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秋月こお 後藤星
つかさ
ネタバレ
イタリア留学から、オーケストラの客演のために日本へ帰国し、再びイタリアへ帰ってきた守村悠季の修行の日々の物語です。 京都弁を話すお茶目なエミリオ先生から「一ヵ月半の間に三つのコンクールに出て、全部金賞をとってくるように」という命令が出てしまいます。 曲は悠季が今勉強中のバッハのシャコンヌ。 ところがこの曲が思うように理解できない悠季は、先生のバカンスに同行する許可をもらえずローマに残るこ…
ブザンソン国際青年指揮者コンクールにエントリーした桐ノ院圭。 前回のヤノーシュ・フィレンチク記念コンクールで、圭は1位なしの銀賞を受賞していました。 悔しさをばねに、雪辱を晴らすためにがんばっている(だろう)と応援に駆けつけた、恋人の守村悠季が見たものは…! 自分の幼い見栄が、悠季に知られてしまうことを恐れて恐々とする圭。 それでも好きで好きで、悠季を求めてしまう圭。 前回のコンクー…
バイオリニストとしてはちっとも実力に自信がもてない悠季。 誰もが実力を認め、コンサートで優勝を手に入れても、 まだまだ練習が必要だと自分に合格点が出せません。 そんな悠季は、今回、自分を慕ってレッスンに通ってくれる生徒たちと、 四苦八苦しながら音楽を作ることになります。 モンスター親あり、やる気のない生徒あり、オタク生徒あり、と 様々な生徒に囲まれて守村先生の奮闘振りが楽しい前半。 …
うえだ真由 後藤星
藤棚
車の事故で知り合った桂真と睦。 桂真は無口で無表情、睦は陽気で友達も多い。 まったく正反対な二人がアロワナが見守る部屋で、 静かに少しずつ、距離を縮めて行きます。 胸の内では睦への愛情があふれているのに、 なかなか言葉に出来ない桂真がじれったいのです!! 人は苦手だけど、嫌ったことはない。 人が望む言葉を返してやれない自分が嫌い。 自分の感情を素直に出せず、周囲から浮いてい…
葡萄瓜
フジミシリーズの第一作目のコミック化でありながら、 恐らく淡々と遇されていた一冊であろうかと思われます。 フジミシリーズが世間に知られる様になった要因の一つに 97年に製作されたOVA「寒冷前線/雨のち嵐」の存在が 在ろうかと思われます。 そのOVAの余りに鮮烈な印象故にこのコミック化作品の 印象が薄くなっている事は恐らく否めますまい。 然しながら。 フジミ未体験の方にはこ…
みんみん
シリーズ何冊目かもはやわからない超長編フジミですが、今回は悠季が大学講師の苦悩から離れて、ソラ君たちに再会したりして、ちょっと前のイメージが戻ってきて楽しかったです。珍しく圭と悠季が喧嘩したりして。 何よりも一冊に一回入っている(?)エッチシーンがなくて新鮮でした。出し惜しみしてくれると、嬉しいです☆来月もまた続きが出るらしいですよ~。