玄上八絹さんのレビュー一覧

虹の球根 小説

玄上八絹  三池ろむこ 

ラブ甘夫婦の馴れ初め篇☆

『トイチの男』スピンオフ。
前作受の師匠にあたる、画商CPの馴れ初め篇です。
これ単独でも読めますが、前作を読んでいた方が
「あのおしどり夫婦に、こんな初々しい過去が…!」的な感動を味わえるかと☆


美大の二年生・硅太郎は
自分に絵の才能がないと薄々気づいているが、
芸術の世界への未練を捨てきれない。
そんなとき、浮世離れした美貌の同級生・銀示と出会う。
その圧倒的な才能に打…

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虹の球根 小説

玄上八絹  三池ろむこ 

思わず【トイチの男】読み返しちゃいました!

銀示、硅太郎のカップル。こんな出会いと、しがらみが……。それを抜け出て今に納まってるのが素敵です!…キラキラ視点の銀示、硅太郎が居なければちゃんと生き延びられなかったでしょう。硅太郎ガンバレ~!世界を又にかけ、お姫様な銀示を幸せにしてあげてね♪…そして自分も幸せに…♡
玄上八絹先生のお話しは、ホント最後まで何が起きるか分からない!ひとつ置いただけで盤上が一瞬で違う色に変わって行く…。唖然、愕然と…

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茨姫は犬の夢を見るか 小説

玄上八絹  竹美家らら 

新キャラクターに拒絶反応・・・

玄上さんの『わんこ』シリーズ。こちらは『しもべと犬』の続編(5係舞台)になります。

前作のメインCP である智重(攻)と信乃(受)はまあいいんですよ。
前作レビューでも書きましたが、智重はあまり好みじゃないんですが、ハッキリ言ってもうそんなの大したことじゃなかった。

とにかく、こちらから加わったCPの禪(攻)が・・・!

私のものすごく、もう最悪に近いくらいに苦手なタイプでし…

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しもべと犬 小説

玄上八絹  竹美家らら 

大好きなシリーズ。

玄上さんは、こちらをはじめとする特殊設定シリーズ(通称『わんこ』シリーズ)に限れば、それはもう大好きな作家さんです。

ただ、こちら単体ですごく好みとまでは行きません。
それでも、好きは好きだし、面白いとは思ってます。←正直なところ、同じ世界観のシリーズの中では(《きつね》の)『千流の願い』と(公安サイドの)『ゴールデンビッチ』『ゴールデンハニー』のほうがずっと好みです(以上3作は『神』級に…

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熱海 小説

玄上八絹  鈴倉温 

この路線しかないのか・・・?

『アンハッピーウェディング!』の番外編同人誌です。

個人的に、玄上さんの日常ものはほぼ好みじゃないんですよ(特殊設定物は大好きですが)。
その中で、こちらの本編は(言いたいことは数々あれども!)日常もので唯一『面白い』と思えた作品だったんです。


1編目『昨日の距離』

尋斗(攻)と結婚するために退職した円佳(受)は、派遣社員として再就職。

新妻として幸せな新婚生活を送る…

1

失恋コレクター 小説

玄上八絹  金ひかる 

受けに多少感情移入できました。が。

玄人八絹さん初読みです。
金ひかるさんの挿絵と、あらすじに惹かれ読んでみました。
さぞかし切ないだろうと期待が膨らんでしまいましたが…。

攻めの朋哉の魅力が皆無!!!(泣)
なぜこんな男に6年間も片想い出来たんだよー!と
つい叫びたくなってしまいました;
付きあっていた彼女に振られるたびにクダをまき、慰められるって…。
いえ、ここはまぁ両想いになるまでの伏線だと理解出来ますが

1

ゴールデンビッチ 小説

玄上八絹  御景椿 

楽しめなかった自分が悔しい。

とても好みのお話のはずなのに、文章にひっかかりすぎて読むのがつらいほどでした。

いつもは、読みづらかった本には何の未練もなく、「合わなかったんだから仕方ない」
で済むのですが、文章さえ障害にならなければ、きっと気に入りの本になったはずだと思うと、残念でたまりません。

「しゅみじゃない」評価の理由はこういうことです。

悪い評価をするだけでは、読んだら楽しめているはずの人の妨げにな…

4

アンハッピーウエディング! 小説

玄上八絹  鈴倉温 

6年越しの片思い??

17才の現役高校生で一族経営の社長の庶子である尋斗がタイトル通りの結婚を
一族に強要され、理不尽ながらも従おうと心を決めるが、いざ相手と会った時点で
ありえないと混乱と怒りで年相応の反応をしてしまうお話。

いやはや、いくら愛人の子供とは言え将来遺産がいかないようにするために6年も前から
同性との結婚を仕組まれている不運な少年なのです。
これが女の子なら許嫁なんて言葉で済むし、政略結婚…

1

失恋コレクター 小説

玄上八絹  金ひかる 

全然笑えないギャグのよう・・・

個人的に、玄上さんの日常ものは何読んでも合いません(『特殊世界もの』に限れば大好きな作家さんなんですけどね)。その中でもこれは最低クラスでした。イヤもう鬱陶しい!←余談ながら、このあとで出たB-PRINCE文庫の『アンハッピーウエディング!』が、日常ものではいちばんよかった。というより初めて面白いと思った。

今度こそもう玄上さんの日常ものは止めようと思いながらも、イラストに惹かれて散々迷っ…

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アンハッピーウエディング! 小説

玄上八絹  鈴倉温 

ラブは好きだ!

玄上さんは特殊世界もの(わんこシリーズ)はそれはもう堪らなく好きなんですが、商業の日常もの(現代・時代問わず)は正直何読んでもいまひとつ以下(その中で『無理』か『マシ』か程度でしかない)なんです。

あまりにも合わないのでもう玄上さんの日常ものはやめようかと思っていました。作家さん単位ではなく、その『特殊』と『日常』で個人的好みがキッパリ分かれるので決断しやすいんです。

でも、こちらはい…

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