金ひかるさんのレビュー一覧

臆病なサボテン 小説

安曇ひかる  金ひかる 

タイトルがマッチしてる!

タイトルがうまいな~としみじみ感心しました。

銀行のお話で、
貴逵は、ある日プライベートで、
仕事ができるがキツク、無愛想な上司、柏邑意外な一面を見てしまう。
それがきっかけとなり、柏邑の過去や
銀行ならではの事件が起き・・・

というものです。
柏邑のことを「ハリネズミ」→「サボテン」と表現しているのですが、
自分で相手との距離を考えたりするのではなく、
トゲを持ち、近づ…

1

犬とペントハウス 小説

たけうちりうと  金ひかる 

犬の飼育本

犬と言っても、BL業界の犬やワンコではありません。
モノホン犬Dogの躾け方や犬の気持ち的なページが多いです。

フリスビードッグ大会でちょっと言葉を交わしてお互いが気になっていたという。
それが、お互いのセレブ家族を巻き込んで・・・まぁ、ここんとこ良いでしょう。
でも、典成(受け)の許嫁との関係やらの達観っぷりとか、和泉(攻め)のやたらな大人とガキっぷりには、自分とのソグナワナさが気に…

1

スリーピング・クール・ビューティ 小説

鳥谷しず  金ひかる 

赤毛へのこだわり!

赤毛へのこだわりが前面に出ている作品でした。もちろん上の毛も下の毛も(笑)
攻めの灰音は特に下の方の赤毛をお気に召しているようで、初エッチの時にやたら弄りまくっております。掻き回したり引っ張ったり(痛そう)
痛いと涙目になる悠莉ですがSな灰音さんがやめてくれるはずもなく。
しかも今晩は挿れないでやるとか言いながら、不意に挿入しちゃったりします。
でも悠莉もあんなに拒んでたのに始まっちゃえば…

3

スイート×リスイート 小説

栗城偲  金ひかる 

甘く、甘い。

なんだか評価が二分されているようですが、
スイマセン、私には物足りなかった。。というか・・・・
あんまり面白くなかった(*_ _)人ゴメンナサイ

kiraraさんが書かれてますが「栗城さんてこんな作風だっけ?」
私もそう思いました。評価は対なので、私とは違う意味で~なのだと思うのですが。

初恋の相手との再会もの。
初恋といっても、それはまだ幼い時分であり、物心もしっかりしない…

3

あんたの愛を、俺にちょうだい 小説

神奈木智  金ひかる 

受け様はタスマニアデビル!

親に捨てられ幼い時から養護施設で育った受け様は、ほんの少し前までかなりの
やんちゃをしていたのですが、ヤクザに勧誘されそうになったことから心機一転
やり直す為に地元ではないところにやって来て、そこでヤクザに絡まれている
攻め様を助ける為に4人を相手に大立ち回りをしてしまう。
そしてその攻め様を一目見た時から恋に落ちてしまうのです。

性格もやんちゃなのに素直で、気持ちがダダ漏れになる受…

2

スイート×リスイート 小説

栗城偲  金ひかる 

この話、表題作より、その後の「スイート×スイート」が、
さらにその後の「フレール」がよかった。

表題作だけだと、「瑞希がをトラウマを克服して初恋を成就した」って結末は、いくらなんでも、ちょっと軽すぎないか?って
まあ、雑誌に掲載される話としては、フィギュアスケートのショとプログラムみたいな物で、分量的にも、要素的にも不過足はないんだけど、でもそれだけって感じで、
それは作者さんも、思う…

2

彼の孤独を、飼い慣らせ。 小説

神奈木智  金ひかる 

シリーズ4作目・完結編。

1作目と同じ、室生(攻)と菜央(受)のCPですね。私は、やっぱりシリーズ中この2人が一番好きです。

今回、室生の元妻・夏美とその息子が出てきます。室生は、わけあってこの2人を菜央と暮らしているマンションに同居させるんですが、細かいことを気にしてないにしても(それ自体問題だと思いますけどね)、あまりにも無神経でハラ立ちました。まして、元妻に対して菜央を紹介するのに、言うに事欠いて『愛人』って…

1

君が、ひとりで泣く夜に。 小説

神奈木智  金ひかる 

シリーズ3作目。

私は1作目のメインCP(室生×菜央)がいちばん好きなんですが、こちらの2人もわりと好きです。なんというかピュア~な感じですね。

一ノ瀬組長男で、前巻の攻・響の双子の兄・彗(受)と、かつて菜央を何度も補導したこともある、少年課の熱血刑事の橘(攻)のCPです。彗が非常に病弱なんですが、心は強いんです。でも素直なんですよ。

今回は、シリーズで唯一直接『組』とは関係ない(彗は組長の息子です…

1

おまえは、愛を食う獣。 小説

神奈木智  金ひかる 

前巻CPの後日談として読みました(この巻のCPは好みじゃないので)。

私は、確かにこのシリーズが神奈木さんでは唯一好きなんですが、あくまでもメインCPの室生×菜央が好きなんですよ。これは、前巻(室生×菜央)とは別CP・室生が仕える次期組長・響(攻)と、室生の友人でもあるモグリの医者・優哉(受)がメインになります。

私は優哉(受)も別に好きではないんですが、とにかく響(攻)がダメでした。まったく受け付けません。
まあ、もともとヤクザものは好みではない上、年下…

0

やさしく殺して、僕の心を。 小説

神奈木智  金ひかる 

『ジゴロ』に違和感あって困った。

これは、私が神奈木さんで唯一好きな作品、というかシリーズです。

私は、とにかく菜央(受)のキャラクターが好きなんです。言ってしまえばそれだけなんですよね。もともとヤクザものはあまり好みではないですし。
だから、シリーズはCPを変えながら続きますが(最後・4作目でこちらのCPに戻ります)、私はこの室生(攻)×菜央がいちばん好きです。

作中、室生が菜央を指して『三流ジゴロ』を連発するん…

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