野木薫さんのレビュー一覧

城下の白鳩 コミック

野木薫 

ん?????

絵がとても素敵です。
世界観が作風にとても合っています…!
知らない国の物語を読むワクワク感はありました。

が。
うーーん、これBLなんでしょうか;

私自身がわかりやすいぐらいガッツリBLしてるのを好むこともあり、かなりフワッとしていたな~という印象です。これは匂わせてるのかな…?と感じるシーンは何カ所かありましたが…。BL主体に描かれていない(ように感じる)上に、ストーリーもフ…

7

空はちゃんと晴れてる 小説

渡海奈穂  野木薫 

良いのか良いのかとちょっと不安だった

渡海先生買い。どんなお話かさっぱり予測不可能だったのですが、読後感は良かったので萌2より萌です。途中までイケナイことしているような、やや落ち着かない気分でしたが、最後は「ああ良かったなあ」という気持ちになったお話、「本編260Pほど+あとがき」です。

出版社勤務の国上(くがみ)は、仕事の打ち合わせに行く前に後輩とあるカフェを覗きます。姪っ子が「悪い人なの」と泣いていて「いい噂を聞かない」とい…

2

空はちゃんと晴れてる 小説

渡海奈穂  野木薫 

自己否定の殻を脱ぎ捨てて

今回は出版社の中堅編集者と
無償で人助けばかりする青年のお話です。

無職の極つぶしと言われる受様が
攻様との出会いで自分に自信を持つまで
もしくは、個人主義だった攻様が
共にいたいと思える相手を得るまで。

出版社に勤める編集者の攻様は
姉から高校生の姪がイケメン店員に
弄ばれて泣かされたと相談を受けます。

元気な姪の塞ぎこむ様を見た攻様は
仕事に託けてその店員がいる…

4

空はちゃんと晴れてる 小説

渡海奈穂  野木薫 

心と心の繋がりを、優しく綴る感動作です。

こちら、ちょっとほろ苦くはあるものの、とても優しく、読み終えた後はあたたかい気持ちになれる素敵な作品でした。
表紙そのままの、心が洗われる優しい物語なので、ちょっぴり心が疲れてる時なんかに沁みると思います。

誰だって、心に痛みを抱えていて、それを隠して生きている。
だからこそ、痛みをさらけ出せるたった一人に出逢える事が、何よりの幸福なんだなぁと。





内容ですが、堅物の…

13

添い寝から始めました。  小説

水無月さらら  野木薫 

「ウォーター!(ヘレン・ケラー)」を思い出しました

不思議な手触りのお話です。
そもそも添い寝をする友達(ソイトモ)なんていうもの自体が不思議な存在ですよね。

主人公の圭太については、やろうと思えばセンセーショナルに書くことも出来たはずなのにそうしないで、圭太の周りに彼を理解し守ろうとする者を置くことを選んだ水無月さんの優しさと配慮に、まず感動しました。
結果としてインパクトは薄くなってしまいましたが、とても気持ちが良く、知性を感じさせる…

3

添い寝から始めました。  小説

水無月さらら  野木薫 

ゆっくりと進んでいきます

圭太と添い寝をする友達(通称ソイトモ)の代理として玄一郎がやってきた事により出会います。
麻里という女性の代理としてやってくるので、女性が出るのは…という人にはオススメできませんが、この麻里は圭太とは恋愛感情は一切ないので個人的には女の人だからというのはそこまで気にならなかったです。寧ろ麻里が良いアクセントになっています。圭太が「お母さんみたい」と言っていましたが、まさに保護者というか家族のよう…

7

添い寝から始めました。  小説

水無月さらら  野木薫 

癒された

添い寝というワードにひかれて購入。ゆっくり進むお話で、めっちゃ癒されました。ちょうどこういうものを求めていた時期だったのかも。色っぽいお話は少なめ、二人の心情をゆっくり書いたお話、本編260Pほど+あとがき です。色恋沙汰には関係してこないですが、女子が出てきますので一応お知らせ。全くもって個人的見解ではありますが、神!だー癒されまくり。

お話は自分の部屋でソイトモ(添い寝しあう友達)を待ち…

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