桂生青依さんのレビュー一覧

情熱の腕に恋は宿る 小説

桂生青依  御園えりい 

官僚ラブ!

官僚同士のラブストーリーです。
一つは年下ワンコ系×メガネ美青年
二つ目はバリバリエリート×老舗料亭の若旦那
2カップルの話があるので読みごたえバッチリです(^^)

官僚とか政治のこととかよく知らないけど、そこで働いてる気分が味わえます。
ワンコ系の高坂が良いキャラです。
忌わしい過去を忘れられずにいる巧は叶わない恋をしてて、そこへ忠実なまでの愛をぶつけるのです。年下とはいえ大人な…

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さみしがりな腕の中 小説

桂生青依  みずかねりょう 

誠実に暮らしているといつかきちんと報われるのです

この作家さんの、こういった素直な子と俺様気味の男性の組み合わせって、何でこうパターン化してるのかな?というほどに慨視感が。ちょっと乙女な王道モノ。
ですが、多少の苦労があっても真っ直ぐで皆に好かれる健気な受けが、不遜で傲慢でちょっとトラウマのある男性をほだしてうまくいくという、前向きなお話が好きな方には、とても好感のもてるストレートなお話だと思います。

主人公の高校生・実守は小学校の時に両…

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巫子と紳士と恋の縁 小説

桂生青依  藤井咲耶 

自分の嗜好を悟りました…。

仕事人間・最上高之と巫女少年・清宮遥の恋物語。

それまで誰にも弱みを見せず生きてきた最上の疲れを初対面で見抜いてしまった遥。
困っているところを助けられたこともあって、なんとか最上の力になりたいと思うようになるのだが…。

反発から興味へ。
気がついた頃には恋に堕ちてるのがセオリー。
それまでの自分からは考えられないような行動をしてみたり、してみたくなったり。
遥のまっすぐさが実…

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巫子と紳士と恋の縁 小説

桂生青依  藤井咲耶 

純粋で真面目で、王道の乙女展開

男巫女、というとイタコ体質のエロエロもの?というのをよく見ますが、まったくもってこれは純粋で可憐で、”王道”な作り。
お手本のようなロマンス展開と、お行儀のよい進行で、初心者の方にぴったり、みたいな乙女な一作でした。

神社の跡取り息子の遥は、禰宜と巫女を兼任して家の仕事を手伝っています。
遥はあるビルの入居会社社長を集めた祈祷の時、敷物に足をとられて転んでしまいます。
それに縁起が悪い…

1

花嫁と恋の秘密 小説

桂生青依  穂波ゆきね 

気持ちの変化が見えない・・・

攻めが徹頭徹尾冷たく、受けのけなげさが空回り過ぎてちょっとかわいそうでした。イラストやタイトルからいってもうちょっとラブでかわいらしい話を想像していたのですが、萌えどころもかっこいい見せ場もなくあれれ、という感じで終ってしまいました。穂波先生のイラストが好きなので話の内容がつまらないのが残念。

1

愛罪の疵痕 小説

桂生青依  朝南かつみ 

マフィア×刑事ってどうしても甘くなっちゃいますよね☆

朝南かつみさんの絵だとつい手が出てしまいます。
マフィア×刑事って、何となく予想ができて、案の定デジャブるような内容が満載で、ちょっとお決まりだったかな~?

律は刑事ですが3年前同僚で先輩の田村と事件で監禁され、田村は死亡・律は重傷という過去を背負っています。
警察内部の不手際の結果ということで律に特別待遇がほどこされているということで、過去の事件を調べるため単独行動が許されているという…

4

誓いのキスは恋咲く庭で 小説

桂生青依  佐々木久美子 

前向き誠実青年の夢の実現

佐々木久美子さんのイラストがきれいで表紙買いです。
お話も表紙のようにきれいな登場人物ときれいなストーリー展開です。

家業の花屋を手伝いながら、フラワーアレンジメント講師をしたりしている陽の目標はトピアリーを作って庭などの演出を手掛けたいということです。
トピアリーって耳なれませんが、よく公園や花屋で見かけるワイヤーなどに苔などを絡ませて立体オブジェにするやつですね。
クマとか馬とか巨…

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情熱の腕に恋は宿る 小説

桂生青依  御園えりい 

官僚たちのカップルが2組登場

霞ヶ関の官僚たちのカップルが2組登場します。タイプの違うカップルなので、きっとどちらかのカップルが気に入るのではないかと思います。

この高坂、見た目もいいし、頭もいいし、家柄もいい。もういうところなし! って感じのできすぎくん。と言うことで、入省当時、同僚から特別扱いされたことがいやだったらしい。でも、巧だけが“出来る後輩”という扱いはしたけれど、特別扱いはしなかったということが嬉しくて、惚…

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狂恋の夜は熱雨に濡れて 小説

桂生青依  桜川園子 

素直になれない大人たち

高校時代の先輩・後輩でヤクザ×警察キャリアって、こりゃストライクど真ん中の設定。
ワクワクしながら読みました。
攻めのヤクザが、受けに執着しまくり。
高校卒業後、全く会わずにいたのに、いつ誰と付き合っていただとか、今何をしているだとか、いろんなことを知ってるんですよ~。ストーカーですよ、ある意味。まぁ、それくらい愛しちゃってたってことなんでしょうけど。

男同士だから簡単に「好き」と言葉…

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恋の続きは蜜月ホテルで 小説

桂生青依  麻生海 

最初の会話は電話

実家の窮地を救うため、身売りをしようとしていた晃行を助けた支配人の小田切。
初めて出会ったのかと思っていたら、半年前、お互いそうとは知らず、電話で話をしていたんです。
小田切は、ずっとその電話の相手を探していました。晃行は小田切と再会したとき、声で気が付いていたようですが。
探していた相手が晃行だと知ると、ウソをつかれていたことと嫉妬で頭がいっぱいになった小田切は暴挙に出ます。いやがる晃行を…

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