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砂原糖子 九號
M
ネタバレ
真岸悟は、今、ある作戦を決行しようとしていた。 それは――復讐だった。 昔、真岸の家の隣に住んでいた老人がいた。 老人は、どこからともなくごみを集めてきていて、家はごみ屋敷となっていた。 そこにおいてあったものに興味を惹かれた弟に付き添うように、真岸は、その老人の家に出入りするようになった。 ところがある日、その老人が轢かれて殺されてしまう。 ひき逃げだった―― …
もこ
立て続けに重たい話読んでまして、そのあとにコレ。 また重たいのかよぉ(´Д⊂汗 なんて思いながらの読後。やぁ、なんというか、 砂原さんらしいといいますか、面白かったです。 もともとは、復讐するつもりで近づいた。 一人だけ幸せになっているであろう男の幸せをぶち壊してやろうと思っていた。 それなのに、近づいた相手は幸せのひとにぎりも持っていない。 何もかもを失い、これ以上失うものがな…
九號
fiona0109
九號さんの鋼の錬金術師ミュンヘンパラレル本5冊目です。 3巻の終りで、4巻でファイナルという案内があるんですが、実はまだ続きます・・・。 お話は3巻と3.5巻の直後から始まります。 前巻で結ばれた二人ですが、それぞれ後ろめたいことを抱えていてお互いに離れないといけないと思いつつ、なかなか離れられないでいます。 しかもロイはなにやらエドを利用しているような様子。 それとは知らないエドが…
九號さんの「鋼の錬金術師」ミュンヘンパラレル本3の番外編にあたります。 前号ではあまり描かれなかったロイとエドのラブシーンが丁寧に描かれてます。 こういうただエチだけではない、精神的にもキュンとなるもの大好きです。 エドは義足・義手をつけてるので服を脱ぐとかなり痛々しいので、そういうのが苦手な方は注意が必要ですが、それが却って愛しく哀しく思わせる。 ロイがまた優しいのですよ。いいなぁ、ロイ…
九號さんの「鋼の錬金術師」バラレルワールドシリーズ3冊目です。 2冊目の最後では、家を飛び出したエドが、ロイの家の前で雨の中ロイを待っているところにロイが帰ってくるシーンで終わっていました。 この本ではその直後のシーンから始まります。 雨に打たれ気を失ったエドがロイの家で看病を受けています。 エドは、自分のことをロイに語り始め、自分は別の世界に属していると告げる。 しかし、ロイの反応…
九號さんのミュンヘンパラレルシリーズ2冊目です。 この本でパラレルなのがちょっと明らかになります。 二つの世界で同じ人たちが生きてる、という設定は時に混乱するんですが面白いですね。 あらすじは、前の本で、本屋でエドを驚かして捻挫させたお詫びに、怪我が治るまで「君の手となり足となろう」と申し出たロイと毎日を過ごすエド。 会うたびに自分の世界でのロイを思い出すエド。 ある日、父親と喧嘩を…
九號さんの「鋼の錬金術師」パラレル本です。 オリジナルに関しては、他の方の同人誌でちょっと読んだくらいだったんですが、この本にはその知識は十分とは言えず、Wikiでちょっと調べて読みました。 なので私の理解が合っているかどうかは分からないのですが、オリジナルとして読んでも面白いシリーズです。 1921年のミュンヘンが舞台。 エドが自分の世界(?)を離れてミュンヘンで父親と暮らしています…
ゆれる ゆれるろうそくの灯を見ていた。 内側から襲ってくる 暗闇にとらわれてしまわないように (冒頭の部分より抜粋) 以前に出た「gravity」の続編です。 作者さんも仰ってますが、「gravity」を読んでなくても読めるように作られてますが、読んでいた方が理解はより深いかと思います。 エースの過去と誕生の秘密がこの作品にも…
エースが白ひげ団に入ってから暫くして、エースがデレてきた頃のお話。 平和な頃の白ひげ団の、穏やかな日が描かれてます。 甲板で無防備に寝ているエースに悪戯する仲間たち。 それを戒めるマルコ。 夜になって窓に映る仄かな光が気になって、甲板にでたマルコ。 そこには新しい技を練習するエースの姿。 とても素直で真っ直ぐで皆に好かれているエースがいとおしいです。 あの笑顔がずっと続くことを願…
ずっと誰かが呼んでいる気がした。 空と海の境界 その向こうに答えはあるのか 「行け」 「行け」 奥底からこみあげる衝動を。 この声の 正体を。 (冒頭より抜粋) 白ひげに入りたての頃のエースのお話です。 読んだあと、とってもジーンとしました。涙出そうでした。 エースの抱える過去…