九號さんのレビュー一覧

放蕩息子と恋の穴 コミック

九號 

九號先生の真骨頂

「僕らにまつわるエトセトラ」から九號先生のファンですが、
陽キャと陰のある男子のカップルをとても上手に描かれるなぁと感じます。

過去の経験から心から素顔を頑なに表に出さない穣。
それを(記憶違いはあったものの)初恋の頃の記憶を交えながら、
改めて今の穣へ惚れていく蒼佑がどんどん心の壁をぶっ壊していきます。

田舎町、教師と生徒、いとこ同士...そんなしがらみと過去はどこまでも穣に影…

10

放浪犬と迷い猫 コミック

九號 

なかなか良かった

久々の作家さん。
ACID TOWN のイメージでしたが、絵も綺麗だし、お話もキュンとした恋物語で、だいぶ印象が変わりました。

天才画家、加瀬と、ライターの吉見。二人は同級生でいつも一緒にいる親友だったけど、近くなりすぎて、加瀬がにげてしまった、という過去を持つ。そんな二人が仕事で再会することになる。

放浪してむさっ苦しい加瀬が、さっぱりしてかっこよくなるのがいい。吉見は小さくて眼鏡…

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放浪犬と迷い猫 コミック

九號 

惚れ惚れするほど大好きな絵

連載時から読ませていただいておりましたが、
コミックスで再読しました。
なぜなら、九號先生の描く絵が大好きだからです。

本作は、受けの吉見の表情がとてもいい!
ちょっとビッチな吉見のHの時の表情も最高‼︎
加瀬の絵を見つめる表情もキラッキラでとても可愛いし、
身体のラインや髪の毛一本まで本当にいい!

美大の同級生同士の再会ラブです。

加瀬と加瀬の描く絵に一目惚れした吉見…

1

放浪犬と迷い猫 コミック

九號 

再会してから素直になれた❤️

九號先生は初読み、そして表紙に惹かれてこちらを購入しました。
すごく丁寧に描き込まれた画に感動しました。
お話も、たまらない再会もの。
美大時代の同級生が、アート雑誌の編集とロンドン在住新進気鋭の画家として7年ぶりに日本で再会って…もう個人的な萌えとご褒美が詰まった作品じゃないですか❗️

学生の時は、互いに恋をしていたのに友人関係の枠を外してしまうこと、相手に抱く性的な衝動に畏れを抱い…

2

ACID TOWN 6 コミック

九號 

心休まるのはまだ先か

6巻ー。ようやく兵藤が主役の一冊となりましたね。彼の想いも、なかなか全部は見せてもらえないんですが、この焦らされ感もまた好きなんだなと考えてしまう読後です。美しい零児の登場は少なめでしたが、相変わらずなんとも惹かれるキャラクター。

ずっと曇り空の下みたいなお話なのに、そんな中だれもが誰かに憧れたり想ったり、誰もがだれかに大切にされているんだな…と。そんな作品はいくつもあるかもしれないけれど、…

1

ACID TOWN 6 コミック

九號 

想いは強く。

5巻発売からはや幾年月。
待望の6巻発売!
5巻の最後がユキオのシーンだったので次はユキオがメインの話になるかな、と思っていましたがそうではなく、兵藤目線の物語が紡がれていました。

6巻はおそらく物語が大きく動く前の溜めの巻であり、そのため組や登場人物の状況や思惑は丁寧に説明されていると感じました。
伏線や絡まりあった秘密(謎)が各々の立場で知りゆく過程は無理のないストーリー展開で引っ…

3

ACID TOWN 6 コミック

九號 

いよいよ佳境か

巻を追うごとに意表を突かれる展開に目が離せない『ACID TOWN』。1巻から神テンションをキープし続け、怒涛の勢いが止まりません。

6巻目は兵藤の巻。彼が極道に入ったルーツが仄めかされます。また、しばらくご無沙汰で出番がなかったテツにも動きが。というわけで、ここにきてストーリーの始まりであるユキと兵藤の関係性に再びスポットが当てられます。

読んでいるうちに、やっぱり龍児が近親者や関わ…

7

幸村殿、艶にて候 2 小説

秋月こお  九號 

これぞ戦国時代の遠距離恋愛もの



今巻では上杉景勝が真田幸村一行に同行した事をきっかけに、幸村の抱いていたいた景勝像も大きく変わり、ようやく心を通わせ合い、今生の契りを・・と至った所で別れがきます。

戦国時代の遠距離恋愛ものとは・・。なかなかユニークな展開だと思いました。 景勝は越後の領主で郷を治める義務があり、幸村は関白(秀吉)の命を受けて九州攻めの下準備に向かう身。
たとえ一緒にいたくても、お…

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「放浪犬と迷い猫 」電子限定番外編 グッズ

当て馬の南室中心ネタです。

電子書籍には電子限定番外編として6Pもの後日譚が収録されています。

番外編、冒頭では南室と吉見がコーヒーブレイクをしているシーンから始まります。
加瀬の花火の絵について 初チューの思い出だろと鋭く見抜く南室と、動揺する吉見。
続いて、ついに加瀬と吉見が結ばれたということも見抜きます。
(というか、それは編集長もピーンときてたらしい)

そして、加瀬がイギリスに帰っちゃったけどいいの…

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放浪犬と迷い猫 コミック

九號 

受けがイマイチ…それより当て馬がいい。

あらすじに「俺を置いて勝手に留学したおまえ。」とあるので、てっきり恋人同士だった二人かと思いきや、付き合ってはないんです。
両片思いではあるものの、攻めが無自覚&天然&鈍感&ヘタレゆえすれ違ってしまった挙句、7年越しの再会ものです。

大学時代に仲良しだった二人。
「ずっと一緒にいたい」と言う攻めの言葉に乗っかるようにして受けは恋心を打ち明けるも、攻めが戸惑う様子を見て失恋を悟り「今まで通…

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