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27/31(合計:305件)
九號
茶鬼
近未来の日本(?) 病気の弟を思いやりヤクザ兵頭の庇護を受けるユキ。 ユキを守りたいと思うテツ。 そんな二人の少年の前に現れたユキの過去に深く関わる父親という不気味な阿成という男。 ゾクゾクさせながら展開した1巻の続きがでました! 今回は、ユキの過去が少し明らかになり、また運命が動き始めました。 どうして阿成はユキに執着していたのか、それがわかりました。 ユキの母親・椿に激しく執…
間もなく2巻が発売になるので、1巻を読み返しました。 九號さんのマンガはエチとかエロがないのですが、これも同様に全くありません。 主人公と、彼らを取り巻く人々の間に存在する関係に”愛”らしき姿は見えるのですが、それが一体どんな種類の”愛”なのかはまだわかりません。 作者さんの解説やあとがきが全くないので、一体どんな方向に進もうとしているのかすら見えなくて、逆にそれがワクワクさせます。 ただ…
九號さんの絵の丁寧さにとても惹かれました。 お話はエチがなくて、どれも”特別”な存在になる入口までで終わっているのですが、それがしっかりと描かれている為に矛盾や疑問を感じる隙を与えません。 普通は、こういう特別になる部分は結構はしょってしまったり、駆け足だったり突然だったりするのでここまで丁寧だと、その後の妄想の余地を読み手に充分に与えてくれることで、それでもとても満足感があるのです。 しか…
秋月こお 九號
久江羽
最終巻です。 前巻で九州から戻ってきたので、これで終わりなのかなぁ?と思っていたのですが、その割には人間関係の諸々が決着ついていないから、終わられちゃうと納得いかないなぁとも思っていたわけです。 続いててよかった。 上田に戻り、次の任務の為に作戦を練る幸村なのですが、父真幸にダメだしをくらうわ、恋しい人には会えないわで、一人やけ酒の日々・・・ 一緒に戻ってきた真田組の面々に相談もせず、…
砂原糖子 九號
かにゃこ
ネタバレ
高潔という意味を、欲のために心を動かさないでいることとすると 『心を動かさない』でいたのは誰だったのかなぁと考えてしまうお話でした。 疎まれていたゴミ屋敷の“ジジイ”と交流を持った真岸兄弟。 “ジジイ”は、泥酔し路上に寝ていたところを車に轢かれてしまうのです。 運転手は、志田。 裁判も行われ法に裁かれはしたのですが真岸兄弟は志田に復讐を誓い 5年後・・・ 復讐するべき相手には…
菊乃
表紙のほの暗い雰囲気に 手を取るのを躊躇しそうになったこの作品。 その印象の通り 砂原さんにしては暗いトーンが全編通して漂ってる作品でした。 子供の頃に、弟と共に懐いていたゴミ屋敷の「ジジイ」が車に轢かれて死んだ。 真岸はその加害者である税理士の男・志田に復讐する為 彼の事務所でバイトを始めるが 憎んでいたはずの志田の人となりを目の当たりにして 憎しみの代わりに志田への想いを募…
雀影
5年前、隣家のゴミ屋敷のジジイが死んだ。 酔いつぶれて、家の前の道路で寝ているところを、車にひき逃げされて。 3日後、出頭してきた男は、公判中も冷たい表情を崩さず、、、 展開の読めない復讐劇。 これ、ホントに、砂原さん? って、ドキドキしながら読んでいるうちに、 どんどん糖度が上がっていく。 この、糖度の盛り上げ具合が、何とも心地いいです。 エロさの盛り上げ具合も、素敵です。 …
ジェイ
復讐モノ&表紙に惹かれました。表紙が何かを訴えかけているような感じがします。 「忘れるな、あの約束を―」 真岸(悟)が子どものとき、裏に住んでいたジジイが亡くなったことで、ひき逃げ犯と思われていた志田への復讐を誓い、5年後(志田が一人で経営する税理士事務所)にバイトとして潜入する。しかし、そこにいたのは法廷で不遜な態度とみられた印象を裏切る、わびしく何も持たない男だった。愛想がなく、…
不器用な男二人の不器用な愛のお話でした。 五年前のある老人の事故死をきっかけに、憎むものと憎まれるものになった真岸と志田。 老人の死を忘れず、大人になったら復讐するという約束を果たす為に、志田の税理士事務所にアルバイトとしてもぐりこんだ真岸なのですが、イメージしていたのと現実の志田の格差に戸惑います。 自分がよしとする事に関しては労力を惜しまず地道に行動し、たとえ意向が伝わらなくても…
綾姫
あえて今回はネタバレなしでww 表紙に度肝抜かれました! だって、砂原さんの作品って、キュンとくる話が多いのですがこれはこれでキュンときたかな? もう駄目だ、思考回路が停止してしまいそうですww 砂原さんの新刊は待ち望んでいただけに、いつもより早く読み終えてしまえるほどで、でもどことなく心に残る話でした! あれ?纏まって無いねww