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8/10(合計:92件)
桑原水菜 佐々木久美子
えい
ネタバレ
桑原水菜先生の初BLということで期待して読みましたが期待通りでした。 二人の感情の変化に注目です。 7日間自由にならない身という監禁っぽい設定に萌えます。 私的には、サクにもっと気持ちよさそうにあえいでほしかったのですが(笑) 7日間では足りなかったようですね…(´・ω・`) 結末をあえて読者に委ねるという点では読後の楽しみかもしれません。
茶鬼
「犠牲獣」の書き下ろしペーパーは実に甘い雰囲気で幸せが漂っています。 本編は、多分、きっと、おそらく、、、 死でしか幸せをつかみとれなかったであろう二人の、せめてもの甘いひと時を見せてあげたいという作者さんの思いやりSSではないんだろうか?と思うのは考え過ぎか。 七日七夜のサクの夢。 密林の国のはずなのに、何故か作は海辺のビーチにいるんです。 そこには、玉石の首飾りの代わりに花のレイ…
この作家さんてあの有名な「炎の蜃気楼」の作家さんだったんですね。しかも初BL? でも、あまりそんな事気にしないで読めました。 やっぱり萌えとかそんなじゃなくて、物語への惹きこまれ方、そんなものに注目していけるその盛り上がり方は、ラストを読者の裁量にゆだねてあいまいにしているところ、思わず、只モノじゃないな!ってうなりましたよ。 物語はごっつファンタジーです。 マヤとかインカとかアステカ…
桑原水菜 藤井咲耶
M
なんだか勝手にちょっと丸くなった響生とケイの話。 藁をもすがるような思いで、かつてハミルを演じ、その後、舞台を遠ざかった藤崎晃一に会うことを提案する。 というのが今回のメインのところ。 藤崎晃一には、藤崎晃一なりの考えがあって、それが榛原と合わなくて結局ああいうことになってしまったんだな、というようなところが明かされました。 相変わらずケイに付けられる稽古は半端じゃな…
最後にワタルにもう一度帆津羅のセリフを言ってもらうところから始まったこの巻。 結局、響生がどんな判断を下したのか、は謎のまま物語は中盤まで進みます。 この巻の見どころは、ワタルが演じる帆津羅を見た響生がケイとワタル、どちらを選んだのか、ということと。 ケイとワタルの舞台での直接対決。 響生は「言葉を天に上げられる」という基準で結局は選んだのですが、一方の榛原は「それはまや…
鬱になるってわかってるのに、ついつい読んでしまう。 個人的には、鬱っぽくなってる時に読むのはお勧めしないシリーズです(苦笑) 前作を読んだのが、随分前で、本を開いたら、いきなり響生さんが大暴走! してて、かなりびっくりしたんですが……。 その暴走が、響生さんにいい方向の何かを渡しそうで、その点だけはほっとしました。 いえ、全然、何にも動き出せてはいないんですが。 それ…
桑原水菜 浜田翔子
しー
最終回に涙してからもう5年以上たつのか、という気分です。 私の場合アニメで知ってから小説へ、中学生でお金もない中1巻から即大人買いしました(>_<)でも間違ってはなかったと思います。 下手なものを買うよりよっぽど価値のある作品だと思うし、何より 「炎の蜃気楼」は私にたくさんのことを教えてくれました。 何百年たってもかわることのない愛、簡単には越えることができない憎しみや…
桑原水菜 石据カチル
水蓮
『イルゲネス』第三巻。フォンとジェイクィズは謎の男の正体を突き止めるべく、再び島裏へ向かいます。お互いの腕に手錠をつなげて、、、(笑)。島裏で以前フォンに絡んできた不良共が二人の前に現れますが、フォンは人が変わったような形相で彼らを殴り飛ばします。いつもは冷静沈着なフォンが、『理性のない獣』になってしまったとジェイクィズは思い、、、。 フォンに隠された、本人も気が付いていない秘密が今後の…
『イルゲネス』第二巻。フォンのトラウマとなった過去の事件が明かされ、親友のジェイクィズは彼の力になろうと心に決めます。学校では、フォンを一巻からいじめていたお金持ち集団を懲らしめて、清々した気分になります。しかし、イルゲネス島の暗い影は、静かにフォン達に迫っていて、、、。 多少シリアスでしたが、平和だった(?)軍学校を離れ、危険な島裏へ自ら飛び込んだフォン。どうやらいじめっ子退治以降は学…
やる気なし軍学校に入学したフォン。フォンは頭脳明晰、運動神経抜群、美形とすべてが揃った17歳。人を寄せ付けない独特な雰囲気な彼でしたが、同室のジェイクィズを始めとして、ニコラス(生真面目な眼鏡青年)やクルダップ(気のいい青年)達と知り合い、信頼を得ていきます。しかし典型的な学園生活の一方で、フォンは過去の悪夢に苛まれ、、。 あとがきによると桑原水菜先生の小説版の13年前の話ということで、…