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3/4(合計:40件)
金丸マキ 椎名咲月
M
恋人に振られたばかりの流星が、バーで飲んでいると背の高い、かっこいい男に声をかけられる。そんなつもりはなかったけれど、したたかに酔っていた流星はその男と一夜を共にしてしまう。 名前も教えず、逃げるようにその男の元を去った流星だったが、翌日、その一晩限りのつもりだった情事の相手が、人気ブティックの販売員・流星の前に客として現れる。鮎川と名乗ったその男は、紳士だけれど時折食えない顔が覗く魅力的な…
むつこ
面白かったです。 攻めと受けの性格のバランスがよくて、お互いに一生懸命なのにすれ違ってしまうのにキュンキュンして、最後まで楽しく読めました。 主人公は服を愛するブティックの販売員(受け)。 失恋してバーでヤケ酒を飲んでるときに知り合った男、鮎川を誘い、憂さ晴らしのために一夜限りの関係を結ぶ。でも主人公はそれを後悔する。本当は一夜恋ができるタイプじゃないのだ。 その鮎川が翌日から、ブティックに顔を…
金丸マキ 明森びびか
嫌いなはずのマイナス思考な主役の受け、なぜか好きでした。 ずっと流され続けるような生き方しかできなかった受けが、失う怖さに脅えるあまり好きな人からのアプローチを許諾できなかったこと。でも、最後の最後に勇気を出して、攻めの腕のなかに自分から飛び込んでいったこと。 ちょっとジーンとしました。 主人公はゲイの官能漫画家(受け)です。彼氏にフラれたばかり。 そんな彼に執筆依頼してきたのが、大手出版社の担…
金丸マキ ほり恵利織
遅筆だと分かってる作家さんの数年前に出された本を読み、「続きが読みたい…」と思わされるのは、ある意味拷問ですねー。 この本もそんな感じでした。 短編三つで一応完結はしてるんですが、いろんなことを匂わせる伏線があっちこっちに引かれてて、ページを閉じたあとに「ちょ…続き読みたいよ…」と呟いてしまいました。 つまり、そう思わされるだけ面白く、キャラに感情移入してしまったということなんですが。 主人公は…
金丸マキ 山田ユギ
神にしようかと迷ったんですが、一応萌えで。 超面白かったです。 息苦しくなるような、閉塞した空気感がたまらんかった。 再会モノの名作だと思いました。 かつて11歳と15歳の少年だった二人が、六年後に再会します。物語は過去に遡り、そしてまた現在へと戻ってきます。こういう構成、大好き。 二人のあいだに起きた様々な事件や、主人公が抱えてる秘密は、後半まで明かされない。じわりじわりと明らかになるにつれて…
金丸マキ 緒田涼歌
金丸マキさんの痛い系の作品です。 受けは年上の絵画の先生なんですが、攻めの生徒に、ビシバシ暴力を振るわれてました。 「ひー、コバルトなのにいいんかいな…」と思ってしまったw私、BL小説が主流になる前のコバルトにハマってたもんで。氷室冴子とか新井素子とか藤本ひとみの時代の話です。 過去の手痛い失恋のために、無気力な生活をしていた受け。 で、男を誘ってる場面を、攻めに見られてしまう。 攻めは受けを脅…
金丸マキ ホームラン・拳
コバルトだから仕方ないのかなァ。 めっちゃ面白かったんですが、寸止めされてモヤモヤしましたorz エッチするところまで読みたかったよぅ! 再会モノです。 主人公はアキバ系のオタク(受け)。友人も恋人もおらず、孤独を愛し、趣味世界のなかで生きている。 で、アホアホワンコでホストをしている幼馴染み(攻め)と再会し、いろいろあって同居することになる。 同居初日、主人公は、「俺を誘ってる」と勘違いした攻…
コミカルタッチな王道BLです。 金丸マキさんのコミカルタッチな話は基本的にはあまり好きじゃないんですが、この小説はユーモアのバランスがよくて、楽しんで読むことができました。 主人公(受け)は、バーで働くフリーター。運命の相手に出会いたいと思ってるんだけど、男運が悪く、まったく長続きしない。美形でモテモテなので、男をとっかえひっかえしてます。 そんなある日、あるきっかけから、主人公は隣人と知り合う…
両親の結婚によって義理の兄弟になった、正反対の性格の二人の話。 真面目で堅物の攻めと。 チャラチャラ遊びまくってる受け(主人公)。 どちらにもそれぞれに欠点がある。自分の欠点を相手に気づかされ、反省したり素直になれなかったり。どちらもそれなりに懸命なのにすれ違ってしまうという切なさを堪能しました。 チャラチャラ遊びまくってる受けの、底深い場所にある孤独や寂しさに、頭のいい攻めが『気づくけど、気づ…
金丸マキ たおやめ
面白かったです。 幼馴染みモノです。 主人公は遊び人の高校生(受け)。別れさせ屋のバイトをしつつ、享楽的に生きている。 隣家には真面目な幼馴染み(攻め)が住んでいて、昔から大の仲良し。 この幼馴染みが、はじめて彼女を作ったことから、二人の関係に変化が起きます。 主人公は嫉妬してる自分に気づき、はじめて、自分がずっと幼馴染みのことが好きだったことに気づくのだ。 どす黒い感情に突き動かされ、主人公は…