪内は、毎日がバラ色。
恋にも仕事にも燃えている日々を送っています。
仕事に良い影響を及ぼす恋愛って、いいですね。
バリバリ仕事を頑張る諏訪内を見ていると、本当にそう思います。

そんな時に高城の双子の弟が訪ねてきて、ひと悶着!!
何があっても気持ちが揺るがない、諏訪内と高城が素敵。
特に高城の覚悟には天晴れです。
二人とも相手に対して真面目なところが…

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愛こそ明日の絶対 小説

いおかいつき  奈良千春 

シリーズ最終巻

とうとうシリーズもこれで完結。
諏訪内と高城に会えなくなるのは寂しいですね。

今回は諏訪内の妹が登場。
なんと妹が高城に一目惚れしてしまい、どーする諏訪内!なお話。
実の妹に嫉妬メラメラ~、高城に触れられただけでハートがドキドキ!な、
諏訪内の高城へのベタ惚れっぷりが、たまりません!

刑事×検事というハードボイルドタッチなカップルでしたが。
シリーズ全体の雰囲気は「ほのぼの・…

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真昼の月 小説

いおかいつき  海老原由里 

出会いはここから

それまでBLはほとんど読んだ事が無かったので「BLとはそういうもの」という勝手な思い込みがあったのですが、それまでの固定観念が覆され、心底BLにのめり込む切っ掛けになった作品です。

受の秀一は、言ってしまえば世捨て人です。潔いのを通り越して投げやりです。
攻の辰巳に犯られても、まったく気にしてない(というか、どうでもいい)というその無頓着さがいっそ清々しい。
辰巳につきまとわれて、成り行…

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グロウバック 小説

いおかいつき  國沢智 

弱った神宮がたまりません

3作目にしてついに来た……! という感じ。
ついに一馬が、という意味では無いのですが。(笑)

あの普段何事にも動じないクールビューティー・神宮のピンチに、前作まではこのエピソードのための布石だったんじゃないかと思いたい程、私にとってはツボなシチュエーションで大変ごちそうさまでした。
一馬の愛情表現はとてもストレートで、見ていて誰も疑うことは無いと思うのですが、神宮はとにかくプライドも高い…

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