赤河左岸さんのレビュー一覧

羽化 コミック

赤河左岸 

羽化、新しいあなたと、私と

共に生きていこう。
たとえ運命じゃなくても。
ましてや人間でも何者でもなくても、
あなたが好きだ。


この本が好きだと心が震えています。赤河左岸先生のデビュー作ですが、私は『果ての荒野でバカンスを』を先に手にした口です。果ての〜があまりに良くすぐこちらも入手しました。
オメガバースのカテゴリーだと「運命の番」、α、β、Ωそれぞれの性の違いや壁などが題材に上がるかと思いますが、これま…

6

果ての荒野でバカンスを コミック

赤河左岸 

SFが好きだ

ファンタジー、高校生、SF作品が一冊に纏まっていながら空気感が壊れていないのは、きっと先生の中に表現したい確かなものがあるからなんでしょうね。

表題作が圧倒的に好きでした。これを表題にして、かつ最後に持ってきてくれたことが嬉しいです。
タイトル、表紙共に素晴らしい。
この先はバカンスで、更に先を考えてしまうのはヤボというものでしょうか。シンがいつか死ぬときに、ルキヤは残されてしまうのか。…

11

果ての荒野でバカンスを コミック

赤河左岸 

切なくても美しくて優しい物語集。

ピンク色の空。
ライムグリーン色の大地。
ダンスを踊っているかのような
宇宙服の彼と軽装の彼。

この表紙と帯にある
『圧倒的世界観』の文字にて購入。

はじめましての作家さまでしたが…
思い出すだけで胸が熱くなる作品集。

・転生を繰り返す人間の青年×森の奥に住む魔物
・動物だけが好きな飯田くん×自分の美しいと称される顔が大嫌いな西野くん
・惑星開拓任務中のシン×地球に…

10

果ての荒野でバカンスを コミック

赤河左岸 

沁み渡るのだけど。

新刊チェックをしていた時、表紙とタイトルが気になったのですが、帯などで何となく察しました。
というわけでネタバレには配慮していません。
どういう物語か最後まで知りたい、それから読むかどうか決めたい時ってありませんか。そんな方向けです。

すでに地球がないであろうことは容易に想像できるので、単純な「結果」としては読む前以上の情報はなく、【3年の間地球に帰る日を夢見ていたシンが、いざ帰れると思…

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果ての荒野でバカンスを コミック

赤河左岸 

世に広まるべき名作BLです。

表紙に惹かれたなら間違いなく買いです!
もちろんそうでない人にも推していきたい。

この見るからに素敵な表紙、しかし読み終えこの表紙が訴えかけてくるものに気づいた時より一層この本が好きになる事でしょう。
ここまでの世界観を表紙一枚の絵に落とし込める稀有な作家さんだと感服致しました。

次に全体の印象。
読みきり3編からなる読み切り集です。私は漫画を描く人間ではないので漫画の上手い下手…

15

羽化 コミック

赤河左岸 

羽化 副題「メタモル」

面白かった。
オメガバースのテーマが少しずつ変りつつあるけれど、でも、まだ既存のパターンを脱していない感。
実際にバースが変った時に起きる混乱を想定したシュミレーションがオメガバースというファンタジーだとしたら、まだ掘り下げが足らないような気がします。

最近科学雑誌で話題の「蛹」の中で起きる化学変化がテーマのSFファンタジーかな?と期待して、購読。でも、少し違って、Ω⇒βへ性を変える新薬…

2

果ての荒野でバカンスを コミック

赤河左岸 

どの作品も素晴らしかった!

この短編集、切な過ぎるよ(´°̥̥̥̥̥̥̥̥ω°̥̥̥̥̥̥̥̥`)
でもいいよ、とってもいい。
3作品収録の短編集なのですが、その全てが切なくて泣いた。
どの作品もそれぞれ良くて、短編にありがちな物足りなさを感じさせないところが素晴らしかった。
何といっても表紙がいいですよね。これは買っちゃうよ。

【ふたりぼっちのエバーアフター】
森の奥に住むマグノリアと少年・エーミル。
少…

20

羽化 コミック

赤河左岸 

種族を超えて

獣人×人間のオメガバースですが、少し変わった設定になっています。

獣人はαとΩしかおらず、全ては運命によって番が決められている。
番いをなくした獣人は「はぐれ」αとなり、他種族のΩフェロモンに耐性ができるという。
今作は、はぐれαの獣人・アルと人間のΩ・あさひ のお話です。
あさひはΩですが、治験薬によってファーストヒートを抑制しβとして生きてきた。

性別、運命、種族をも超えて結…

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ビーボーイオメガバース コミックスフェア特典小冊子 テーマ:アチアチ発情でエチエチ グッズ

ヒートそれぞれ

ビーボーイオメガバースコミックスフェアとらのあな特典小冊子。
テーマは「アチアチ発情でエチエチ」ということで、ヒートに関するエピソードです。

「見つけたボクのオメガ様」(この作品目当てに入手)
ヒートになってしまい、滝沢さんを呼び出した大樹。
相変わらずしどろもどろではありますが、「滝沢さんとすればすぐ治まる」なんて素直。
この日は元々会う約束だったそうで、二人が仲睦まじくしているの…

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羽化 コミック

赤河左岸 

おもしろい世界観

リブレの出版物はどちらかと言えば一般受けするレーベルを出しているイメージがあったのですが、オメガバースについてはonBLUEみたいに作者の描きたいを応援している感じがします。

この作品は獣人×人間なのですが獣人の名前であるアルブレヒトの正確な発音が最後まで分からないところや、獣人は番をなくすと他種族のΩホルモンに反応しなくなるからΩの要人のボディガードに最適と言う事など。ファンタジーとリアリ…

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