月上ひなこさんのレビュー一覧

秘すれば花 小説

月上ひなこ  佐々成美 

変人小説家との恋

高校生の千夏〔受〕は夏休みのバイトで、小説家の遼太郎〔攻〕の家事手伝いをする事になります。
しかしこの遼太郎が変人で、やることなすこと、千夏には不可解な行動ばかり取るんですが、年下の兄弟達の面倒を見ている千夏は妙な使命感に燃えてそんな遼太郎にまともな生活をさせようと頑張ります。
そのかいもあって、まあ変人は変人だけど互いの会話が通じて意思疎通も自然に出来る様になる2人。
そんな生活の中、千夏…

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熱い吐息の挑発 小説

月上ひなこ  佐々成美 

転職した先の上司は……?!

日向〔受〕は社内恋愛の恋人に突然結婚すると言われ、更には結婚後も関係を続けようと言われてしまい彼と別れて、そして会社も辞めます。
しかし新しく入った会社での上司・伊織〔攻〕は何と元恋人の双子の兄で、顔が瓜二つ。
とりあえず新たな職場で頑張る日向ですが、伊織は仕事には凄く厳しくてそれでも何とか彼の元でやっていく内に、次第に伊織が気になり始めてしまっちゃうんですね。
最後の方で、実は日向が社長の…

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悪魔に嫁入り 小説

月上ひなこ  佐々成美 

続編だったんですねー

佐々さんの表紙が可愛くて買ってみたんですが、これ続編だったんですねー。

メイン攻の京介より、けったいな京介の同級生で隣人の麻生にやたらページ数が割かれててどうしてだろとか思ってたんですが、あとがきで続編だったと知って納得しました。
しかしいつも思うんですが、BLは何故シリーズ番号を付けてくれないのかーー!!
中には付いてるのもあるけど少ないですよねー、読む時にもややこしいし、こういう混乱…

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無垢な花嫁 小説

月上ひなこ  佐々成美 

まさに無垢な花嫁

男でありながら生まれた時から「花嫁になる為」に多くの使用人やばあやに世俗事とは切り離された世界で大事に大事に育てられた紫乃〔受〕
そんな紫乃は生きるお人形の様で、ひたすら「花嫁になる事」だけが彼の与えられた人生なんですな。
しかし紫乃をそういう風に育て、結婚する筈だった男は死んでしまい、紫乃は親戚筋の慎一朗〔攻〕に押し付けられる形で成人まで面倒をみてもらう事となります。
テレビも世俗も知らず…

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俺に愛をくれないか 小説

月上ひなこ  陵クミコ 

よかったけど……

 大学生の藤谷京悟は、従姉に従姉の娘・千里子の子守りを頼まれる。
 ところが、子守りで訪れた家には、京吾の四つ上の幼馴染みで従姉の元夫である芹澤龍巳がいた。
 人気俳優の龍巳は、骨折したので元妻の家で静養しているのだ、という。
 昔から片想いをしている龍巳と暮らすのは苦しかったが、放っても置けない。ところが、甘えて来る龍巳へ京悟の想いは募る……。

 ある日、仕事仲間だという友人と街に消…

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君が想うよりずっと 小説

月上ひなこ  紺野けい子 

ブラコン上等

挿絵の紺野さん目当てで買った本でしたww
親の事情ってやつで離れ離れになった実の兄弟。
兄である綾は、これが超がつくブラコンなのでして、母親の都合での海外暮らしから、高校進学を期に無理やりごねて帰ってきた。
それも弟に会いたいがため。
ところが、弟はそんな兄を覚めた目でみる。
「早く弟離れしろよ」と繰り返す日々。
軽いストーカーまがいな兄。超美形でモテるのにもかかわらずそんなものにも目…

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たったひとつだけの恋 小説

月上ひなこ  山田ユギ 

個人的にはクセになる”惜しい”感

お話、設定、展開、ノリ、キャラ、全部魅力的で好きです。
月上さんのお話は、私なんだかとっても好きみたいです。
面白いんですよ。みんな可愛いし。
だから「面白かった」って前提なんですが、ホント毎回毎回毎回毎回…書いてますけど、毎回引っかかるのが、地の文と無駄な攻め視点。

しつこいですが、「好きな作品」って前提なんです。萌えたしキュンときた。
ただ途中でお話よりも地の文に気が行っちゃうっ…

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冷たい太陽 小説

月上ひなこ 

背筋がすっと伸びる感じ

この作品で月上さんを見る目が変わりました。
これを読むまではアホエロコメディ系のイメージでサクッと読めるけどそんなに好き作家さんではないなーと思ってたので、こういう切ないのも書ける方なんだなー、と。

中学3年生だった彼等は一度は恋人になるも、晴日の姉と航也の父との不倫失踪によりたった10日間でその恋は引き裂かれます。
母の故郷に行かなくてはいけなくなった航也は全てを捨てて2人でどこかへ行…

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たったひとつだけの恋 小説

月上ひなこ  山田ユギ 

はい

君が誰の~なカップルの息子さんのお話ですね。
あんな小さくてワンパクだった男の子がホモに゚(ノД`)゚+。ョョヨヨ∃
や、解かってたよ。この手の子供たちはみんなww
それにしても育ったな!というのが一番の雑感。
弱虫で、ひ弱な(と受が思っている)男が、最後には豹変。
な展開がちょっと面白いかなとも思うんですが、けっこう事前に説明しちゃってるので、いろいろ残念。
こらえ性のある受なのです…

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君が誰の隣りにいても 小説

月上ひなこ  山田ユギ 

そんなに思い続けるくらいなら

サクサクっと読むには程よい作品でした。
ワタシの軽い脳にはちょうどいいョ´Д`)ヘヘ
お話の始まりは、突然の再会。
そのとき二人は、教師と生徒の関係だった。
年下の生徒からの告白。めげない態度に落ちた。
ほだされた形での始まりであったとはいえ、愛をはぐくむのに時間はかからなかったのだが、その生徒さんの母親に関係がばれてしまう。
将来、家を継ぐ息子を手放して欲しいと懇願され、先生は酷い言…

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