桂生青依さんのレビュー一覧

Love Eater 小説

桂生青依  北沢きょう 

大人の顔色を窺って生きてきたから

さて、萌えどころがなかなか探せない作品のレビュー程困るものは無いかも知れない。
簡単に言えば両親亡き後に親戚にたらいまわしにされ、お金も搾取されながらも、
嫌われないように、怒られないように、大人の顔色を窺って自我を押し隠して生きてきた
受け様が、子供の時から知っている弁護士の先生に助けられ、その弁護士がしている
疑似恋人のデート斡旋のお手伝いを自ら初め、そこで自分を守る為にきた攻め様と出…

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Love Eater 小説

桂生青依  北沢きょう 

何と言っていいのか・・・

すみません、撃沈しました。
萌えどころがなくて、キャラクターにも入れ込めなくて、自分的に2種類ある「趣味じゃない」基準の ”もう全然ダメ” という受け付けないというのじゃなくて、 ”あ、そうですか” タイプの趣味じゃないになりました。

刑事を辞めた匡は弁護士をしている友人・都筑の副業でやっている恋人派遣業(疑似恋人で身体関係は一切なし)のラヴイーターをやっている和未のガーディアン(守護者)…

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恋のお点前お稽古中 小説

桂生青依  一馬友巳 

最高

読みやすい文章で、リズム良く話が進んで行くのが良かったです。
年の差ラブは攻めが年上余裕があって優しいので、
受けの子が可愛く見えて萌えます!!

書き下ろしの話では家柄とかでいろいろと問題が起こりますが、
最終的には受けの子が健気に頑張っていたので応援したくなりました。
攻めも攻めなりに受けの子を守ろうとしていました。

イラストがとても素敵で、イメージぴったりのイラストでした。…

1

ミリオンダラーの婚約者 小説

桂生青依  みなみ遥 

王道ものです

不動産王と貧乏高校生との年の差&貧困差ラブだけどかなり王道もの的内容です。
タイトルも華やかだったので、さぞや内容も億万長者らしいかと思えばそれ程でも無く、
どうせなら現実ともっとかけ離れたような贅沢三昧を受け様にさせて欲しかった(笑)

内容は、父親が借金を残して亡くなり、母子家庭で育ち、働き過ぎで病気がちな母と
お金がないせいで学校でも不憫な目にあっている弟の為にアルバイトをしてる受…

1

Happy Life 小説

桂生青依  木下けい子 

受け様生真面目に考えすぎです。

子連れモノで、外資系の会社の同僚でライバル同士なんて言う設定のお話なのですが、
外資系なのに英語が心底苦手で、社の方針で英語が標準になる事態に観まわれた受け様の
苦悩が他人事ながら同じように苦手だった私の苦い過去の思い出まで再現されるような
社会人になってもお勉強なんてちょっとお気の毒な内容でもあります。

社内試験で英語をクリアしないと今後の出世や業務に支障が出てくるような決定に
受…

5

Happy Life 小説

桂生青依  木下けい子 

ファミリーもの

穏やかなファミリーものという印象の作品でした。
イラストが木下さんというのも
作品のイメージに合っていて良かったです。

会社の公用語を英語にすると決まり、
営業の透は、途方に暮れていた。
英語があまりにも苦手だからでした。
そんなときに、透に声をかけてきたのが、
透よりも年上だけど、勤務年数は透の方が上の
同僚、湊でした。
湊は仕事はできるが、人とはあまり関わらない性格。

5

愛をあまねく満たすもの 小説

桂生青依  円陣闇丸 

お好きな方、申し訳ありません。

長らく、本棚の奥の方に埋まっていて、最近発掘したのでやっと読みました。

なんというか、あっさりしすぎててイマイチでした。
潤(うるむ)が何がしたいんだか、よく分からない・・・。



後半のかなりのネタバレになってしまうのですが。
クリストフが申し出た、融資を断っておいて(ここはいいのですが)、その後あっさりクリストフに言いくるめられるように、融資を承諾しているのが、なんだかな…

1

SWEET SWEET HOME 小説

桂生青依  木下けい子 

ほっこり。

非常に優しいほっこりとする作品でした。
テーマが「家族」だからかな?

秀一郎、知晶、翼。
3人は家族だけれど、誰も血は直接には繋がっていなくて。
それでも、秀一郎が知晶を引き取った日から3人は家族で。
母親であり兄のような役割を翼に対してとってきた知晶。
一家の大黒柱として働きながらも、しっかりと家庭を顧みることをしてきた秀一郎。
けれど、それは次第に近しくしているうちに「家族」…

0

耳と尻尾は二人の内緒 小説

桂生青依  みずかねりょう 

モフモフものなんですが

以前から、
モフモフは自ずと、評価が上がってしまうんですよね。
という個人的な感覚があるんですが、そこまで、はまれませんでした。
おそらく、一人称が受→攻→受・・・と移り変わるんですが、
それが、感情移入を果たさなかった理由かもしれません。

受は、健気に攻のために尽すが、なかなか攻に振り向いてもらえない。
攻は、自分の名家の息子として育てられた重みを感じつつ、
人狼を嫁にもらうこ…

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耳と尻尾は二人の内緒 小説

桂生青依  みずかねりょう 

もふもふ同士なんだけど・・・

始めは人間と人狼のラブかと思ったら、攻め様も人狼の血を引く家の出身で、
本人には自覚がないが先祖返りで能力が高い設定。
でもね、人狼と言っても二人とも人間の血が混じっているからハーフみたいで、
変身的なものは、耳としっぽを出し入れ出来るくらいなんです。
だからまるっきり狼に変化なんて期待しちゃうと、半端くさいって感じるのです。

攻め様の家は、代々人狼と深い繋がりのある旧家で、攻め様は…

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