いおかいつきさんのレビュー一覧

死者の声はささやく 小説

いおかいつき  亜樹良のりかず 

クールビューティ眼鏡受

死者の声が聞こえる――そんな不思議な力を持つ修悟は、誰にも理解されず死んでいった者たちの言葉を伝えるため監察医になった。
現実離れした力のことは誰にも告げていなかった修悟だったが、ある事件をきっかけに知り合った刑事、垣内に力の存在を漏らしてしまう。
なぜか初対面から疑うことなく修悟の力を認めてくれた垣内は、殺人事件への捜査協力を求めてきて……

一匹狼の刑事×死者の声が聞こえる監察医。

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グラフィティ 小説

いおかいつき  國沢智 

捜査協力は嫉妬があるから?

「俺が攻めるー!」と一馬が言い続けてもう6作目。
すっかり受けが板について、攻めるというセリフも二人を燃え上がらす起爆剤にしかならない飾りになってしまった神宮と一馬の関係w
今作も、恋人故のナイスなコンビネーションで事件解決しております。
もう安心の二人ですよね♪
今回は神宮視点なんですが、そういえば初めて?と後書きを読んで気が付いたくらい、そんなに違和感ないですよー。
作者さん、神宮も…

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グラフィティ 小説

いおかいつき  國沢智 

嫉妬は愛のバロメーター

このシリーズも6作目になりますね。
どちらが抱くか抱かれるかで毎回揉めてます!
そしてまだまだ優勢なのが神宮なんですよね。
一馬はなんだかんだと負けが続いています。
さて今回はどちらに軍配が?って言っても結果は分かりきってる。
あの神宮がバックなんか取らせる訳がありませんよね。
何時になったらリバなのかと淡い期待をしながらも
さぁ~て次だねって一馬と同じように次回を期待。
今回は二…

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未完の恋 小説

いおかいつき  富士山ひょうた 

なんか物足りなかった

学生時代から親友同士のリーマンモノ。
充晃〔受〕は高校時代からの親友、俊平〔攻〕にずっと恋をしています。
しかし俊平は結婚をしてしまい……と思ったらあっさり離婚。
離婚した為に引っ越す事になり、その最中に俊平は実は、充晃が自分を好きだったという事を知っていて……そしてそのまんまセックスになだれ込みます。
それから、充晃目当ての同じ会社の先輩が出てきたりとかまあ色々あるんですが結局2人はくっ…

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残酷な逢瀬 小説

いおかいつき  佐々木久美子 

ホスト×リーマン

社長の娘と結婚している真人〔受〕は仕事人間で、家庭は元々最初から愛のない結婚で冷え切っていますが、それを不満に思う事さえなく淡々と日々を送っている。
そんな真人は突然に自室のベッドで男に襲われます。
襲ってきた男は、妻に依頼されたホスト・千陽〔攻〕
結婚して一度も性の営みがない夫をゲイではないかと疑った妻がそれを確認する為に千陽をよこしたという訳。
そして千陽に抱かれてしまう真人ですが、そ…

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子供に内緒で 小説

いおかいつき  カズアキ 

子供番組のお兄さん受~

仕事面と恋愛面が上手く平行して絡んでいてバランスの取れたいい作品だと思う。

子供番組の司会お兄さんで子供達に人気の裕真〔受〕
彼はゲイなんだけど、子供番組に出演する際の取り決め等もあって夜遊びも出来ないし、ましてやゲイとばれたりしたらスキャンダル。
ただ子供は大好きだし仕事にそれなりのやりがいは感じてはいる。
そんな彼が、立ち寄った本屋で偶然に塩崎〔攻〕と出会い、出版社営業で絵本を担当…

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死者の声はささやく 小説

いおかいつき  亜樹良のりかず 

なかなか筋がしっかりしている一冊

目当ては亜樹良のりかずさんの挿絵だったんですが、亜樹良さんのこういうちょっとワイルドな感じで無精髭の脂がのった男性は絶品です・・・(攻めのお父さんが特に・・・笑)

さて、絵を先に褒めてしまいましたが、ストーリーもBLの刑事モノとしてはしっかりしていて、刑事モノとしても楽しめました。
受けの能力があるので、普通の刑事モノより楽しめる要素も付加されている感じです(最近、似たような設定の洋画があ…

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死者の声はささやく 小説

いおかいつき  亜樹良のりかず 

美人受

死体に触れるとその人の最後の心の声を聞く事が出来るという特殊能力を持った修吾〔受〕は監察医をしていてある女性の解剖をしていた時に、やはりその声を聞きます。
その声から彼には彼女が自殺ではなく誰かに殺されたというのは分かるのですが死者の声が聞こえるなどというのが警察で通用する訳がなく、解剖結果からはその殺人の形跡が無い以上、修吾としては「転落死」と報告するしかない。
その負い目から現場に足を運ん…

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好きなんて言えない! 小説

いおかいつき  有馬かつみ 

こういう受いいなー!

表紙や口絵カラーを見たらおそらく9割の人が黒髪の方が攻!って思うでしょうが、実はこれ反対なんですよ、美人系の茶髪の方が攻で男前系の黒髪の方が受なのです。
そう思うとそう見えてくるから、その辺は挿絵の有馬さんの匙加減も絶妙。

製菓会社に勤めるやり手エリートリーマン蓮沼〔受〕はゲイなんですが、今まで付き合ったのは年下の可愛い系ばかりで己がリードして抱く側で、抱かれる側に回った事は一度もないんで…

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死者の声はささやく 小説

いおかいつき  亜樹良のりかず 

ヒナの刷り込み現象から愛へ

とても楽しく読み終える事が出来た1冊でした。
読み始めは、受けの東城を、お前はヒナなのか?(笑)って
思ったりもしたんですけど、読み進めるうちになんて
純粋でひたむき、尚且つ美人で真面目なんて・・・
ストーリー的にはもっと暗く痛い感じになってもおかしくないのに
だって東城の育った背景と環境ならもっと捻くれちゃっても
変じゃないし、攻めの垣内が刑事になったきっかけは
刑事物にありがちな…

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