イーライ・イーストンさんのレビュー一覧

ヒトの世界の歩きかた 小説

イーライ・イーストン  麻々原絵里依 

ワクワクが止まらない町

前作よりも面白かったです。
それは、主人公のローマンが後発的なクイックだから。
いい男の無知さって最高ですよね。
いや、ほんとに。

炭酸を「シュワシュワするやつ」っていう成人男性に萌えまくりでした♡
勃起も知らず、性的な事全てが初体験。
性について質問されて恥ずか死にそうなランスに、ニヤニヤが止まりませんでした。
ランスの恥ずかしがり屋も可愛くて死ねる。

素直で、スポンジの…

5

月への吠えかた教えます 小説

イーライ・イーストン  麻々原絵里依 

不思議な町に引き込まれた!

面白かったです!
クレイジーで最高な町・マッドクリークを舞台に繰り広げられる不思議なラブストーリー。
海外翻訳独特の言い回しや世界観でしたが、私は好きです。

ボーダーコリー、飼いやすさはトップクラスですよね。
その、ボーダーコリー人間?ランスと、訳あり流れ者・ティム。
二人の緊張感あるやり取りから一転して、犬のランス(チャンス)とティムの愉快で微笑ましいやり取りにはホッコリさせられま…

2

ヒトの世界の歩きかた 小説

イーライ・イーストン  麻々原絵里依 

ハンドラーの絆と恋人の絆

2019年刊。
『月への吠えかた教えます』の続編で、今回の主役は元陸軍訓練犬だったジャーマンシェパードのローマンだ。
話の進行と共にローマンの犬成分が滲み出てくるにつれ、入り込めていった。
人間歴の浅い新米クイックのローマンだからこそ出てくる行動にプッ!?と吹き出す部分もある。
コーヒーの代わりに肉汁、アソコが勃ったと大騒ぎ、ヒトの知識を一つ覚える度の反応…など、ね。
相談相手のランスも…

4

月への吠えかた教えます 小説

イーライ・イーストン  麻々原絵里依 

犬なのに人間臭い不器用さ

2018年刊。
モノクローム・ロマンス文庫ならまずハズレはないだろうという位の考えでまだ何冊か積んでいるが、この一冊は『犬の楽園』というあらすじの誘い文句に惹かれて買ったものだった。

マッドクリークという田舎町では、何世代かの血筋を引き継いだ犬達、もしくはかつて飼い主の深い愛情を注がれた結果、種火(スパーク)を経た犬達が"クイック"として人間の姿で生活していたのだった。…

4

月への吠えかた教えます 小説

イーライ・イーストン  麻々原絵里依 

わんわんお!

私が読んだMR文庫の中では一番軽めのテイストで読み易かったです。

人間に変身できる犬と青年のカプ…?
と最初は面白い話なのか半信半疑でしたが、さすがMR文庫。
ハズレ要素はなく楽しめました。

犬が人間になれる謎については深く語られていないので、こういう世界、とこちらも割り切って読みました。
とても素直な"犬"に反した"人間"時との攻めのギャ…

3

ヒトの世界の歩きかた 小説

イーライ・イーストン  麻々原絵里依 

愛おしい

前作も好きですが、今作の方が断然良かった。
益々このシリーズが好きになりました。
もう、ローマンが愛おしい…。

クスッと笑わせてくれて、ウルっとさせられて、萌えも楽しめる。
そんなクイックの世界が本編391ページの中にバランスよくギッシリと詰まってます。

早く次を読みたいけれど、また一年待たなければならないのか…長いぃぃ…

次は何犬が来るだろうか? すでにわくわく♡

7

ヒトの世界の歩きかた 小説

イーライ・イーストン  麻々原絵里依 

全てを失った男の再生の物語

亡くなってしまった大切な人を思い出すのは、すこしばかり不思議な気持ちだと思います。
勿論、まだ生々しい記憶の時は悲しかったり辛かったり、心がグサグサに傷つくだけなのですけれど。
でもある程度時が過ぎて『時間薬』が効いてくると、その悲しみや辛さの中に、ほんの少しばかりの『甘さ』が混じって来る様な気がするんです。一緒に過ごした大切な時間や、もらった嬉しい言葉、与えられた影響などなど、自分の中に『そ…

14

ヒトの世界の歩きかた 小説

イーライ・イーストン  麻々原絵里依 

愛すべき犬のきもち

ヒトになれる犬たちのシリーズ2作目。1作目で出てきたローマンと1作目中で助けられた男が2作目のカプでした。犬のきもちがぐぐーーーっ!!と迫ってきて凄かったですが、アメリカで生活した事がなく細々?と思う箇所があったため、萌2にしました。やっぱり犬をぎゅうしたくなるお話、390P弱。

地域の捜査機関を集めて行われる大きな会議に出席するべく、車で向かうランス(保安官、1作目カプ)とローマン。違法マ…

9

ヒトの世界の歩きかた 小説

イーライ・イーストン  麻々原絵里依 

純真無垢なワンコ攻め

犬と人間両方の姿になれるクイックという種族と彼らの住む町の物語。シリーズ第2弾で前回の攻めで町の保安官の部下が今回の攻めのローマン。2人とも犬の体も持っているクイックですが、なんとローマンは人間の姿になってからわずか2年しか経っていません。

しかしずっと軍用犬だった彼はとても頭が良く真面目で努力家です。犬の時に訓練した人間のパートナーとの別れのシーンは涙無しに読めません。若いけど苦労人です。…

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ヒトの世界の歩きかた 小説

イーライ・イーストン  麻々原絵里依 

あまりに純粋で深い信頼に、泣いた(´;ω;`)

人に変身出来る犬「クイック」と、人間が寄り添って暮らす不思議な町・マッドクリーク。
そこで巻き起こる事件やドラマを追った「月吠え」シリーズ第2弾になります。
主役は新カップルになりますが、前作を読んでいないと分からない部分が多いと思うので、ご注意下さい。

ザックリした内容です。
マッドクリークの正式な保安官助手となったローマン。
そんな中、町にDEAの捜査官が派遣されてきますが、なん…

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