月村奎さんのレビュー一覧

甘くて切ない 小説

月村奎  yoco 

天使の生まれ変わりのような主人公

甘くて切ないお話は大好きです。
そのうえ薄幸な主人公が優しい人に出会って幸せになっていく姿を見ていくのはもっと好きです。
そんなキーワードに萌える人にお勧めしたい作品です。

主人公の律は、母親に産んで育ててくれた恩を返すためにどんな理不尽なことを言われ傷ついても嫌えない健気な子です。

毒親に虐待され賢く聡明なのに切り捨てられず、「大事にされている人は、大事にされるだけの徳を積んだ人…

5

Release 小説

月村奎  梧桐あさ 

何でこんな話をブッ込もうと思ったのでしょうか!?

本来、読んで「つまらん~ハズレ」だったものはレビューを書かないのですが。
読んで気持ちがプラスの方向に動いたものしか書かないのですが、これはマジでムカついたので書きます。
ページの4分の1が男女のラブストーリーって何?
しかも「中絶手術に失敗して妊娠できなくなったから、あなたとは結婚できません」と言っている女を説き伏せてケッコーン!ハッピーエーンド!とかってなに?
誰がそんな話読みたいの?…

3

恋は甘くない? 小説

月村奎  松尾マアタ 

脇が濃い!

脇って体のじゃなくてバイプレーヤー的な意味なアレです。
自分に自信が無く他人に何か言われたら断れない主人公・睦月に
冒頭はちょっとイラッときてしまいましてね。
大丈夫なんだろうかと思ったのも束の間
はっきりものを言える川久保に胸がすいたような気持ちになりました。
ズバッと断っても決して気分を害しないでいられるのはイケメンゆえかもしれませんが
そのフォローもきっちり出来る男だからなんでし…

1

50番目のファーストラブ(表題作 純情サノバビッチ) 小説

月村奎  高久尚子 

受けのお母さんが1番好きかなぁ

読みやすかったです

受け可愛かった
ところどころ、女性との絡みがでてくるのでお嫌いな方は注意です

攻めはカッコよかった
スパダリじゃないと思うけど、隙がない感じ
受けの視線がどんどんほだされて、受けがカッコよく見えていく過程の描写が好きでした

乙女思考の受けが、ほんとにヤリチンだったのか?と不思議に思ったのですが、それをやり過ごすと読みやすいお話でした

受けの思考はな…

1

片思いアライアンス 小説

月村奎  穂波ゆきね 

こんがらがりすぎでしょう

こんがらがりすぎな恋のお話でした。

完璧なルックス、田舎の旧家の長男、継母と新しく生まれた弟などなどの状況や環境から求められる役割を演じ、超絶モテるけどいつも彼女からフラレる悠馬。

自己肯定感が低いのは月村さんらしい主人公ですね。

せっかく大好きなバイト先の店長久保寺から告白されたのに、また幻滅されてフラれたくないと拒絶してしまい、あれよあれよという間にコンプレックスがあって好き…

1

CHERRY 小説

月村奎  木下けい子 

プライド高いツンデレが最後の最後の最後で……

ふゅーじょんぷろだくとから出ている「BL作家の心に残る一冊」で羽純ハナ先生が推していたのかこちらの一冊。
(先生は読み返しすぎてボロボロになってるそう)
で、買ったはいいけどしばらく放置してて、何がオススメポイントなのか綺麗さっぱり忘れて読んでみたところ……。


主人公の直輝(受け)のツン具合というか性格が悪くてびっくりした。

直輝はスポーツ万能・成績優秀・家柄も良く顔も抜群と非…

4

甘くて切ない 小説

月村奎  yoco 

肉親ゆえに

ささやかな幸せ探しで健気に生きてきた子が、優しい年上の人と出会って、親との共依存から抜け出す一歩を踏み出すお話。
肉親だからこその、色々な葛藤やすれ違い。
律と両親とくに母親の関係は読んでいても辛いし、倫太朗と健児の関係は切ない。
そして律と倫太朗の関係は、もう最初から見え見えの甘々。
律は倫太朗に出会って、愛されることで、これからはもっと自分に自信を持てるようになるだろう。
甘いかもし…

4

甘くて切ない 小説

月村奎  yoco 

切ないというより、痛々しい

作家買いをしてますが、好きな作品もあれば、読後に嫌悪してしまうような作品もあります。
これは中立。
主人公が痛々しくてかわいそう。切ないというより、痛々しい。
攻めや、攻めの弟とかかわるうちに、それまでの自分から踏み出すことができるという成長がありますが、その攻めや攻めの弟がご都合主義で醒める部分があって、わたしは乗り切れず。ただ、主人公が母親への葛藤に一区切りをつける流れは、強さを感じられ…

4

眠り王子にキスを 小説

月村奎  木下けい子 

主人公元気ないなぁ…

素敵な装丁、カバーの紙質、木下先生のイラスト!
表紙買いは避けられないと感じるほど、好みの本でした。
木下先生と月村先生の雰囲気は、はちみつとレモン、あるいはキャラメルとカスタードのように、よく馴染むので本当に好きです。
お2人のタッグの作品は、本を閉じると甘い後味が残りますよね…!

個人的にはお2人の既刊『cherry』が好きで、そちらは楽しく、ニヤニヤと読み進めることが出来たのです…

2

甘くて切ない 小説

月村奎  yoco 

読後感が爽やかではない

母親のセリフ全部がまともではない。私にはとても耐えられなくて痛かったです。一番多いのは「生まなきゃよかった」、子供(律くん)に会う度に投げかけました。律くんは毎月仕送りしても感謝ではなく不満ばかり言っています。就職のために母元から離れて暮らして、よかったと思います。そこから律くんの「生まれて初めての.......」を始まります。好きな作家に出会って、恋をして、自分のことも好きになって成長していく姿…

4
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