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李丘那岐 九號
ちかぢかこん
●元ヤクザとあって、自分の信じる道がある主人公で、とてもかっこいいです。 小料理屋の店主として、同じ組員であった仲間がたびたび遊び?に来るのを迎えるなど一部ほのぼのした部分もあります。 ですが幼馴染がやってくるようになり、だんだんと周りが危険な領域になっていく様子は読んでいて非常にワクワクしました。 ●途中弟が出てくるところは「ああ、元やくざなんだ」というような表現が所々ありました。厳し…
榊花月 九號
つかさ
ネタバレ
ヤクザの愛妾の子・草は、母親と二人で田舎の別荘を管理しながら暮らしています。 この別荘とは、実は五辻組のもので、草の父親のもの。 父親であり五辻組の2代目だった父はすでに死去し、3代目には異母兄弟である兄・克哉が就任している。 母との約束で、絶対に五辻には近づかない、兄とは会わないと誓っていたのに、配達のバイトをしていて出会ってしまう。 別の男性・智明から告白されながらも、兄に惹かれて…
むつこ
榊花月さんのヤクザものです。ヤクザに若干リアリティがないような気がしましたが、面白かったです。 榊花月さんの小説はもう何冊か読みましたが、私、彼女の作り出すキャラがかなり好きです。 攻めは、俺様攻めが多いんですが、なんか憎めない。この作品の攻めも、俺様です。 受けは、そんな俺様攻めに(違う意味で)負けない、芯の強いタイプが多い。どんな苦境でも、しなやかな柳のような強さを持ってるタイプ。この小説の受…
Alice
結構ヤクザものでした。 まずメイン2人の関係性がちょっと複雑でした。あらすじには異母兄ってかいてありますがね。 草(ソウ)は父親が暴力団組長で自分はその父親の愛人の息子。 そして克哉は本妻の息子で亡くなった父親の跡を継いでいます。 草は克哉の存在を知っていても会ったことはなく、草の家の近くの別荘に克哉がきていると知り初めて顔を合わせます。 草の母親は克哉に会うのを嫌がります。 それ…
九號
夕
絵がものすごく綺麗です! 話も面白いです。 ですが、BLだと思って買わないほうがいいですかね(・ω・`) それほど強いBL要素はないです。 ていうかほぼノーマルと言っても過言ではないです。 わたしがそれでした…。 (後悔はしていないですが!) あと、謎の人物がいすぎて何がなんだかわからなかった。 これから進展していくんでしょうが。 殺したりするシーンがあるので、苦手な方は注意してください。 …
おもしろかったというかすごく感情移入できた作品だと思いました。 恵太と郁は幼馴染で一緒に野球をやっていました。 でも事故にあって恵太は野球ができなくなってしまいます。その事故に一緒にいた郁は「自分といるとろくなことがない」と負い目を感じ恵太を遠ざけてしまいます。 郁の気持ちも恵太の気持ちもわかるので切なかったです。 最後は2人が自分の気持ちを言えて、また一緒がいることができてよかった。 …
ヘッドフォンチルドレン
かなりポイント突かれた作品でした! 表題作の「いつか僕らは」「僕らにまつわるエトセトラ」ですが、これが本当によかった…。 軽い気持ちのセックスとかじゃないんですよ、男同士の「現実」を目の前においたリアルが描かれています。 仲良かった二人が、交通事故あにあい、責任を感じている一人が遠巻きに逃げる受け、逃げて欲しくない攻め、 二人の思いが通じるときとてもあたたかい安心感に包まれました。 …
のじこ
あまりの表紙のきれいさに購入してしまいました。 表題作の「いつか僕らは」「僕らにまつわるエトセトラ」は、ものすごく現実味があって深いおはなしです。何回もすれ違って遠慮し合って、でも最後はきちんとふたりの気持ちが繋がるいい作品でした。 個人的にドキドキハラハラしたのは「桜の巡礼」、これは他の方々が仰っている通り好き嫌いが別れる作品かもしれません。 でもやっぱり最初はあんなに他人同士だっ…
岩本薫 九號
かにゃこ
同じく岩本薫先生著の「年上の恋人」で 当て馬になった暴君カメラマンの入間が主人公の作品。 「年上の恋人」からすると、ずいぶんドラマの展開がアグレッシブ。 売れっ子カメラマンで暴君だけど、その実へタレわんこ年下攻めが ダークサイドとのつながりもあるクールビューティ秘書に猛烈アタック! 痛快娯楽テンポのよい作品だけど 「年上の恋人」好きには、ちょっと物足りない。 最後らへんの展開…
エロさは少ないけど、いいですね、この1冊。 絵もすごくきれいだし、ストーリーもすっきりまとまってる。 エロが多いか、と聞かれれば「少ない」なんですが、なくても充分楽しい。 少年っぽい葛藤がぶつかり合うエピソードと、野球少年に萌え! 私も表題作が一番心惹かれました。 すべてが短編ってのが残念。 ただ、盛り上がりがどうしても欠ける…短編ゆえに仕方ないのかな? もう少し続きが読みたい…と思…