月村奎さんのレビュー一覧

遠回りする恋心 小説

月村奎  真生るいす 

典型的な月村テンプレ

月村本の積ん読消化中。
これも典型的な月村テンプレ、あきれかえるほどいつもの月村作品。
達観している攻め、訳知り顔のオブザーバーな当て馬がやや目新しいか?
ネガティブな受けの自虐ぶりが度を超していて、後ろ向きで悲観的になるにも限度があるのでは? しかも常に斜め上にネガティブ暴走するので、自分から望めば手に入る幸せを踏みつけて、こなごなにしているような? ここまで後ろ向きだと、つきあわされる周…

3

恋する臆病者 小説

月村奎  小椋ムク 

典型的な月村テンプレ

月村本の積ん読消化中。
これは、まさに典型的な月村テンプレ、月村節炸裂、あきれるほどいつもの月村作品。
人気芸能人攻め、後ろ向きネガティブ受け、トラウマ持ち、過去男からの粘着、どれもこれも一度や二度、出てきた設定ではないし、組み合わせ自体も初めてではないような? それでも書くところが月村作品、そしてあきれているくせに、そこそこ楽しく読んでしまう月村オタの自分・・・・・・この月村節が読みたくて、…

0

50番目のファーストラブ(表題作 純情サノバビッチ) 小説

月村奎  高久尚子 

うっかりホロリ

月村本の積ん読消化中。
これは、それまで作家買いをしていた月村さんに愛想が尽きかけたきっかけになったチェリーを彷彿する内容だったが、こちらはまだ我慢できた。受けの性格は類型的だったが、攻めの前で酔った勢いで母親に対しての感情をぶちまけるシーンでは、うっかりホロリとした。攻めも月村テンプレの類型タイプではあったが、受けに対して、かわいい、かわいい、と連発するあたりが微笑ましい。攻めに逆ギレして、攻…

0

嫌よ嫌よも好きのうち? 小説

月村奎  小椋ムク 

イマイチ。

久しぶりに月村萌えが戻ってきたような気がしたので、買ったままで積んであった本を消化中。
これは気が弱いマイペースな受け、言葉が足りない攻め、好きな子をいじめるというよりも暴言を投げつける攻め、それに懲りない受け、このあたりが月村定番のテンプレ。
おもしろいか、といえば、イマイチ好みじゃない。
読めたし、悪くないと思うけど、自分の萌えはなかった。
受けに都合よすぎに思えるし、そもそも、この受…

3

不器用なテレパシー 小説

月村奎  高星麻子 

悪くはなかった。

久しぶりに好きだったころの月村さんの旧作を読み返してから、買ったままで積んであった本を引っぱり出して読んでいます。
最初に、こういうのが苦手で読まなくなったんだったわ・・・・というのに当たったので、そのまま読まずに処分しようかと思ったんですが、好きなイラストレーターさんだったので、こちらを読んでみました。
結果、それなりに読めました。
悪くはなかったです。
おバカで流されやすい健気受け、言…

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おとなり 小説

月村奎  陵クミコ 

月村節の王道

花丸文庫版で読んでいますが、書き下ろしもあったので一応購入したまま、積んであったものを、久しぶりに引っぱり出して読みました。

初期の月村さんなので、だいぶかわいいというより、エッチは少なめですが、年上カップルの攻めの横暴ぶりは秋霖シリーズの攻めに通じるものがあって、いっそ気持ちがいいほど性格が悪くておもしろいです。後ろ向きのウジウジ受けが、あわれというよりも、むしろ自業自得と思えるところも楽…

1

恋愛☆コンプレックス 小説

月村奎  陵クミコ 

月村節

久しぶりに古い月村作品を読み返していて、やっぱり好きな作家さんだと思ったので、買ったままで積んであったものを読んでみました。
どうして、これを手に取ってしまったのかと思うほど、イマイチでした。
モデルとかマンガ家の設定にまるでリアリティがなかったし、いつものパターンで、うんざりするくらい月村節でした。
しかも受けが仕事を辞めるきっかけになった同僚が絡んでくる理由が、イマイチはっきりしないまま…

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「きみはまだ恋を知らない」番外編 きみはまだ僕を知らない グッズ

誰のためのプレゼント?

本品は『きみはまだ恋を知らない』の
フェア書店限定特典ペーパーです。

本編後、司ができた本の見本を
藤谷にプレゼントするお話です。

藤谷の部屋を舞台にした絵本と
初めてイラストを担当した本の
見本を手にした司は

それを藤谷にプレゼントしようと
藤谷の部屋を訪れます。

藤谷はとても喜んでくれて
刊行祝いに何か記念になるものを
司に贈りたいからと
欲しいもの…

3

遠回りする恋心 小説

月村奎  真生るいす 

遠回りで空回り

イケメンで優しい非の打ち所がないような攻めの喬介と、ガサツ(に見せてるだけ)でツンデレな錬の両片想い話です。
とはいっても喬介は錬が自分の事を好きだって分かってたから、両片想いとは言わないのかな。
ホント、タイトルがぴったりです。

それにしても錬は強気なところあるけど健気でした。
想いが通じた後に喬介から女物の洋服を贈られ、空回りしてスネ毛剃ったり髪伸ばしたり…。
喬介は矢崎への対抗…

3

恋は甘くない? 小説

月村奎  松尾マアタ 

さちこはバナナ食べられました(笑)

可愛いお話でした。
あらすじ無しで、ざっくり感想を…。

NOと言えない受けの睦月は、その優柔不断のあまりイラっとするところがあったんだけど、天然っぷりが可愛くもありました。
でも天然といえば、攻めの川久保もなかなかだと思います。
発端のあの睦月の「友達から」発言は確かに勘違いしてしまいそうだけど、あれでもう付き合ってる事になってたなんて…!
ある意味ポジティブ。ネガテイブな睦月と足し…

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