犬飼ののさんのレビュー一覧

二次元恋愛の実践法 小説

犬飼のの  香林セージ 

前作を周到したストーリー構成

前作「三次元恋愛の攻略法」に続いての次元繋がりの新作は、二次元、何やら
オタクの匂いが漂ってくるようなタイトルですよね(笑)
前作の受け様の桃木に片思いして玉砕した社長の攻め様が主役で登場する作品で
前作の完全なスピンオフ、時間の流れも交差しているので、前作の出来事も
思い出されるような展開でした。
そして、作者の遊び心が続編で思いっきりさく裂してる、それも前作と同じような
流れになる…

4

二次元恋愛の実践法 小説

犬飼のの  香林セージ 

エロ可愛い

女顔の為に、いろいろつらい体験をしてきたオタク&腐男子な夏瑠が、リアルに格好いい彼氏を捕まえて幸せになっていくお話です。

出会ってから付き合うまでは、トントン拍子で話がすすんでいきます。付き合ってから、いろいろすれ違いながらも、本当の意味でお互いの事を理解し合うまでの経過に重点が置かれています。

いろいろなトラウマが夏瑠にはあって、基本ネガティブなんですが、それでも、好きな人と幸せにな…

2

二次元恋愛の実践法 小説

犬飼のの  香林セージ 

一筋縄でいかない主人公たち、な、?

ゲイでオタクの腐男子と、イケメンゲーム会社社長の組み合わせ。
『三次元恋愛の攻略法』で主人公の桃木が好きだったのに振られてしまった社長の柿本が主人公になったお話で、振られた夜の話から入ります。
このお話、つらつらと読んでいくと、攻めと受けの間に価値観や生き方の違いがあるものの、攻めにぐいぐいと引っ張られて、中盤までの展開ではこのままうまくいくのか?
受けの成長物語で終わるのか?と思ったりもす…

4

B-PRINCE文庫創刊4周年記念 Happy Booklet グッズ

7名の作家の作品ショートが読めちゃう

「恋愛革命」シリーズからは、4月に配布された4周年記念フェアペーパーの
続きになる内容のショートでした。
八束さんの所に可愛い猫ちゃんを見に行って攻め様がネコちゃんを可愛がる姿に
ちょっぴりモヤモヤ焼き餅した受け様でしたが、その日の夜は満月で何故か
夜中に一人目を覚ましてしまった受け様。
眠ってる攻め様の寝顔に得した気分を味わっていると、何か違和感が・・・
それは受け様の頭、なんとそこ…

2

そして蝶は花と燃ゆ 小説

犬飼のの  Ciel 

選んだもの。

 鳳城組組長の息子・桐弥は、カタギの高校生として学校に通いながらも、天才的な博徒だった。
 その才能を買われて、若頭補佐・雨柳の仮初めの妻として、女装をして賭博の女胴師を演じる桐弥。
 けれど、桐弥は極道見習いの水無月に、ほのかな恋心を抱いていた。
 もちろん、そんな桐弥を雨柳が許すはずもなく、修羅の如き執着と情欲の炎を燃え上がらせる。
 そんなさなか、組長襲撃事件が起こり、桐弥の父でもあ…

3

絶対恋奴 小説

犬飼のの  タカツキノボル 

んーーどうだろう・・・

自分としてはこの手の話は正直苦手な部類です。
主従物ってもしかしたら初めて読んだのかもしれません。
避けていたんで・・・。
といっても、読めないほどじゃないんですが。

とにかく、みんな病んでいます。
隼瀬に似た人形相手の自慰の辺りは読んでいて辛いと言うか痛々しくて・・・
エロいんですが、なんか目を伏せたくなるって言うか・・・
更に自分的にない3P。
(表紙で分かるんですが、イラ…

2

殺業の絆 小説

犬飼のの  鬼塚征士 

読んでびっくり

この作家さんが同人で書いてる某版権ものゲームの某攻様にそっくりすぎでした。
意図的なリスペクト?
それとも潜在的に好きなタイプの攻ってこと?
台詞まで同じものが出てくるので、偶然の一致とは考えにくいのですが。
しかも挿絵も、その版権元に縁のある鬼塚征士さんときたもんだ。
どんな符号ですか。わざとなんですか。
…それらが気になりすぎて、肝心の話の内容が頭に入ってきませんでした。

受…

4

三次元恋愛の攻略法 小説

犬飼のの  香林セージ 

お見事!

前半は明るめタッチも良いのですが、私の中では後半のマンションシーンから本番ですね!意外だけど不自然じゃないストーリー展開がお見事!

栗生のことを好きだと伝えた上で、男同士の不毛さを語り付き合えないと拒む春都。
潔いけど残酷です。ただ、そんな春都に栗生も食ってかかります。
ここの二人のやりとりが好きですね。どちらの意見も納得してしまいます。
春都の言っていることは現実的です。女性と結婚し…

3

そして蝶は花と燃ゆ 小説

犬飼のの  Ciel 

若頭補佐×組長息子

ヤクザと極道の違いは?博打うちって?
そんな事がちょっと詳しくなる1冊でした^^

主人公は、古き良き「博打うち」鳳城組の嫡男・桐弥(18才)。
博打の技を仕込まれ家業に納得しながらも、カタギにも未練がある。
そして、美貌も丹も才もある若頭補佐の雨柳。
下っ端ながら、朗らかで気が利く桐弥付きの水無月。
この鳳城組は、指定広域暴力団には組せず、清水の次郎長親分とこみたいな感じ。
今ま…

3

嘘つき同士 小説

犬飼のの  四阿屋晴 

身代わり花嫁ものです

身代わり花嫁ものかー、受けが女みたいな外見かー、と、あんまり期待せずに読みはじめたんですが、意外と面白かったです。
見た目が女そのものの受けによる身代わり花嫁ものって、今までたくさん読みましたが、いまいち私の趣味じゃないんですよね。この話、べつに主役の性別が女のままでいいんじゃね?って思わされることが多くて。
でもこのお話の受けは、非常にいさましい性格の男の子だったので、ワクワクできました。悪漢の…

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