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2/3(合計:30件)
定広美香 栗本薫
りんご茶
原作は未読なのですが、原作の続きのような作品な気がします。でも未読でも十分楽しめます。 原作がたぶんとてつもなくセクシーで読者を悦楽させる作品なのだろうというのが伝わってきました。 ページからドラマーの彼の叩く音の振動が脳に伝わって快楽に変わるような激しく愛おしい作品です。 原作未読なのですが、原作読もうかなと調べてみたら、原作者さんがこの漫画の感性を前に亡くなってるという事…
栗本薫
いくこ
何がエロいって、義理の兄との確執。 性交してないんですよ。 刀で切られただけなんですよ。 ものすごくエロ。 どーなってんだろう…。 主人公バイで食ったり食われたりしてますが、エロいのは義理の兄のとやり取りだけ(笑) 20年も前の作品で、作者は亡くなった時にNHKのニュースで流れるような人でしたが、 文学作品でもなんでもなく、読みやすい。 で、やたらエロいけど性交なしという、耽美代表…
もこ
ネタバレ
原作未読です。 定広さんの作品ということで手にとった一冊でしたが、 原作付きとはいえ、定広さんらしい作品に仕上がってたかなと思いました。 年下のまるで獣のような攻。 荒々しいドラムの演奏はまるで・・・・ 身体を犯され、こころも侵食され 恋を知らなかった受が、その激しい男に魅されれていく~というお話。 なのですが、最終的に、本当に落とされたのは攻の方でもあるのかなと 思ってみたりする…
栗本薫 吉田秋生
ふら
終わりのないラブソングの中でこの巻が一番好きです。 好きすきで何度も読み返してしまいます。 二葉と竜一が少しずつ距離が近づいていくんですよ。不器用ながらも優しさをみせる竜一がたまらんです。 竜一が「お前は猫だ」って二葉に言ううんですが、すごく納得。 じれったい二人ですがある夜を境に二葉の態度が激変します。戸惑う竜一が可愛い。 竜一への想いを自覚してから、二葉の愛は竜一へ一直線です…
すごく好きな作品です。 内容は濃く痛いのにも関わらず、どんどん読み進めてしまい、気づくとあっという間に読み終わってしまいます。 とにかく二葉の想いがすごい。勇介が好きだ!と全身で叫んでいるようです。 でも出てくる言葉は、そんな心の中とはまるで真逆のことばかり。ひねくれた物言いばかりしてしまいます。 勇介にも同じ気持ちを抱いて欲しい、というより勇介に恋していることが幸せ。 全巻読んだ後…
栗本薫 定広美香
marun
さてさて、かなりレビューに困る作品だと思うんですよね。 教育者の家系のサラブレッドで純粋培養されたような若き教授の いつの間にか形成されてしまった心の歪みみたいな作品なんです。 一応、攻め受けの枠はあるのですが、初めに読み進めた感じと 後半に感じる内容があまりにも違う印象になってしまう。 別にそれだけ、受け様が変わってしまったからと言うような内容ではなく 書きはじめと、中盤位から書…
茶鬼
「コイシラズ」が先日発売になりましたので、引っ張り出しました! きっと「コイシラズ」を読んだだけでも、それなりに物語はわかるとは思うのですが、八代俊一という人間を知るには、どうしてあんなにピアニストの滉に囚われてしまったのか、それを知るにはこの「流星のサドル」があったほうがよりわかると思えます。 この主人公、結城滉という男について何て臆病でヘタレで情けない!!と叱咤して、ケツひっぱたきたく…
御大・栗本薫氏の”東京サーガ”八代俊一サイドストーリー。 八代の過去との本当の脱皮と新しい出発の同人作品部分3作品のコミカライズです。 83年の「キャバレー」に始まった八代俊一のストーリー。 「真夜中の天使」「翼ある者」から始まるジョニーや透のサイドストーリーとかすかにリンクしながら、八代は天才サックスプレーヤーとして大成していきました。 実はキャバレーからさかのぼって八代の年齢を算出…
故・栗本薫氏の「東京サーガ」シリーズ下巻です。 全部読み終えて、これはまだ続きそうでした。 立ち直った風間、妖しいヤクザの黒須、そして歌の道を進む忍、まだまだ序章でしかありませんでした。 武道派のヤクザ黒須はサドを装いながら実はすさまじいマゾでした。 己の憤懣のはけ口ををSEXに求める風間とはよい相性で、セフレの関係になります。 偶然拾った子犬のような青年忍の天性の歌の才能に気付いた…
はるか昔、竹宮恵子氏の表紙で出ていた「真夜中の天使」「翼あるもの」 あれっきり栗本氏の作品とは疎遠になっておりましたが、あの今西良に魅入られた男達の物語がまだ続いていたとは、そして「ムーン・リヴァー」を最後にもう読めないのですね。 良に魅入られ、憎まれ全てを失って自暴自棄な抜け殻になってしまった作曲家・風間俊介が主人公です。 前半は風間の荒れ果てた姿と、良への後悔と思慕で埋め尽くされてい…