玄上八絹さんのレビュー一覧

アンハッピーウエディング! 小説

玄上八絹  鈴倉温 

撃沈!

玄上さんが初ビープリということと、苦手花嫁モノだけど題名がアンハッピーなんて付いていたので、怖いもの見たさで手を出しました。
結果・・・撃沈!!!

一族経営のいくつも会社がある入夏家の愛人の息子で生まれた尋斗が、子供が彼しかいなくて長男で、義理の母にもかわいがられているのに、彼に後をつがせたくない親類の策略で高校生の身で結婚させられる。
立場なんてどうでもいいと思っていたからこの結婚を受…

9

失恋コレクター 小説

玄上八絹  金ひかる 

違和感もありつつ

個人的には苦手な部類な作品でした。
最後までどう進むのか気になって、どんどん読んでしまったのですが、
あまりの不毛さに…。心配になってしまいました。

大学時代からの友人、朋哉に片思いしている棗は、
失恋するたびに自分に頼ってくるに世話をやいてやるという
パターンが繰り返されている。
ある種、読んだことのある展開ではあるのですが、
最後まで朋哉がどう思っているのか?とワクワクです。…

1

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1/21の青い輝き、「クラッシュド・ブルー」by 一穂ミチ

ルチルの冊子のタイトルは、毎回rutile souvenirに何か一言加えたものだが、
この一冊の一言は「宝物」。
その中から、一穂先生「藍より甘く」の番外編のみのレビューです。

               :

サラリーマンとして働く暁行は、急な代役で九州に出張に行く。
なんとか仕事はうまくいき、その後の取引先社長の家のガーデンパーティ、
庭に咲いた小さな青い花を見て遙を思い…

3

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沢山の星の中から

A5版、154ページ、小説は三段組、
表紙は蛍光ピンクの模様にタイトルはエンボスでなかなか可愛い。
内訳は小説番外編18本、漫画番外編8本(各1P)。


『ライブがはねたら』 by 一穂ミチ「ステノグラフィカ」番外編

一穂さんのタイトル、相変わらずミュージックタイトルシリーズなんだな♪
で、ぐわははは!
ライブってそういうことですかぁ?!なんて素敵。
あなたが一番誰よりも好…

4

失恋コレクター 小説

玄上八絹  金ひかる 

失恋中毒はクセになる?

変なコレクターだなと読み始めて、それでこのタイトルな訳ねなんて納得する。
腐れ縁の朋哉に報われない片思いをする棗。
毎回朋哉が失恋するたびに呼び出され慰め、彼女に送るはずだったプレゼントを
処分する為に預かる棗なのですが、処分されたはずのプレゼントは何故か棗の引き出しに
まるまる入っているのです。
それがタイトルに繋がっている訳なのですが、諦めきれない未練がましい行為だと
自覚しながら…

1

失恋コレクター 小説

玄上八絹  金ひかる 

交わらない螺旋階段、だけどそれは だまし絵だった

うわっ、何て不毛な片思いをし続けているんだ!
このまま主人公は枯れ果ててしまうのか?一体どうやってエンドが迎えられるの?
主人公の片思い相手は、しょっちゅう彼女に振られてはすぐ彼女がデキていて、一体どうやって恋人になれるんだろう?
余りに不毛すぎて先行きが不安になることずっと。
やっと迎えたエンドに、相手の行動にその意味があったにしろ、お前ヘタレすぎるだろ!
互いがヘタレ同士だったが故の…

2

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26作品が詰まった充実の小冊子

ルチルの全サ小冊子。
小説8頁、マンガ1頁ずつで、計26作品。
全体的にすごくラブラブ・ほのぼのしていて楽しめました。
一つ注文をつけるとすれば、目次に作家名だけでなく作品名もあったら分かりやすいかな~と。


マンガで特に好きだったのは、
◆ARUKU【今日の達磨】(明日屋商い繁盛 番外編)
秋緒とキッカの間で、甲斐甲斐しく働くダルマ君が不憫だけど可愛いSS。慰労してあげてキッカ…

4

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豪華な小冊子

総勢26人もの作家作品が一気に読める記念小冊子、この1冊に好きな作品が一つは
あるのではないかと思われるお得感アリアリの1冊です。

甘く危険な隠し味「ドクターの恋文」~安曇ひかる/著
包茎手術を担当した医者と元患者で小さな文房具店の店主との再会ものが本編、
かなり面白かったように記憶してます。
お話は再会して恋人になって1年が経った頃のお話で毎週末恋人の家に帰る日常。
先生が大人げ…

7

トイチの男 小説

玄上八絹  三池ろむこ 

スーパー鶴

タイトルはルチルさまの限定小冊子から。
可愛くて可愛くて、何度も読み返してしまう作品です。

思わぬ拾い物をしてしまった質屋の悠。
悠に価値をマイナス1円とされた拾い物の男、茅野。
この二人のお話ですが、まぁ悠が可愛いのなんの。。。
玄上さん独特の話の展開で、モブキャラが少なく、舞台も狭いですが、キャラクターの人間性がよくわかるお話だと思います。
穏やかで代わり映えしないけれど、優し…

4

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“藍”と“愛”は遥以外の何者でもない

アンソロですが、ミチさんがお目当てだったので
『藍より甘く』の番外編、『クラッシュド・ブルー』のみで失礼致します。

上司の代理で向かった九州出張。
無事商談もまとまり、
最後は取引先会長のご自宅でのガーデンパーティに出席する入江です。
庭の片隅に見つけた“忘れな草”で遥を想い、
会長に「季語は“藍微塵”だ」と教えられる。
声を掛けられた時に力の加減で摘んでしまったそれを
ハン…

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