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月村奎 陵クミコ
江名
ネタバレ
落ち込んでる時や、なんとなく気持ちが晴れない時に、 よく手に取る1冊です。 展開が分かっていても、気付けば口元が緩んでしまって、 笑いを堪えながら読み進めていると、いつのまにか元気に♪ 内容は、軽めのラブコメで、 特別斬新だったり、ひねりがあったり、というわけではないのですが、 他のラブコメ本や他の月村さん作品と比べても、 なぜかダントツでこの本が癒されるし、だからこそ再読率も一番高…
月村奎 木下けい子
さくらくさ
読んでみて、やっぱりレビューでも高評価を得ているだけの事はあるなと思いました。物語の描かれ方、書き口調が優しかったです。 物語の進め具合やキャラクターの心理描写も丁寧に書かれていました。読んでいて心地よいテンポだったと思います。 受けが過去に辛い経験をしていて、だけれども彼自身も彼の過去も攻めの懐の大きさにぜーんぶ包みこれてしまう。ハッピーエンドで少し涙が出てきて心の奥があったかくなり…
月村奎 梧桐あさ
こにしそる
こういうご近所や友人が集う「自分のお店」というものが舞台のお話はとても好きです。 雰囲気がやわらかいのでほのぼのストーリーなのかと思えばなかなかせつないお話でした。 主人公の安西は頭はいいのに人生がやや不調気味な新人社員。 会社でうまくいってなかったところを、同窓会で再開した奥村に誘われ、奥村の経営するカフェに転職します。 いいなあ、私もカフェに転職したいなあと思ってしまう、雰囲気のよ…
月村奎 穂波ゆきね
麗音
月村さんらしい爽やか好青年のほのぼのすれ違い恋愛。 切ないけれどややコミカルな文体で重くなり過ぎなくて楽しめました。 いいとこのお坊ちゃんで自他共に認める美形。 本当は目立ちたくなくていつも求められる姿を演じるのに疲れている。 いつも告白されて付き合っても思っていたのと違うと振られてばかり。 でも、実は同性に惹かれていることを自覚している。 そんな男の子が大学に入って知った片思…
月村奎 草間さかえ
雀影
小学生の頃、ほんの少しの間だけ一緒に過ごした同級生を初恋の思い出として、子どもの頃のネグレクトのトラウマから、自分から何かを望むことをあきらめてひっそり生きてきた主人公が、初恋の相手と再会して少しずつ前を向いて行くお話。 スーパー優等生だった初恋の相手くんは、実はとんでもない独占欲の固まりのストーカーくんだったのだが、その位のパワーがないと、この主人公の心をこじ開けることはできなかったわけで、割…
はるのさくら
同級生の再会物。 ネグレクトの受け様の芙蓉ちゃんのお母さん以外は、優しい人しか出てきません。 もうみーんないい人。 口下手でネガティブ思想だけど、健気でかわいい芙蓉ちゃん。 対してなんでも平均以上こなせちゃう委員長気質の攻め様の西澤君。 でも、芙蓉ちゃんに関する事にだけは、スマートにできない。 読んでいて、芙蓉ちゃんの態度に一喜一憂してる、そんな等身大の男の子ぶりがとってもよかった。…
月村奎 金ひかる
歳の差カップルの面白いところって、対等でなくても許されるところでないかと思います。 普段なら受けが攻めにひどかったりその逆だと対等じゃない、理不尽だ!て思うけど、歳の差が離れていたり、受けが年齢的に子供だったりすると無条件に愛されていることを許容できてしまうんですよね。 母親をなくした誓史は、ゲイであることを隠すため、母親と偽造結婚した佐伯に引きとられ一緒に暮らしています。 佐伯のこ…
M+M
無知なので「アライアンス」って何ぞや?と調べたら「同盟」ということでした。納得。 表題作と後日談的SSが収録されています。 「片思いアライアンス」 悠馬の目線です。 外見と内面のギャップに悩む悠馬は、久保寺に告白されたのに断ってしまいます。付き合い始めたら、飽きられてしまう…それくらいなら片思いのままがいい。そう思っただけなのに、久保寺に悠馬には他に好きな人がいると誤解され…。 …
本編の番外編が載っているからと、この小冊子を購入し、この小冊子で番外編を読んで、本編にも興味をもって作品を買ってしまう…という購入ループにハマった小冊子でした。LOVEたっぷりでした! 皆様が書かれたものを除いて、ちょこっと紹介します。 ・宝井理人「テンカウント」番外編 2ページ。雑誌Dear+ディアプラスの2015年2月号ふろくCDにも収録されました「ねことしろたにさん」でした。微…
ポッチ
月村作品の中でダントツに好きな「眠り王子にキスを」のスピンオフと聞いて手に取ってみました。ネガティブな受けにキラキラの攻め。月村さんらしいストーリーでした。 受けの蛍が人付き合いが苦手で、ネガティブで、几帳面で、という性格なのは家庭環境が大きく作用しているのですが、そのあたりがきちんと書き込まれているので共感できる。 性格上、素直に甘えることが出来ず意地を張ってしまうけれど、「愛してほしい…