後藤星さんのレビュー一覧

富士見二丁目交響楽団シリーズ第4部外伝 その青き男 小説

秋月こお  後藤星 

外伝・証言編・番外編など盛りだくさんです

シリーズ第4部の4冊目は外伝集です。通しで20冊目になります。

《出版社あらすじ》
彼は自殺志願者のように思いつめた、どう見ても死にに行くとしか思えない顔つきをしていた。その彼と再会したのは、若手指揮者たちの登竜門であるヤーノシュ記念コンクールの第一次予選だった。──ハンガリー国際指揮者コンクールでの、圭の孤独な戦いを描いた表題作他、「ある革命」「懺悔と花束」など全八編を収録した待望の第4…

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富士見二丁目交響楽団シリーズ第4部 バッコスの民 小説

秋月こお  後藤星 

フジミの定期演奏会でのチャイ・コン

シリーズ第4部の3冊目。通しで19冊目になります。今回は、圭と悠季が2ヶ月ぶりに帰国します。

《出版社あらすじ》
フジミの定期演奏会で《チャイコン》を弾くため、二ヶ月ぶりに日本へ里帰りした悠季と圭。練習不足の中、悠季「いまの僕にできる最上の演奏をしよう」と心に決める。だが肝心のフジミ内で古参団員と新人の音大生団員とのあいだにトラブルが発生し、定演への道のりは前途多難!?(主役は僕だ……負け…

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富士見二丁目交響楽団シリーズ第4部 アポロンの懊悩 小説

秋月こお  後藤星 

恋は人を詩人にする― すれ違う2人の気持ち

シリーズ第4部の2冊目。通しで18冊目になります。

《出版社あらすじ》
悠季はエミリオ先生のお供やチャイコンの練習で忙しく、圭に全く会えずにいた。しかし突然襲われた偏頭痛のおかげで思わぬ休養となり、久々に恋人の部屋を訪ねる。ところが深夜に泥酔して戻った圭は、ベッドにいた悠季に対して「Chie(誰です)?」という言葉を……。「圭は僕以外の人間をこのベッドに入れている!?」愛し合っているはずの…

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富士見二丁目交響楽団シリーズ第4部 マエストロ エミリオ 小説

秋月こお  後藤星 

2人の間に不協和音が!?

シリーズ第4部の1冊目。通しで17冊目になります。

後書きによると、第1部は、かみ合わない度100%の2人の出会いから、圭が悠季を口説き落として悠季が圭への恋を自覚するまでの話で、第2部は、結婚編ともいえる2人の恋の深化の過程を、そして第3部は、プロのバイオリニストを目指し始めた悠季の演奏家としての成長を追った話で、今巻からはいよいよ「イタリア留学編」スタートです。

収録作
・ローマ…

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富士見二丁目交響楽団シリーズ外伝 天国の門 小説

秋月こお  後藤星 

シリーズの原点

このシリーズの根本、出発点ともいうべき外伝です。圭と悠季の音楽とフジミへの思いが分かります。私は再読時には、まずこちらを読んでから『寒冷前線~』を読むことにしています。

《出版社あらすじ》
自身の才能と進むべき道に憂えていた天才指揮者・桐ノ院圭は、川べりで偶然耳にした理想のバイオリンの音色に恋をする。その音色の持ち主を探し求めて、ちっぽけな市民オケ「富士見市民交響楽団」(通称フジミ)に辿り…

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富士見二丁目交響楽団シリーズ外伝 虹を渡るコラール 小説

秋月こお  後藤星 

改題希望!

面白かったですが、これを外伝というのには
やはりどう考えても無理がある……と
第6弾目もまた同じところで、納得のいかない気分。

富士見二丁目交響楽団シリーズ、
改め、桐ノ院オケシリーズとでも名称変更するべき。


桐ノ院オケのオーディションが始まり、
登場人物が新たにどんどん増えた巻。
一方、お騒がせだった芳野氏が再登場したり、
五十嵐くんもオーディションにやってくる。

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クラシカル・ロンド(表題作 天国の門) 小説

秋月こお  後藤星 

すべて文庫に再録済みですが・・・

シリーズ発の単行本です。

《出版社あらすじ》
大人気シリーズ、ルビー文庫10周年記念企画、初の書き下ろし単行本!
圭と悠季、二人の出会いを圭の視点で描いた『天国の門』ほか、「まさか!?」のドリーム外伝を収録した、フジミシリーズ初の書き下ろし単行本。

収録作
・天国の門  (『天国の門』に再録)
・雪嵐    (『嵐の予感』に再録)
・こよなき日々(『嵐の予感』に再録)

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富士見二丁目交響楽団シリーズ第6部 嵐の予感 小説

秋月こお  後藤星 

ほんとに予感だけ

シリーズ第6部の5冊目、通しで30冊目になります。

《出版社あらすじ》
定期演奏会を間近に控え、音のまとまりに不安を抱える「フジミ」の面々。それを打破するために、飯田は圭と悠季に、ある「秘策」を提案するが!?その一方で、悠季は夏休み返上で学生のレッスンに努めるが、「指導者」としての姿勢の甘さに直面。圭もエージェントの副社長・ディビッドと方針の違いから対立するなど、二人を巡る様々な嵐の予兆を…

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富士見二丁目交響楽団シリーズ第6部 人騒がせなロメオ 小説

秋月こお  後藤星 

久々のソラくん。そして、プチ桐ノ院くん。

シリーズ第6部の4冊目、通しで29冊目になります。今回からは以前のように短編2話形式に戻っています。

《出版社あらすじ》
「フジミ」の夢の専用練習場の建設計画がいよいよ本格的にスタート!ソラからの招待で急遽NYを訪れた悠季と圭は、そこで純粋に音楽を楽しむ個人経営のオペラハウスを目にし、そこに「フジミ」の理想のモデルを見出し始める。一方、風変わりな音大の生徒・由之小路に妙に懐かれた悠季は、レ…

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富士見二丁目交響楽団シリーズ第6部 センシティブな暴君の愛し方 小説

秋月こお  後藤星 

そろそろ悠季の演奏が聴きたい

シリーズ第6部の3冊目、通しで28冊目になります。表題作のみの収録です。

 内容は、あらすじが全てを語ってくれている感じではありますが、今回も圭に愛されまくっている悠季という基本的な流れがあって、その上で話が色々な展開を見せていきます。
 発熱で寝込んでいた悠季が元気になっても、圭と悠季の愛の巣に居候し続けるチエ姉。月の半分は海外での演奏活動に出かけねばならない圭にとっては邪魔者でしかあり…

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